南十字星からアジアQZSS(日)/IGSO(中・印)を眺める

グローカルイースト視点
アジアQZS/IGSO軌道モニタ
高橋冨士信 fj鷹@gmail.com

2018 06/05太陽合移行中の同期リンク:QZS-2=Navic1E=BDIGSO-3=BDIGSO-6=Navic1D

2018年06月05日 | アジアンQZSS(日)/IGSO(中印)軌道
2018 06/04JST分について:スケールを壮大にして大見得を切りましょう。

太陽合移行段階の同期リンクの姿が:QZS-2=Navic1E=BDIGSO-3=BDIGSO-6=Navic1Dのようにみえてきています。その瞬間のスナップショットの主要部は以下のとおりです。

2018-0604-1143JST QZS-2=Navic-1E


2018-0604-1321JST Navic-1E=BD-IGSO-3


2018-0604-1407JST BD-IGSO-3=BD-IGSO-6


2018-0604-1514JST BD-IGSO-6=Navic-1D


2018-0604-1704JST Navic-1D=Navic-1E


という太陽同期リンク関係がしっかり見ることで確認できます。

今後さらに太陽が各衛星に接近すれば、より明確に見えてくるでしょう。

この3大宇宙セグメント間の太陽同期をどう利用するかでしょう。

宇宙無限遠点からみた衛星楕円軌道の時空間幾何学的配置を御する恒星時(歴表時)、衛星搭載原子時計が刻む原子時、衛星ケプラー運動を御する世界時UT、衛星軌道上配置位相でにより太陽同期を御する太陽時(地方時と東経度)、人間生活を仕切る太陽歴時と、人間と生物の健康・病気・宗教に関わる潮汐を仕切る太陰暦時などと、時系群が並びます。

全てがUTで良いと強制一元化するのではなく、古代からのまたは土着の民族や宗教に関わるローカルな固有時をも無理なく包含する統合グローカル時系群の考え方が次世代高精度モバイル技術には重要です。

これらがすべてかかわってくる宇宙規模スケールから人間生活のローカルスケールまでのグローカルな時系複合結合が一気に押し寄せてくるIGSO/QZSS太陽・月同期系の仕組みの全体将来像こそが、次世代高精度モバイル時空間計測系の基盤モデルとなることでしょう。

古代からの連綿と紡ぎ続いてきた天文暦系列を有してきたインドや中国は、複合的かつ対立的な概念を空海のように均してしまうことが癖になってきた大陸東端の日本と組むことで、新しいローカルから宇宙規模までシームレスな時空間計測技術への挑戦が可能となるでしょう。

そこから東アジアオリジナルの次世代高精度モバイル用時空間技術が生まれてくるように予想します。
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