一日の行動の節目節目に
Cocoさんは水を飲みます。
散歩から帰ってくると
水を飲みます。
一遊びした後も
水を飲みます。
おやつを食べ終わった後も
ごくごくごく。
Cocoさんが水を飲んでいたら
一仕事が終わった合図。
おやつを食べ終わったとか
遊びをやめるつもりだとか
水を飲むことで
Cocoさんは行動の終了を知らせます。
先日、家族が買ってきたスポンジが
Cocoさんはとても気になる様子。
所定の場所に片付けられてしまった後も
じーっと台所をのぞきこんでいます。
リビングに家族が集まる時間。
いつもなら一緒に過ごすCocoさんですが、
今日は一人で、スポンジをみつめるつもりのよう。
呼べば振り向くのですが
やっぱりスポンジが気になるらしく
じーっ・・・と、熱い視線を送り続けます。
いつまでそんなことを続けるつもりなのでしょう。
懸念していたら
やがて、とぼとぼと引き返してきました。
これからどうするんだろ。
またスポンジのところに戻るのかな、と思いながら見ていると
Cocoさんはまっすぐ水飲み場へ。
んあんあ。
ごくごく。
がぶがぶ。
一心不乱に飲んでいます。
それでわかりました。
「スポンジを見つめる」という一仕事が
Cocoさんの中で、今、終了したのですね。
そのけじめとして、
大量の水を飲んでいるのでしょう。
やはり思った通りでした。
水を飲み終えたCocoさん、
やれやれ、とばかりに横たわり
一眠りすることにした模様。
水を飲むことで、行動も心も
一区切りがつくようです。
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