セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

エースをねらえ!

2012年02月12日 19時55分42秒 | つぶやき

​デ杯で錦織くん、頑張っていますね。
世界で活躍する姿に触発されてテニスブーム再燃?テニス漫画の金字塔「エースをねらえ!」が読みたくて、愛蔵版全四巻を古本で購入しました。
「岡、エースをねらえ」懐かしいな。

 

・1巻945ページ
・2巻939ページ
・3巻715ページ
・4巻683ページ
合計3,000ページを超える大ボリューム。
1973年から2年間連載され、宗方コーチが亡くなる場面で一旦完結。1978年に再開されて1980年に連載終了しました。今まで何度もアニメ化され、実写化もされています。

岡の「はぁはぁ声」だけ集めて編集するマニアも居るらしい。ナニに使うかは知らないけれど・・

私と「エースをねらえ!」の本格的な出会いは1978年放送のアニメ「新・エースをねらえ!」でした。当時は中学生で、タイアップしたお菓子もあって思い出深いです。OP曲の「青春にかけろ!」は当時大好きだったなぁ。

連載当時に拾い読みはしていた。
最初から最後まで通して読んだのは今回が初めて。正確なデッサンで描かれた選手のフォームのリアルさに驚いた。作者は相当の取材をしたのでしょう。

ストーリーに関して記憶がゴチャゴチャになっていた事も分かった。原因はOVA「エースをねらえ!ファイナルステージ」でした。オリジナル脚本で、選手生命の短かさの悲哀が描かれていた。海外トーナメントに苦労して挑戦する藤堂の姿がとても印象的でした。
作中で「ライジングサン・ショット」を岡の強さの秘密と指摘。それは当時活躍していた伊達公子さんのショットと同じだった!

OVAも原作をベースにしていた。
自らの選手生命よりも岡の成長を優先する先輩達。世界に通用する才能に出会った時、自分を犠牲にすると決断。自分の成績は度外視して、後輩の育成に情熱を注ぐ。
「練習や試合は全て指導者になる為」
岡は宗方や桂だけでなく、多くの先輩達の想いも背負っていた。一人の天才プレイヤーの物語ではない所が凄かった!

さて、その後あっちの世界に行ってしまった原作者さん。それでも「エースをねらえ!」は世界一のテニス漫画でした。



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