16日（金）
3時過ぎに目が覚めた。
もう一度寝ようとしたけど、段々目が冴えて来ちゃったよ・・
今日はスピンオフ第２弾・大泉洋の「信之に訊け！」がある。
「何時から並ぶ？」って気になって仕方ないもんな～。
窓から外を覗いたら、雪降ってるじゃんヽ(´Д`；)ﾉｱｩｱ...
もういいや、並ぼう。
身支度を済ませ、6時45分にチェックアウト。
昨日と同じ、上田商工会議所へと向かった。
列は出来てたけど、そこまで長くはなかった。
やはり“抽選”だから、無理する必要はないと判断した人が多い？
とにかく寒い！寒いぃぃぃー！((；◕(；◕(；◕Д◕)◕)◕))ヵﾞﾀヵﾞﾀ
風が吹くともう、ブルブルブル・・
上着のフードを被り、ひたすら我慢し続ける。
一緒に並ぶ全員が“戦友”みたいなもの。
前に居たのが、年配のお母さんと娘さん？の二人連れ。
その前が、若い女性でお一人さん。
三人が話し始め、その輪に私も加わっていた。
もうね、喋ってないと寒くてたまらんのですよｗ
二人は地元の方で、お一人様の女性は名古屋から（！）
そのコ、TEAM NACSのファンクラブにも入ってる熱心なファン。
つい最近も、北海道で公演を見て来たそうだ。
地元のお母さんが言った。
「全国から上田に来てくれるのが嬉しい」
「でも、来年が心配」
「何にもない町だから」
いえいえ、魅力的な史跡が残るいい町じゃないっすか！
色々と話して本当にいい人たちだと分かった。
それでも寒さが限界に達した頃、ようやく時間となった。
9時に整理券が配られ、見ると27番でした。
この時点で並んだ人は、既に500人を超えているらしい。
「抽選を早めます」
「そのまま並んでいて下さい」
えぇー、抽選まで一時間あるからトイレ行こうと思ってたのに。
更に寒さに耐えろってか。
結局、ほんの数分くらい早めただけでした。
これなら一旦、自由にして欲しかったな。
最終的に、250席に対し700人くらい集まっていたらしい。
この人数を再び整列させるのは「困難」と判断してのことだった？
「抽選箱の中に、カラーボールが入ってます」
「真田ＲＥＤ、赤色が当たりです！」
「徳川ＢＬＵＥ、青は外れです！」
満面の笑みでアナウンスしてくれた。
あぁ、ここじゃ徳川アゲインスト、当然か(；´Д｀)
抽選が始まり、当たりが続く。
「やっぱり先頭グループが落選しちゃ可哀想だから」
「もしかして赤いのばかり？」
周りで、期待を込めた言葉が溢れる。
「あぁぁー！」
外れが出て、空気が凍りついた。
先頭グループは3時間くらい並んでいたというのに・・
列が進み、抽選が見えて来た。
当たり、当たり、当たり、外れ、外れ、当たり・・
マジで青いボール入ってるわ。
運頼み。
そして、一緒に並んで喋ってた名古屋のコの順番。
“はずれ”
呆然とする女の子。
「まぁー、このコ名古屋から来てくれたのよぉー！」
地元のお母さんが、抗議の声を上げた。
係員に詰め寄る。
「何とかならないの？名古屋からよ」
申し訳なさそうに、苦笑する係員たち。
お母さんが本気で彼女を思いやってると伝わった。
私は抽選を見ながら「外れろ」と思ってた。
自分が外れるなら、お前らも外れちまえ。
そんな利己的な考えしか持てない自分が居た。
恥ずかしかった。
お母さんの打算のない優しさを目の当たりにして、動揺。
お母さんのお連れさん“はずれ”
お母さん“当たり”
自分の順番。
「当たる気がしない」
「当たってはいけない」
「オレみたいな奴は外れろ」
心で呟きながら、抽選箱に手を差し入れた。
引き抜くと「青」だった。
ホッとしていた。
残念って気持ちもあった。
それ以上に、彼女の落選を念じた贖罪が出来たと思っていた。
いや、当ててそれを彼女に譲れたら良かったな。
「この人も名古屋からよ！あらぁ、何とかならない？」
外れた私に気付いて、お母さんが再び抗議していた。
居たたまれなくて、挨拶もそこそこに外に出た。
10時は普通にホテルをチェックアウトする時間帯。
「信之に訊け！」があってもなくても、時間的には大差ない。
気を取り直し、イベントで貰った招待券を消費することに。
大河ドラマ館、訪れるのは3回目かな？
展示内容は少し更新されていた。
大坂城入城の際に、信繁の文字を“幸村”に訂正した名簿も！
最終回も間近、名残惜しい気持ちに包まれていた。
真田神社にて、充実した“真田丸イヤー”に感謝。
上田市には、魅力的なイベントで楽しませて貰ったし。
今回は、上田の方々と沢山話せたし。
ひばりやさんでラーメンを頂く。
チャーシューたっぷり、ガッツリ食べて温まった。
お土産に、今回３度目の富士アイス。
アリオで“美味だれ”をお土産に。
更に、美味だれの焼き鳥や山賊焼きの唐揚げなども。
高速の一部では、路肩に積雪が残っていた。
夕方には帰宅、真田丸どっぷりの二泊三日でございました！
