四柱推命だけでなく９星占いなども使い鑑定せよ。

　よく占いの館などに行くと、様々な占い師さんがいて、
だいたいは三つから五つぐらいの占い法式をそれぞれのブースの表に掲げています。
　何故、いくつもの占い法式を使うようになるかと言うと、
aと言う占い法式では良く出ていても、bと言う占い法式で悪いことがあり、
そのbの法式の悪い時期に悪い出来事が表面かすることも在るからなのです。
　一つの占い法式が絶対と言う占いしさんも、非常にまれにおられますが、
やはり、長年占い鑑定をしていると、複数使う様になってきます。
　で、今日の本題は、四柱推命だけで判断すると言うことについてです。
　大きな運命の周期大運と、年運との組み合わせ、
それに命式全体の星との関係、生まれ月の地星との関係、
それらだけでは、性格に運命を推し量れないと想います。
　勿論、１２運星と五行などで在る程度は解りますが、
やはり、９星占いで大きなバイオリズムの浮き沈みと言いますか、
今９星占いでは、運勢の良いとされているそん宮なのか、
また、仕事組織や家庭のことなどで影響が出やすい６白金星の
ごん宮どうかいの年破の時期なのか、
あるいは、一般的には運勢の一休みとされている８白土星のかん宮どうかいなのか、
それらの運勢の波といいますか、サイクルと言いますか、
それらも考慮した上で、四柱推命の結果を考慮して占うのが、
ベストの占い方の様に想います。
　そして、勿論、それだけで無くて、鑑定で数をこなしていけば、
それらに加え、西洋占星術とか、数理学とか、宿曜とか、
それらもポイント的に加えて行くなど、変化して行く物と想います。
　少し前、四柱推命だけで判断して動こうとされていた方がいて、
９星占いで年盤で８白土星のかん宮どうかいで、
さらに月盤でも４月かん宮８白土星のかん宮どうかいの時に、
四柱推命でも、年では一応運勢はマルだがパワーは弱く、
月運でもまだ良い時期が来る前に動こうとしている方がおられたのですが、
やはり、計算したとおりに行かず、転職は水に消えて、
私がブレーキをかけて、ギリギリのところで止めるのを中止、
危ないところを何とか助かったと言う方がおられました。
　四柱推命は詳しい方なのですが、他の占いが弱いんですよね。
　ですので、一つの占い法式に頼るので無くて、
いくつかの占い法式を組み合わせて、総合的に判断すべきだと想います。
　私が昔いた道頓堀占い横町でも、
新人さんがデビューする時は、やはり最低でも二つか三つは、
専門の占い法式を持たせてからデビューさせていました。
　私も、最初は、四柱推命と数理学、９星気学の三つでスタートしました。
　ですので、それらも考慮して準備されたらと想います。
　ps=但し、多ければ良い訳ではありません。
占いに詳しいお客様などは、余り使用する占いの法式が多すぎると、
その占い師を避けて行かれます。
　と言うのは、一つの占い法式を極めようと想うと、莫大な授業料と、
莫大な研究費がかかることを知っておられるからです。
　ですので、占い法式を増やすのもほどほどにされたらと想います。

小さなことは占いを気にせず進め。日頃から日を気にしてばかりはだめ。

　２００３年６月初め、私はアメリカ村近くにある占いのラピスに行きました。
それで、神戸時代からお世話になっているアイ先生に占ってもらいました。
　私、（占いを本格的に勉強しようと想うのですが）
すると、やはりと言う感じで、
（それなら金澤葉香織先生のところで勉強したらいいよ）
と言って、アイ先生が連絡してくださり、私は、
占いの城コスミック江坂教室で、学ぶこととなりました。
　それで、いつから勉強を始めるかで、
（今月のｘ日から始めたら）とアイ先生。
　私、（でもその日は天中殺の日だから？）
　アイ先生、（そこまで考えんでもええよ）
　私、（そんなもんですか。まあ、独学では何年かやってはいますが。）
　と言う会話から、私の占い師人生が本格的にスタートしたのでした。
　この様に、日々の小さなことをするのに、余りにも細かく占い過ぎると、
人生がものすごく息苦しくなって来ると想います。
　私の元に時々顔を見せる女の弟子もどきも、
（今日は、ｘのｙの日やから、こうこうで）
（明日は、ｙのｚの日やから、こうこうで）と、人と会うのも、頼み事をするのも、
いちいち小さい事柄まで占いに依存しています。
　そりゃ、結婚式とか、就職とか、引っ越しとか、
大きな出来事は占いで調べた方が良いですが、
何もかもと言うと、やりすぎの様に想われます。
　昔、中国の漫画で、向こうからおばさんが手鏡を持ちながらバックで歩いて来て、
訳を聞いたら、（今日はそっちの方角が悪いから、
反対を向いて鏡で見ながらバックして進んでるのよ）と言うのがありましたが、
余りにも拘りすぎるのは、滑稽だと想います。
　実は、私自身も、一度苦労して集めた占いの資料を、
全部棄てて、占いに捕らわれない生き方を１年半ぐらいしたことがあります。
　その結果、占いを突き放して見ることができるようになりました。
　例えば、タロットで、恋愛を占ったとして、未来に死に神が出たとします。
まあ、統計学上比肩が強くて、９紫火星などが強く出ていて、
土星のオポジションなど悪い材料が重なっている場合などは別ですが、
普通は、別れる可能性も在るが、ただ単に合えないだけとか、
何も変化のない状態だとか、それほど強くは捕らえたりはしません。
　また、入籍や結婚の日取りにしても、四柱推命で見て、９星占いで見て、
西洋占星術で見て、大安などで見て、宿曜で見て、
数理で見て、タロットで見て、易占いで見てと、
沢山の占いで見れば、そりゃあ、中には悪いと出るでしょう。
　余りにも占いに捕らわれすぎていては、
それこそ結婚何て一生できないと想います。
　ですので、在る程度信憑性の在る占いをベースにして、ベストの日を割り出し、
それで良しとするべきだと想います。
　それに、占いでいくら良いタイミングを出して、行動したとしても、
何の努力もしなければ成功はしないと想います。
　占いだけで全てが決まる訳でなく、占いは物事を判断するための、
いくつか在るツールの一つに過ぎないと想うのです。
　ですので、占って、（占いの結果はこう出ているけど、でも、
自分の感じゃ、やめといた方が無難だと想いますよ）と言ったり、
（この株は良いと出てるけど、損する可能性が在るから、買うとしても、
ねんのため、買う場合でも、ちょっとにした方が良いと想いますよ）と言う風に、
個人的主観を入れて、私は鑑定する様にしています。
　また、生まれた日が間反対で、干も７殺であっても、
本人通しがどうしても結婚を望んでいて、生まれた日の倉官の相性が良ければ、
（はっきり言って、将来離婚する可能性はありますよ、
でも、一番重要な星の相性は良いので、
何とか乗り切れる可能性も在るにはあります）と、宣言して、
後は、できるだけお二人がうまく行きそうなタイミングを選択して、
提示する様にしています。
　要するに、占いの通りに生きるのでは、
この世に生まれた意味が無いと想うからです。
　但し、数理で破壊の相性で、他のデーターでも
徹底的に悪く出ている場合は、ものすごくまれではありますが、
１年に１　２例ぐらいは、私も反対することもあります。
　ですが、日頃から小さなことまで余りに細かく占いで見るのは、
はっきり言ってやめた方が良いでしょう。

占い師への道は長く細い道。時間をかけてゆっくり咲く方が良い。

　本日は、神戸祭りだったためか、何かいつもと違う一日でした。
　来るかも知れないと言っておられたお客様も、余りの人の多さに、
本日は来るのを止めたのかも知れません。
　そんな中、今日は宮城県の弟子を鑑定。
　また、大阪から男の弟子もどきもやってきました。
　宮城県の弟子も本格的に占い鑑定したそうな感じなのですが、
まだ、運勢的に熟していない。
　憶えなければならないことも、まだまだありますし、研究するテーマも。
　また、男の弟子もどきも、四柱推命などは、それなりに解ってきているのですが、
こちらも、まだ時が熟していない。
　ですが、物事は早ければ良い訳ではありません。
　在る程度深い知識と、広い経験、タイミングが必要です。
　少し占いを学んで、たまたまテレビや雑誌で取り上げられて、
２年間ぐらいものすごいお客様が来られて、それを自分の実力と勘違いして、
気づいた時には、ほとんどお客様が来ないと言う占いしも結構在るのです。
　ですので、地道に少しずつ知識と経験を増やしていく、
ただ数では無く、リピーターの数、紹介のお客様の数、
それらを確実に延ばしていく、その方が息の長い占い師となれる様です。
　場数を踏み、いろんな所でやってみる、
そして天の時を待つ心も必要だと想うのです。
　焦らずに。

占い師の職業病。その解消法も様々。

　どんな仕事をされている方にも、その仕事特有の症状、
なりやすい病気や痛めやすい場所などが在ると想います。
　最近ですと、ダルビッシュ投手が腕の腱を痛めて、
もう直ぐ手術すると言うニュースが有名ですが、
実は占い師にも職業病が在るのです。
　
　軽い物で言いますと、話の端々で（去年はこうこうで）とか、
（３年前はこうこう）など、話題が出てしまうと、直ぐに去年は甲午年で、
エリアがこうこうで、９星はどうでと、
ほとんど無意識的に計算してしまう方も多くいます。
　また、タロットカードの占い師さんで、自分のことを占うのが
嫌な占い師さんもいて、お客様が来ず暇な時などは、
まるでアル中患者さんの禁断症状の様に、（カードを触りたい）と呻きながら、
腕を振るわす占い師さんも、たまにいます。
　後、椅子に座りっぱなしのことが多いので、年が言った方などは、
ぎっくり腰や座骨神経痛など、腰を悪くされる方も大変多くおられます。
　また、申告でひどい占い師さんの職業病としては、
お客様から霊気をもらってしまうと言うのが有名です。
　例えば、占っている時に、そのお客様の先祖の関係などが統計学上出てきて、
おそらく、そのお客様に付いて来られたと想われる守護霊や関係のある霊、
あるいは恨みの念などを占い師側が感じて、
それで急に占い師の体調が悪くなることもよくあります。
　テレビによく出ている有名な占い師さんで、鑑定中にものすごい因縁が出てきて、
（ごめんなさい、急に頭が割れそうになって今日はもう鑑定ができません。）
と言って、何名も待っておられたお客様を帰したと言う話も、
時に聞いたりもします。
　私自身も、かつて自殺未遂をされたお客様で、その後、いじめた相手に向かって
わら人形で夜中に呪いをかけていたお客様を鑑定した際には、
頭に何かがかぶさった感じになり、急に肩が重くなったことなどもありました。
　また、有名な地下鉄関係の事件絡みの団体に、
３ヶ月入信していたお客様が来られた際にも、ズウンと、へんな気を受けて、
鑑定後あわててお香をたいて処理したこともありました。
　この様に、一般の方には解らないと想いますが、
占い師の仕事も、結構ハードな面も在るのです。
　で、それに対して、占い師側も、様々な対策を取っています。
　毎月地元の氏神様に月参りするとか、もらったなと想った日は、
お風呂に塩をたっぷり入れて入浴するとか、
緊急でお払いをするとか、お香をたくとかなどなど。
　推奨クラスターや、デザートローズ、スモーキークオーツ、
ターコイズなどのパワーストーンで防御されている占い師さんも多いですし、
紫色、シルバーなどの色で防御されておられたりもします。
　ですので、将来占い師さんを目指されている方などは、そちらの方面に対しても、
在る程度の防御知識を同時に学ばれることをお勧めします。
　後、非常に感度が高い方などは、占い師さんには向かないかも知れませんね。
　
　今日は、占い資産の職業病について、ちょっと書いて見ました。

占い師さんはどれくらい儲かるの？＝テレビに出ていても月３０万円程度。

　最近、占い師さんを目指されている法が時々おられるので、
いったい占い師はどれくらい儲かるのかについて、お話ししようと思います。
　
　１　横砂ランク　テレビに出ている有名な大先生の占い師。
占いの世界で有名な占い師で経費などを引いて月３０万円程度だそうです。
実際本人に直接聞いたので間違いないと思われます。
　２　大関ランク　時々テレビに出る程度の有名占い師。
やはり、経費を引いて２０万円程度だそうです。
こちらも本人が好評されてました。
　３　関脇ランク　ほとんどテレビに出ない名前の通った占い師。
やはり、経費を引いて月１０万程度。
家賃や、移動の交通費、宣伝広告の費用、
通信費、イベントなど出店費用で、かなり引かれます。
　４　小結ランク　名前がまだ売れてない占い師。
経費を引いて月数万円から、逆にマイナス数万円程度。
師匠のところでまだ学んでいたり、本の購入など、研究費が重荷。
　５　平幕前頭Ｘ枚目　かけだしの占い師。
マイナス数万円から、マイナス数十万円。
占いスクールに、まだ通っていたり、初期投資でものすごい金額が出るため。
　
　この様に、占い師は儲かる仕事ではありません。
絶対と言ってよいほど、普通の仕事の法が儲かります。
　時々大手の占いの館などで、月７０万円ぐらい稼いでる、
その様な占い師さんがいると聞いたりもしますが、それは売上の話で、
半分程度は占いのお店に手数料で持って行かれます。
　ですので、安易に今の仕事を止めて、占い師で行こうとしない法が良いでしょう。
　この様な理由から、占い師には女性が多いのです。
　女性なら、借りに赤字が出ても、家計でやり繰りしたりして、
うまく穴埋めできたりしますし、生活費は旦那さんから入ってきますしね。
　時々、男性で占い師になろうとしてる法が来られますので、
ならない法が良いと言う意味で書かせていただきました。
　えっ、それなら何でおまえは男なのに占い師になったのかって、
私の場ワイは、目が全く見えないので、鍼灸マッサージ以外の
仕事として、占い師が良いと思ったからです。
　まあでも、占いがものすごく好きな、占い馬鹿だからかも知れませんね。

男性は占い師をシナイ方が良い。どうしてもしたいならサブで。

　このうらうラコウベには、占い師さん、占いを勉強した、勉強していると言う方、
また、個人的にかなり勉強されている方なども、よく来られるのですが、
その中で、男性で占いを数年学んでいると言う方もたまにおられます。
　つい先日も、数年前から来られている男性のお客様から、
（実は、私は数年間これこれの先生とこれこれの先生の所で占いを学んでいたんです。
で、今の仕事を止めて占いの仕事をしようと思うのですが。）とのご相談を受けました。
　で、私は、（男性の場合は他にお金を稼ぐ仕事が結構あるので、
普通の仕事をした方が良いですよ。でも、どうしても占い師をやりたいなら
何か普通の仕事をして、土日とか、夜とかにサブでするのが良いですよ。）
と言う様に答えました。
　占い業界を見ていただいたら解ると思うのですが、ほとんどが女性です。
　また、女性占い師で占い店をやっておられる方もありますが、主婦であることも多く、
また、女性の占い師の知り合いに聞いたのですが、独身の女性占い師の仲には、
男性のお客様にみついでもらっている占い師さんも時々あるそうです。
　一家の主婦なら、少しぐらい赤字が出ても補填はできますし、魅力的な女性占い師なら、
やはり助けてもらう可能性もあるのではと推測できます。
　では、私はどうかと言うと、鍼灸マッサージしとしては、もともと数ができない方でしたし、
占いが好きですし、後、最近は接骨院やリラクゼーションの簡単なマッサージ、
タイ式マッサージ、韓国式マッサージ、せいたいたいなどもかなりの数ができて、
目の見えない鍼灸マッサージの治療院の数が激減している仲で、将来全盲の女性のパート的仕事として、
何とかなり立って行けるか、その先駆けとなればと思いこの占いの仕事を始めた訳です。
　元々力仕事のマッサージなどの仕事は、苦手だと言う全盲女性も多く、
他に仕事が無いに等しい仲において、これが少しでも選択肢を広げる役に立てばとの思いもあって、
今の占いの仕事を続けているのです。
　ちょっと、話はそれましたが、男性の場合は特に占いの仕事は、
収入の面でお勧めできません。後、勉強にもかなりのコストがかかります。
　男性の場合は、どうしても家庭を養って行けるだけの収益が必要ですが、
占いの場合は、まず無理です。
　まあ、キムタクか、アラシみたいな美男子ならみついでくれる女性のお客様もあるかも知れませんが、
今の仕事を止めて、占い師になるのは絶対に止めておいた方が良いでしょう。

占い師を目指している方へ。占い店はいつが忙しいのか。

　テーマパークとか、ショッピングモールなどの一部の繁華街は例外ですが、
一般的占い店の場合は、次の時期が忙しい傾向にあります。
　１月－普通は忙しい。ものすごく寒い冬でもまずまずのお客様が来られる。
この時期暇ならその占い店は、かなり苦しい。
　２月－　だいたい１年で一番暇なことが多い。
たまに暖冬の時は、まずまずだったりすることもある。
　３月－　だいたい忙しい。進学や就職のご相談が多い。
　４月－　ほとんど暇。２月の次ぐらいのことも多い。
皆様忙しくて悩んでいる暇も無いし、お祝いや会費など、出費もかさむし、
花見や歓迎会、総会など、行事も多いからか。
　５月－　まあ忙しい傾向。たまに今市のことも。
連休休みで恋愛に進展があったりするからか。
　６月－　まあまあか暇。
仕事に関するご相談がやや多いか。
　７月－　暇かまあまあ。
やはり、仕事に関するご相談が多いか。
　８月－　終わってみればまあまあの傾向。
たまに猛暑の時は暇なこともある。
　９月－　まあまあか、やや忙しい。
　１０月－　だいたい忙しいことが多い。
この時期は通りがかりのお客様も結構ある。
　１１月－　普通は暇。２月より少しましか。
ただ暖かい年は、まずまずの時もある。
　１２月－　忙しい様でそうでも無い。
師走だけに皆様も忙しく、占いに来る暇が無いからか。

１年を通すとだいたいこんな感じになります。
普通の商売に比べて占い家業の場合は、お客様の波がものすごく大きい傾向にあります。
例えば、去年を例に取ると、一番忙しかった５月は、一番暇だった２月の２，５倍のお客様が来られました。
　また、今日がお客様０でも、明日になれば６名で、占うことができず断るお客様が出たりもします。
１週間を例に取ると、３日ぐらいお一人のお客様の時もあれば、３日ぐらい５，６名のお客様が来られる週もあります。
　ですので、お客様が多いからと油断をせずにいることが、
占い店をやる上で、とても大事なことだと思います。
　
　私は、鍼灸マッサージ店しか過去には経営したことがありませんが、
この暇な時と、忙しい時の差には今でもビックリさせられます。

占い師を目指している方へ。テレビに出るのも良し悪し。地道が一番。

　私も２回ほどチラッとテレビに出たことがあるのですが、
占い師がテレビに出過ぎるのは、どうやら余り良くない様です。
　私も、嘗て所属していた占いのプロダクションの社長から言われていたのですが、
テレビに出演してお客様がドッと来ても、そのピークは普通２年ぐらいだそうです。
　そして、２年を過ぎて今度はドッとお客様が来なくなるそうです。
　（横山先生見たいなのが一番いいんですよ。）
と言っておられた社長の言葉が、今では本当にそうだなあと感じさせられます。
　知り合いの占い師さんから聞いた話でも、とある方が占いを勉強して、
１，２年ぐらいして偶然テレビ局に勤める方を鑑定したそうです。
　それが縁でテレビ番組に出演、有名な俳優さんが自分の占い店に来られ、そして放映、
それから１，２年ぐらいはものすごいお客様で、一時はお店の外まで行列ができるほどだったそうです。
　ところが、２年を過ぎてばったりとお客様が来なくなり、最後は家賃を払うのも大変になり、
今は、とある場所を間借りして鑑定されているそうなのですが、ほとんどお客様が無いとのことでした。
　テレビに出ると言うのは大変な魅力ではありますが、どうやら１時のブーム的要素がある様です。
　それと、せっかく付いているなじみのお客様も忙しくなると断らざるえなくなったりもしますし、
ブームが過ぎたら何も残らないと言いますか、後がものすごく怖い様です。
　それと、テレビでも、一種のお笑い番組的な物も多くあります。
格闘して占うとか、色気、変なことをして注目を集めテレビに写る、
そのようなことをしてテレビに出るのはむしろ逆効果だと思われます。
　やはり、地道にコツコツと良い占い鑑定をして、お客様の紹介や口コミ、
リピーターを増やす遣り方で、時間をかけて増やしていくのが一番良いように思います。

占い師を目指している方へ。占い店を出店するには、いったいどれくらいの費用が必要か。

　路上に店を出すのは例外として、一般的な占い店を出すためには、
だいたい以下の費用がかかります。
　繁華街から少し離れた所で、中長期狙いなら、
５，６坪ぐらいのお店で、だいたい初期費用としては１００万円ぐらいは必要です。
　礼金と敷金、それに仲介手数料、補償金がいることもあります。
それに必要な備品の費用、オープンして３，４ヶ月先までの宣伝広告費。
その他の費用の総計でだいたいこれぐらいはいります。
　これで、うまくすれば、３，４ヶ月で黒字に転換できれば一応成功です。
ですが、これは、あくまでうまく行った場合のことです。
　後、大手の占い店に勤めていて、ある程度顧客が付いており、そのお店の近くに出展するなら、
初期費用は７０，８０万円ぐらいですむかも知れません。
　ですが、勤めていたお店との関係が悪くなる可能性もありますので、十分慎重に検討するべきでしょう。
　また、１５坪ぐらいの店舗で、人通りの多い通りに店を出店するなら、だいたい５００万円ぐらいはかかるそうです。
私も嘗て１０坪未満ぐらいで共同で元町に店を出したことがありますが、
初期費用で２００万円近くかかりました。
勿論、出店後の宣伝広告費などを除いての金額です。
　その理由は、人通りの多い通りほど補償金、敷金、礼金が高くなるからです。
　出典に際しては、場所の良いこともさることながら、家賃などの固定費をどれだけ少なくするかが成功へのポイントの様に思われます。
　後、通常お店の経営が安定に入るまでは３年はかかると言われます。
ですが、それは何もなかったときのことで、身内に不幸があるとか、
先の東日本大震災の様な災害が起きて、自粛ムードが漂うなど、
予想外のことが起きた場合は５年ぐらいかかるかも知れません。
　ですので、先に述べた費用はあくまでお店を立ち上げるまでの費用で、
何かあった時の予備資金も別途用意しておくべきでしょう。
　後、最近は百貨店やスーパー、ショッピングモールなどに出展することも可能になっています。
　この場合百貨店を例に取ると、だいたい総売上から数十パーセント引かれると言う形で徴収される様です。
但し、言いにくいことなのですが、場合によっては表にできないマージンを要求されることも、
所によりたまに有るようです。
　それと、百貨店の場合、あまりにも利益が上がらないお店の場合は、
直ぐに退場させられるそうです。
　ですので、２号店以降なら良いかも知れませんが、初めてのお店としてはどうかと思います。
　それに、研修会などもあって、それらにも出なければならない様です。
　
　以上が私の知る限りの情報なのですが、いずれにせよ１，２年は持ちこたえれる様に準備をしておくことだと思います。
　以前私が聞いた話なのですが、お金持ちの奥様で５千万円ぐらい出資して、
繁華街に大規模な占い店を出した方がおられたのですが、ワンマン経営で、
経験のある部下の言うことを無視してドンドン出資した方がおられたのですが、
結局１年持たずに閉店されたそうです。
　それだけ資本があれば、十分に軌道に乗せて数年間やれる金額なのでありますが、
出店時にのみ資金を集中投資しすぎて、その後の維持費、
ランニングコストを計算に入れていなかった結果と言えるでしょう。
　株式投資でもそうですが、集中投資はやはり失敗の元と言えるでしょう。

占い師を目指している方へ。信用できる師匠、占い店をまず探すこと。

　占い師になろう、占い師を目指して勉強しようと言う方へのアドバイスです。
　まず最初にもっとも大切なことは、信用できる占い師、占い店を探すことです。
　占い師の世界は一種の化かし合い的ところがあります。
　例えば、占い師を目指して勉強しに来られたとして、ある占い店では、
たった１０時間ぐらいの講習で人を集め、そして直ぐに鑑定に出すところなどもあります。
そして、卒業。後は自分でやりなさいと言う訳です。
　どこかで占い師としてやってるとか、かなり自分で勉強されてる方ならそれでもある程度行けるかも知れませんが、
普通は直ぐにうまく行かなくなり、止めていく。
そして、また資金集めに生徒を募集すると言うことを繰り返す占い店もあるのです。
　あるいは、バックに怖いおにいさんがいる占い店とか、オーナーが習いに来た女性や
女性のお客様にドンドン手を出していくと言う占い店もあります。
　だいたい占い師としてやって行くには、最低でも５０時間は勉強するべきです。
それと、占いの実力を付けるだけで無くて、経営や集客も同時に習う必要があります。
　占いの場合、良い鑑定ができても、そのお客様が他の方に宣伝してくれたとしても、
それを聞いた人がそのとき必ずしも運勢が悪いとは限りません。
知り合いから聞いて数年たって、何か悪い現象が出て、
やっとそのとき、思い出してお客様として来られると言うことも多いのです。
　また、来られたお客様が危機を脱出して、それから悩みもなく数年間来られないこともよくあります。
　つまり、普通の商売より多くの集客を必要とすると共に、
それだけ多くの顧客を抱えてないと商売がなりたたない訳です。
　話がちょっと先に行き過ぎましたが、兎に角最初は信頼できる師匠、占い店を見つけることです。
　そして、技術と集客能力と、ノウハウを会得することです。
　　また、スピリチュアル系統のお店、前世りーりんぐのお店の一部には、
生徒を集めて授業料を取ってから、その後修行と称して、
２，３年間ただ同然に働かせるお店などもあります。
　そして、３，４年後ぐらいに要約給料がちゃんと払ってもらえない、
そのことで文句を経営者に言っても、
（あなたたちはちゃんと仕事をしてないじゃない。そんなことは一人前になってから言いなさい。）
と言って門前払いにされる。その時になって先輩たちが次々に止めていった理由が要約解るのです。
　そのようなスピリチュアルのお店もあります。
　ですので、そのようなお店に習いに行く時は、そこに勤めている人が長く勤めているお店、
つまり、弟子になって２，３年ぐらいの物しかいないお店は、先のような事柄に気を付けるべきだと思います。
　後、占い師さんとして活動していても、名前が売れてない方などは、最初占い店に入って、
そこで占いを数十時間ぐらい勉強しないと行けないかも知れません。
　占い店には、それぞれ得意の占い方式などがあります。
　で、入ってきた占い師さんがその占い方式を持っていない場合、そのお店としては困るのです。
　それに、占い店としても、その占い師さんを売り出すに当たり、ある程度の資金も必要になります。
　よって、特に大手の占い店に入ったら、そして占いを勉強したらと進められたら、
迷わずある程度は習った方が得策です。
　その占い店としても、その占い師さんをお勧めしやすくなるからです。
　
　取りあえず、思い当たる事柄について書いて見ました。
　このアドバイスが占い師を目指されている方の少しでも参考になれば幸いです。