2020 2/13 日本レガシーQZS-1は2月下旬の太陽合へ向け順調です。毎年数日は早くなってきているので、昨年より何日早くなるでしょうか?QZS-4の太陽射影間距離は、やや北上気味になってきました。
QZS-1、QZS-4両衛星の太陽合へ向けた記録のために、既に衛星ー太陽間距離のグラフ図面を切り替えています。このフォームで3月までQZS/IGSOの太陽合へのドラマを記録してゆく予定です。
日本QZS-4は、以下のアニメGif南半球の東端の軌道上を飛翔しています。8の字軌道の近地点で折り返したあと北上しています。衛星ー太陽間距離では、まだほぼ水平移動しています。
この衛星ー太陽間距離図上のゼロ赤線横軸は、太陽赤緯の緯度線を示しています。立春を過ぎて太陽赤緯の南半球での北上の速度は加速しています。一方のQZS-4は、南半球で軌道の近地点の射影点で折り返したあと、北上を開始し太陽合を目指しています。太陽との最短距離点付近ではQZS-4の北上速度成分は小さいため、太陽赤緯の北上速度と変わらないため、現在のところは、ほぼ水平移動に近くなっています。
今後急速に、QZS-4の最短距離点での北上成分が大きくなり、5月連休頭初での太陽合生起へ向かうこととなるでしょう。細かい字で数ページに及ぶような巨大な座標変換行列の係数数字群や数式を用いないで、幾何学的なファクトデータに注目することから面白さがある生まれるといえるでしょう。
インドNavIC西輪1Iは太陽合ピークイン、一方東輪1Eは太陽合からピークアウトしました。
以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2020 2/13 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。
2020 2/13 QZS/IGSO軌道の3倍拡大アニメGIFを記録します。
衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。IGSO/QZSSの軌道運動位相差を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の分析が効果的といえるでしょう。
前年の同エポックと比較して同期差のズレの変化が、インドペアや中国三姉妹や日本QZSS各機において、どのようになるのかが興味深いところです。まずはしっかりとした2年目のデータを揃えることを目標とします。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。
QZS-1、QZS-4両衛星の太陽合へ向けた記録のために、既に衛星ー太陽間距離のグラフ図面を切り替えています。このフォームで3月までQZS/IGSOの太陽合へのドラマを記録してゆく予定です。
日本QZS-4は、以下のアニメGif南半球の東端の軌道上を飛翔しています。8の字軌道の近地点で折り返したあと北上しています。衛星ー太陽間距離では、まだほぼ水平移動しています。
この衛星ー太陽間距離図上のゼロ赤線横軸は、太陽赤緯の緯度線を示しています。立春を過ぎて太陽赤緯の南半球での北上の速度は加速しています。一方のQZS-4は、南半球で軌道の近地点の射影点で折り返したあと、北上を開始し太陽合を目指しています。太陽との最短距離点付近ではQZS-4の北上速度成分は小さいため、太陽赤緯の北上速度と変わらないため、現在のところは、ほぼ水平移動に近くなっています。
今後急速に、QZS-4の最短距離点での北上成分が大きくなり、5月連休頭初での太陽合生起へ向かうこととなるでしょう。細かい字で数ページに及ぶような巨大な座標変換行列の係数数字群や数式を用いないで、幾何学的なファクトデータに注目することから面白さがある生まれるといえるでしょう。
インドNavIC西輪1Iは太陽合ピークイン、一方東輪1Eは太陽合からピークアウトしました。
以下のQZS/IGSO軌道描画フォームにアニメGIFを記録します。
2020 2/13 QZS/IGSO軌道の2倍拡大アニメGIFを記録します。
2020 2/13 QZS/IGSO軌道の3倍拡大アニメGIFを記録します。
衛星の軌道6要素は、春分点や軌道仰角や昇降点引数など殆どが太陽中心座標系と密接しています。太陽合エベントは衛星軌道運動の特徴を把握できる優れたキーといえます。IGSO/QZSSの軌道運動位相差を太陽系慣性座標(前世紀用語で歴表時系)規模で捉える基準として、太陽合同期状態の分析が効果的といえるでしょう。
前年の同エポックと比較して同期差のズレの変化が、インドペアや中国三姉妹や日本QZSS各機において、どのようになるのかが興味深いところです。まずはしっかりとした2年目のデータを揃えることを目標とします。
インド・太平洋宇宙連携の中核となる大国インドの宇宙大国化動向などユーラシア上空のQZSS/IGSO軌道運動を、測位衛星と太陽との天体エベントに注目して頂くことができればと思います。
平成期の日本宇宙陣は欧米のMEO重視の壁を乗り越えて、先駆的RNSSとして脱MEOという大胆なQZS計画実現を頑張りぬきました。これが、アジアのGNSS情勢のMEOからの脱皮、端的にBDSS-IGEO/IGSOの充実を産み出しました。日本はQZSSを月面探査日印協力を基盤に軌道運動・測位へ活用展開を目指すべきでしょう。
中国側は日本QZSSの自立した踏ん張りを見守りながら、将来のIGSOエコシステム構築の展望を描いているでしょう。これがインドのIRNSS NavICや、ロシアが計画中のポストGlonassたる高々度亜QZSS型衛星軌道セグメントの実現にも大きな影響を与えるでしょう。