宗岡 Apr-8-2013

2013年04月08日 | 日記
埼玉県志木市宗岡は、あまり活気が感じられない町・・というのが私の印象でしたが、
なぜ複数の蔵造の家が残っているんだろう??と疑問に思っていました。
その疑問が今日解けました。

↓川が合流しています。右が柳瀬川、左が新河岸川。

↓これらの川を利用して明治時代から昭和にかけて水運が盛んで、宗岡は宿場町だったそうです。
東京都と神奈川県の堺を流れる「多摩川」等と比較してここの川は流れが穏やかで
水運に向いていたそうです。

↓明治時代の伝統的建造物として展示されているのは当時の薬屋さん「快哉堂」です。



↓内部のようす。

↓当時としては太い材木を用い強靭な構造になっています。
しかし、2年前の東日本大地震では外壁にヒビが入ってしまったそうです。

↓当時の地図、「快哉堂」は赤く囲んであるところに建っていたそうです。

↓同じく近くにある薬屋さん、ここは現在も営業しています。

↓その向いにある蔵造の家は改装されて不動産屋となっています。


東武東上線の「志木駅」ができたことをきっかけに、この界隈の活気は失われてしまったそうです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする