以前のCocoさんは、
飼い主が外出しようとしていることに気づくと
急いで膝の上に飛び乗り
阻止しようとしてきたものでした。
しかし、最近のCocoさんは
少し方針を変えた様子。
飼い主の会話から
留守番の予感を察知すると
しっぽを下げて見るからにしょんぼり。
そしてスローモーションのような
奇妙な動きで
のろのろと歩いて見せるのです。
以前のように
体重をかけて
力ずくで抵抗してもうまくいかない、ということを
学習したのでしょうか。
私は寂しい気持ちでいっぱいです、と
心に訴える方針に、変えたようです。
さらに
こうして廊下の隅で
気落ちしていることを
全身でアピール。
強引な振る舞いより、優しい態度を選ぶとは、まるで
イソップ童話「北風と太陽」を
地で行くようなCocoさん。
そんなふうに、のろのろしょんぼり動かれたのでは
どこが具合が悪いのかしら、などと
心配になってしまいます。
しかし、そこで飼い主が外出を取りやめれば
途端に元気を取り戻し
足取りも軽くなります。
なあんだ。別に、具合が悪わったわけではないのですね。
あなたが「北風と太陽」で
私に迫る方針なら
私は、同じイソップ童話の
「オオカミと少年」を
今度から
あてはめさせて
もらいますから。
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