セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

細川忠興陣跡碑 除幕式

2013年03月17日 02時35分00秒 | 歴史

関ケ原合戦に参戦した細川忠興さん、意外にも陣跡碑がありませんでした。妻のガラシャ(玉子)さんの方が有名だから?(;'∀')
陣跡に碑が建立されて本日が除幕式。
忠興さんは豊後・杵築の領主だった頃もあるので杵築高校OBとしては少なからず縁を感じるなぁ。

でもその前にノアとMAXを夏タイヤへ換装しなければ。ミゼもやるつもりだったけど腰痛でギブ・・
12時過ぎに到着して昼食は喫茶店「本陣」さん。

 

 

かなり年季の入ったお店の外観。さすが役場の近く、窓には関ケ原合戦祭りのポスターが何枚も貼られていた。
店内にはおばちゃん、いや、おばぁちゃん?
お客はおじぃちゃんが一人っきり。
幾つかレギュラーメニューが日替わりランチとして¥100引きになるみたいなので焼きうどん定食(¥700)を頂きました。

 

 

おじぃが食べてたオムライスに魅かれたけどメニューに無い。常連さん向けの裏メニューか?
店内にも「関ケ原合戦祭り」のポスターが何枚も貼られていて、中にはサインが書かれた物まである。「いえやす」ってどこの家康さん?関ケ原東西武将隊さんかな?ほっこりした気持ちで会場へ向かいました。

関ケ原ふれあいセンターは大勢の人たち。
「クリス・グレンと行く!関ケ原合戦ツアー」参加者さんでした。既に満員で断念したツアーじゃん・・
さて、除幕式の会場へと移動。

 

 

開始時刻の13時までまだ20分ほどあり関係者がまばらに居るだけ。今日はデジカメ持ってないので携帯のプアなカメラが頼り。

 

 

13時になる頃にはツアー客の方々も参列して賑わって来た。それにしてもクリスさん、背が高いなぁ。

 

 

関ケ原町長さんって変わった?挨拶が中々興味深かった。
「恐らくは細川忠興公の陣跡碑もかつて在ったのでは?」「工場用地の造成などで失われたのではないか?」歴史に明るそうな雰囲気で好印象。
甲冑パフォーマンス軍団「関ケ原組」さん、細川忠興さんと夫人のガラシャさんが登場。ガラシャ役の美人さんはかつての五助さんでした。
忠興さん、来賓の方々、ガラシャさんがロープを持った。

 

 

合図と共に幕が引かれて碑が登場。黒光りする初々しい石碑ですね。

 

 

続いて記念撮影タイム。いやぁ、五助ガラシャさん美しいね。

 

 

ふれあいセンターに戻ってステージイベント。まずは「関ケ原もののふコンテスト」で順番に推し武将を演じてもののふぶりをアピール。

 

 

稲川さんの司会で「関ケ原クイズバトル」
いつもの様に「第11回ウルトラクイズ伝説のクイズ王」と紹介されると「もうこの肩書きはやめてほしい」「25年も前のことだから」と苦笑い。
「花粉症で鼻がグシュグシュ」とぼやいてた(;'∀')

 

 

勝者は豊川からの来場者さんでした。「今日のコレどこで知りました?」思わず質問する稲川さん、クリスさんのツアー客が居なくなって会場は閑散。今年初のイベントなのに、集客が気になるのでしょうね。

続いてメインプログラム関ケ原組甲冑劇「花の咲く場所」。パターン的には昨年の甲冑劇と同じだけどナレーションによる進行がいい感じだった。溺愛するガラシャに強がる態度しか出来ない忠興さん、ツンデレな雰囲気が伝わって来ます。

 

 

人質になることを拒んで自害したガラシャさん。その件で三成さんに私怨を抱いた忠興さんと息子たち。それぞれの立場で正義も変わる。
今回は細川側から見た関ケ原なのでこの地では珍しく三成さん側がヒールに描かれていて新鮮で面白かった。

終盤はミュージカル調になり、忠興さんと息子たちの前に亡くなったガラシャさんが現れる。でもそれは幻だった。
消え去ったガラシャさんへの想いを抱える忠興さん、戦国の世を逞しく生き抜いて行くのでした。
細川一族の強さと史実の結果を知る現代の我々、それらが交錯するエンディングが見事だった。
メインキャストの女性5人も魅力的で美しかった。

 

 

ラストは出演者全員でカーテンコール。
関ケ原の甲冑劇はレベル高いなぁ。時折強風が吹く微妙なコンディションの中で懸命な演技を披露してくれた。
クリスさんのツアーに参加していたらこのステージは観れなかった?結果オーライだったかも。

 

 

全国各地の武将隊は演武がメイン。
対して関ケ原はストーリー重視のステージで差別化を狙う?その試みでは一歩先を進んでいると思うので期待したい。



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