9月10日(土)
浜田省吾 ON THE ROAD 2011 The Last Weekend
長野ビッグハット公演ツアレポ。
教育で2名抜けても無理やり休暇をとって参加。
高速を約4時間走り、14時前に会場到着。
会場の駐車場は全てシャットアウト。
臨時駐車場(無料)へ入庫。
ここも初めての会場。
後半戦の初日ってことで、気分も高まる!

マンホールがオリンピック。



中央でも端でもない中間の辺り。
微妙な席だがビッグハットはそれ程大きくない。
センターステージにそこそこ近いし。
2階席と3階席に立見が大勢居るのに驚いた。
てか、2階に立見を設定するってアリか?
2階立見の方が、3階席より断然良いじゃん!
定刻通りに開始。以下セットリスト。
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01. ON THE ROAD
02. この夜に乾杯!
03. HELLO ROCK & ROLL CITY
04. 独立記念日
05. 反抗期
06. 悲しみは雪のように
07. MY OLD 50'S GUITAR
08. MONEY
09. 風を感じて
10. 君の名を呼ぶ
11. あれから二人
12. PAIN
13. BLOOD LINE(instrumental)
14. 我が心のマリア(instrumental)
15. A NEW STYLE WAR
16. 裸の王達
17. 詩人の鐘
18. THEME OF FATHER'S SON
19. RISING SUN
20. J.BOY
21. 僕と彼女と週末に
22. 愛の世代の前に
23. 光と影の季節
24. モノクロームの虹
25. 君がいるところがMy sweet home
26. I am a father
27. 路地裏の少年
28. 家路
29. 日はまた昇る
30. 君が人生の時…
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今ツアー初披露が5曲も!
「独立記念日」「反抗期」「風を感じて」「PAIN」そして、懐かしい「路地裏の少年」だ。
「独立記念日」と「反抗期」は似た感じの曲。
日替わりで他に「あばずれセブンティーン」が?
もう少し上の世代の曲が好きなんだけどな~。
「MAINSTREET」「DADDY'S TOWN」とかね。
「風を感じて」にはマジで驚いた!
ファンなら知っての通り、他の人の作詞。
何かのインタビューを読んだ。
「人生に百通りも生き方があるとは思えない」
聴きたいけれど、もう無理だと思っていた曲。
初期の省吾がようやく掴んだ待望のヒット。
初めて省吾を知ったのも、カップヌードルのCMだった。
生で聴けてメッチャ嬉しかった!
「PAIN」が凄く良かった。
震災で亡くなった方や被災された方々へと前置きも。
残されて、生かされて、途方に暮れた人々、
「生きて頑張ってみよう」と気持ちを切り替える。
人の強さを描いたと受け取れる曲。
ようやく理解出来た気がした。
失恋ソングではなくて死別を暗示?
被災地に大勢居るんだろうな。
安易に死を選ばず運命を受け容れて生きて行く。
再評価されるべき名曲だと強く感じた。
「立って聴いている人も大勢居るね」
「俺もずっと立って唄うからね」と呼びかけ。
この言葉のお陰で?
「THEME OF FATHER'S SON」で観客が総立ち!
こんな光景、今ツアーで初めて見たわ。
(座っていい曲と知らない人が多かった?)
他会場では代々木の4日目。
あの時は皆、敢えて立っていた雰囲気だった。
代々木は積極的で、長野は消極的なスタンディング?
ホーンセクション紹介の時、Ukoちゃん特別扱い。
「ベ~リ~、セクスィ~、ユゥ~コ~~」
ストリングス紹介の時、省吾が一瞬大笑い。
誰かの紹介を飛ばしちゃった?
タイムマシンはロサンゼルス。
以前観た映像と似てる気がした。
鼻声っぽかったし。
Home Boundのレコーディングで訪れた云々と言っていた?
センターステージでの曲順が少し替わっていた。
「君がいるところが」演ってウエーブから年代調査、その後で「I am a father」になっていた。
圧倒的に多い40代。
「長野特別」と言って一歳刻み!
「40の人、41、42、43、44、45、46、47、48、49」
「まんべんなく居るね」
50代に捧げる一句と前置き、
「あたしゃあんたの傍よりも、信州長野の蕎麦がいい」
「そう言われないようにね」
「蕎麦よりもあんたの傍がいいって言われるようにね」
この流れから「I am a father」かよw
でも場内大受け、盛り上がって楽しかった。
省吾、町支くん、古村さんの三人でアコギ。
アコギが中心の曲って?疑問に思っていたら始まった「路地裏の少年」のイントロ。この曲まで演るのか!
残念だったのは、16・18・22のショートバージョン。確かに長いからね、この曲。
メンバー紹介しつつ皆がメインステージへ。
え?
次ってもう「家路」なの?
「ラストショー」「ラストダンス」は?
だったら路地裏フルで聴きたかった。
時計を見ても、やけに早い。
このままじゃ3時間20分くらいで終わる。
遠征組を気遣ってのハイテンポな進行?
そんなモヤモヤを抱えて見つめるステージ。
結局、いつもの通り「日はまた昇る」まで終了。
今ツアーでは最短のステージに。
立ち上がり、外へ向かおうとした。
でも、ステージのスクリーンにいつもの画面が映っていない。
細部の演出まで、ダメダメじゃん。
40代?前の3人組の兄ちゃんが臭くて不快だったし。
今ツアー初披露曲が目白押しだったのに。
出口へと、人の波が続いていた。
拍子抜けで歩いていたら、「ええー!」と歓声。
ま、まさか!トリプルアンコール?
ストリングスも含め、全員がステージに居た。
ハ星勝ゲさんも居る。遅れて省吾も登場。
帰りかけた観客で通路に人が溢れていた。
席なんてグチャグチャでステージ前へ急ぐ。
それでも、「前へ前へ」と争って走るバカは居なかった。
みんな呆気に取られ、ポカーンとしている感じ。
まるでボーナストラックだな。
「君が人生の時…」が始まった。
ゴージャスでスペシャルな一夜の夢だった。
ツアー後半戦の初日の素晴らしいステージ。
省吾は終始ご機嫌。観客も大満足。
「AMERICA」「19のままさ」も演ってくれないかな。
いや、それは贅沢ってもの。
まだまだ新曲のレパートリーはあるのだろうか?
飽きるどころか、益々楽しみが増えた後半戦。
