2019 10/25 天変地異こそQZSS破壊的イノベーション生む 次は印NavIC東輪1D-西輪1Bペアか,中BD-IGSO三姉妹(東輪3,中輪3-1,西輪6)か,日QZS-2単独太陽合の生起か
2019 10/25 日本列島の天変地異は激化している。それがQZSSの破壊的イノベーションを生み出すでしょう。南下する太陽赤緯を追いながらのノロノロQZS-4太陽合のため生起......
2020 10/25 日本QZS-4の次の太陽合は、インドNavIC-1D,-1Bペアか、日本QZS-2か、中国BD3-IGSO-1,IGSO-3,IGSO-6三姉妹か。これらが冬至前にも次々と太陽合となるでしょう。日本QZS-2はQZSS軌道南半球の最東端を北上してきますので、しばしば太陽合生起の直前まで見落としがちで注意が必要です。下図でQZS-2のプロットが繋がりつつあります。象限の問題でコンガラかッていたところが解決しつつあります。
インドNavIC系については、今年4月初めに起きていたNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代からちょうど半年経って、再び10月初めにNavIC -1Eと NavIC-1Iペアの東西両輪での遠近交代が起こりつつあります。相棒の東西両輪NavIC-1Dと -1Bペアについては位相が重なり過ぎか、こうした現象は見えません。
この半年ごとに生起するNavIC -1Eペアの遠近交代のタイミングが、ちょうどQZS-1軌道太陽最短距離が交差するのは日印の宇宙空間ご縁の偶然的発見といえるでしょう。インド太平洋経済構想にQZSSとNavICが果たすべき役割を暗示しているかもしれません。
以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2020 10/25 QZS/IGSO軌道の3.5倍縦アニメGIFを記録します。
2020 10/25 QZS/IGSO軌道の3倍拡大アニメGIFを記録します。
新型コロナ疫対応での東アジア各国の科学技術力は、欧米に対して先進的になってきています。本ブログが扱ってきているアジアQZSS/IGSO技術を、現在の新型コロナ疫における「検査・追跡・隔離」基盤で存分に活かすためには、アジア特に中・印の科学技術力は国際社会に対してより誠実かつ透明であるべきといえるでしょう。このためにも、特にわが国とQZSS測位衛星の果たすべき役割は重要でしょう。
衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。特に月面着陸などの将来実験においてIGSO/QZSSの軌道運動位相を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の活用・分析が効果的といえるでしょう。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は、欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS軌道測位衛星実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出したといえるでしょう。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアのポストGlonassの実現にも大きな影響を与えるでしょう。