南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

22.1.15 最新GPS World電子誌にてロシアGlonass QZSS型新展開の紹介記事<先輩としての日本宇宙陣

2022年01月15日 | QZSSの軌道・幾何
2022.1.15 最新GPS Worldの電子版誌にてロシアGlonass配置のQZSS型新展開の紹介記事が以下のように掲載されています.


あまりGoogle和訳を大きく掲載できないので,要点部分を英和とも画像にしたものが以下です.


特に軌道配置関係は

なっており,特に離心率は0.07辺りとしており,日本QZSの離心率0.13辺りよりも小さめで,中国IGSOの離心率0と日本QZS離心率との中間に設定するようです.

インドNavIC同様に,東西2つの軌道配置を置き,各軌道に日本同様に3衛星を飛翔させるようです.ロシア新QZS型は日中印のアジアのIGSO/QZSの経験を集約したものになり,さらにユーラシア上空域でのQZS/IGSO型の軌道密度を高めるものとなるようです.

記事の最後にはQZSS大先輩としての日本宇宙陣の経験蓄積への留意表現が見られます.


ロシアがQZSS型を実現してゆけば,韓国KPSがQZSS型を選択する可能性が一層高くなったと言えるでしょう.
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