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高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2019 08/27 今夜から明日へ 次の印Chandrayaan2マヌーバ軌道図

2019年08月27日 | 月面軟着陸への挑戦
2019 08/27 今夜から明日にかけて、次の段階の軌道制御マヌーバにインドChandrayaan2は挑戦します。マヌーバ軌道変化図をWikipediaからお借りしましたアニメGIFから抜き出すことができましたので、以下に記録しておきます。

参考までにアニメGIFを分解するImage Magickコマンドラインは以下のようになります。

magick convert +adjoin Animation_of_Chandrayaan-2_around_Moon.gif aniMoon.jpg

ターゲットのaniMoon.jpgは, aniMoon-1.jpg, aniMoon-2.jpg...などと、自動的にナンバリングされて同じフォルダ内に大量に生成されます。一気に多数の画像ファイルがフォルダ内に生成されていまいますので、早め早めに生成されたファイル群を別フォルダに移動させることが肝要です。

以下の24枚のタイル図(4x6)は8/19から9/4までについてアニメGIFから抜き出しました月周回軌道図です。図に書き込まれた日時はIST(インド標準時)によるもののようです。


月面南極を目指していますので、この図は月の自転軸が図の上下方向になっています。赤い球体の下部が目指すべき南極地域ということとなります。本日夜から明日にかけての部分の2枚を赤枠で示しています。この2枚を上下にタイルしたものが下の図です。



軌道レイヤがさらに1レベル月面に接近することとなります。インドの宇宙・衛星技術力に注目してゆきましょう。

G7サミットは撹乱状態に入り、中国の影響力は米国に伍する状態に近づいているなかで、またまだ人口ピラミッドが真っ当で、かつ人口が中国を越してゆこうとしている新興インドは要注目でしょう。

日本が本気で太平洋・インド地域構想を推進しようということであれば、インドの画期的な今回の月面南極軟着陸を目指す宇宙衛星計画の内容とその進捗に強い関心を払うべきでしょう。

本ブログは当方が気づいたインド宇宙計画については記録を続けて行きたいと思います。
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