公園のゾウさんの正体は

Cocoさんが時々遊びに行く公園には
大きなゾウさんの像があります。

この写真は去年の６月のもので、
ゾウさんの鼻先のペンキは剥がれ

目ともはにじんで、黒目も消え
ひどい顔になってしまっていました。

それが、今年の2月には
ベージュ色の綺麗なゾウさんに生まれ変わり
つぶらな目も
つけてもらえたのでした。

先週、久しぶりにその公園を訪ねてみたところ

ゾウさんはさらに
白く装いを変え
目も大きくなり

写真ではわかりづらいですが
全身つややかなお肌の
ますます美しいゾウさんへと
成長していたのです。

実はこの公園の正式名称は
「ぞうさん児童遊園」

こんなにしょっちゅう綺麗にしてもらえるのは
この公園の主役が
ゾウさんだからにほかなりません。

 

最初は灰色で
ところどころ汚れていた主人公のゾウさんが

やがて白いドレスに身を包み

美しいお姫さまになる・・・というこの展開。

なんだかどこかで聞いたことがあると思ったら
そうだ！

「シンデレラ」のお話にそっくり!!

するとこのゾウさん、
どこかにガラスの靴を
落としてきてしまったかもしれません。

そう思って探していたら
ネットの中にみつけることができました。

ほら、ゾウさんのガラスのブーツ。

いつか王子様がこれを持って

 公園のゾウさんを迎えに来るかもしれませんよ。

 

 

(ブーツ型ビールジョッキの画像は、ネット上のものをお借りしました)

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ころころころりん

Cocoさんの、おもちゃでの遊び方というと
咥えて噛んで、プープー鳴らしながら走り回るのが常でしたが

近頃のCocoさんは、少し違います。

おもちゃをこのように
ころころ転がして遊ぶのが
お気に入りのよう。

鼻で突いたり

咥えて転がしたりして

転がっていくのを、
１人で追いかけています。

四角いスポンジのおもちゃは
セロハンのようなものが中に入っているようです。

鈴を転がすような声はしませんが
転がすと、ワシャワシャと音がします。

土地を転がすともうかるらしいですが
ボールを転がしても、一向にもうかりませんね。

うまい話は転がっていないものです。

お芋は煮転がすとおいしいですが

ケーキを転がしても、おいしくはなりません。

しかし、一人で機嫌よく遊んでくれるのは

私にとってはおいしいです。

このように、いろいろなおもちゃを
転がしては追いかけて遊ぶことが好きなCocoさんですが

そんなCocoさんが
転がって遊ぶ姿を追いかけることが

飼い主は
好きです。

 

 

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今度こそきっと

プルルルル、とチャイムが鳴ると
Cocoさんはどんなに熟睡していても、飛び起きます。

鳴りましたね。
今、チャイムが鳴りましたよね。

来た来た。来ましたよ～。

と、にわかに張り切ります。

我が家はマンションなので
来訪者はまずオートロックの外から住人を呼びます。

 

私が来訪者と会話をするのを
じっと見守るCocoさん。

その会話が終われば
次は我が家の玄関まで
その人がやってくるということが
頭にちゃんと、インプットされているのです。

さあさあ。はやく玄関に行きましょう。
と先に立っていきますが
今の訪問者は、我が家には必要ないものの販売だったので
お断りしましたよ。

だから、いつまで待っていても
玄関には誰も来ませんよ。

と、いくら説明しても
聞く耳を持ちません。

オートロックがプルルルと鳴った後は
少し待っていれば
玄関の外のチャイムがピンポンとなって
なにかが届くはずです。

と、言い張っています。

さあ。ここでいっしょに待ちましょう！

美味しいものが届くかもしれませんよ。

そりゃ時にはネットで
Cocoさんのフードを買うこともありますが
そんなことは何カ月に一度のこと。

しかしその時の印象がよほど強いのか
我が家に届くものは自分のもの、と

決めてかかっています。

美味しいものが
届きますよ、きっと。

と、早くも舌なめずり。

発想が前向きで、羨ましいくらいです。

来ないねえ・・・。

やがて、今回は外れだったということに気づいたらしく
すごすごとリビングに戻っていきました。

しかし
夢は決してあきらめないCocoさんです。

次にチャイムが鳴った時は
「今度こそ！」と
希望に胸をふくらまし

真っ先に玄関へと

かけつけるので、
ありました。

 

 

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おもちゃたちの誘惑

Cocoさんは毎日、その日に遊ぶおもちゃを
自分で選んできます。

今日はケーキのおもちゃを選んだようですが
どうも、他のおもちゃたちの様子が
気になるようです。

ケーキを口に持ったまま、
四角いスポンジのおもちゃを転がし

巾着袋を

両手でこねまわし

パンダさんにもパンチ。

ケーキを確保しながらも
他のおもちゃにも未練がある模様。

いや、しかし、今日はケーキで遊びます！

・・・と、毅然と宣言したのもつかの間

やはり、他のおもちゃたちの呼び声が気になって
また引き返していってしまったのでした。

いろいろなおもちゃたちがみな
Cocoさんと、遊びたがっているようです。

人気者は辛いですね。

しかし、水色のもこもこしたものと
片手間に遊んでいるうち

心変わりしたCocoさん。
ケーキのおもちゃをついに、手放してしまいました。

水色のもこもこと

パンダと

ケーキ。

順に吟味していきます。

どのおもちゃも声高に、
自分の長所をアピルしているよう。
候補者にこんなに乱立されてしまうと、
選ぶ方は目が回ってしまいますね。。。。

しかし。

結局最初のインスピレーションを
Cocoさんは重視。

頭一つリードしていたケーキのおもちゃを
最終的には、支持したのでありました。

もう他の物たちに誘惑されないように

別の部屋で遊ぶようです。

 

 

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曲がるもの

Cocoさんの顔をよく見ていたら
耳の両脇の飾り毛には
自然の癖があることを発見しました。

向かって右側の耳の、外側の毛は
顎に向かって内側に巻いているのに
左側の毛は、外側に向かってカーブを描いています。

いつも右側からの風に吹かれているような
天然の曲線になっているのです。

少し眠い時のCocoさんの座り方です。

背筋が緩やかなＳ字に曲がっています。
眠くなってくると、体全体がくねくね曲がってきます。

すっかり眠ってしまうと、こんなに曲がります。

まさに、曲芸。

外に出れば

曲がったことの嫌いなCocoさんのリードは
真っ直ぐに張っています。

「見つけた枝は、私のものです」
と、信念は曲げません。

カメラを向けると

へそ曲がりなので顔をそむけてしまいます。

つむじ曲がり、とも言います。

お肌の曲がり角は
ぶるぶるっとふるっても、
元に戻りません。

曲がりなりにも、一家の防犯責任者。

怪しいものの侵入は
身を挺して、阻止します！

・・・なぁんて、

事実を少々曲げて

お伝えしてしまいました。

 

 

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