IT営業をやっている人が考えてること

●日本の株が中心の投資。ルール決めずにテキトーにやって、テキトーに儲けるスタイル。

投資の思い出

2021-10-17 13:38:17 | その他

自分は40代半ばで、投資歴はもう20年近く。

ちょうどネット証券のサービスが出始めの頃から投資を始めた。その頃は日経平均は8000円台の後半〜9000円台くらいだった。証券会社は最初は松井、カブドットコム、e-trade証券の口座を開いた。e-trade証券は買収?か何かでいつのまにか、sbi証券になってた。松井証券をメインで使っていたが、今はsbiがメインだ。

その頃は何となく投資をしてた。買ったり負けたりだった。

当時、何かの個人ブロガーの方が安定して配当を狙える株として東京電力の株を買っているという人がいた。株価がちょっと下がったら押し目買いする、決算期に配当をがっぽり受け取るというスタイルだ。東電なら公共インフラであり需要がなくなる事はなくかつ市場はほぼ寡占、火力燃料となる原油等の価格が上がっても価格転嫁出来る、配当利回りも良くこれほど安定した株はないという理由だった。老後のためにも自己資産のほとんどを東電に注ぎ込んでいると書いていた。当時は自分も無知だったので、ちょっと乗っかってみて200株ほど買ってみた。だいたい株価2000円ぐらいだったと思う。約40万円である。

私も数年間は東電から喜んで配当を受け取ってた。しかしその数年後の3/11に東日本大震災が起きてしまった。ご存知の通り福島第一原発が制御不能となり、前代未聞の放射能漏洩事故を起こしてしまった。地震があったのは、金曜日の14:45頃だったと思う。週末の市場が閉まるちょっと前だ。翌週のマーケットが開くと東電は全く値が付かなかった、もちろん板はストップ安での売り一辺倒である。たった200株だけど当時は投資にまわしてたお金が少なかったので、ポートフォリオの中での割合が大きい事もあって、かなり焦った。結局二束三文で売る事になった。それ以上ぶっ込んでなかった事が不幸中の幸いである。

東電投資をしていた個人ブロガーさんは今何をされているんだろうか。あの地震の前に投資はやーめた、と東電株を全売却していることを祈るばかりである。


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