10月21日(日)
昨日より少し早く出たのに今日も8時40分頃到着。
ふれあい広場では合戦絵巻のリハーサル中。
「本番だけ見るべき!」
「リハを見るのは邪道!」
そう考える人も居るでしょう。
私的に合戦絵巻はリハも含めてこそだと思ってる。
プロの演劇じゃないのだから、
短時間の練習で全国から集った有志が創り上げる。
成長過程が見れるリハは皆の頑張りを知る上で必要、
そう思えるのですよ。

演出や誘導スタッフは絵巻OBやOGたち。
殺陣師もいるみたいだけど実質的に彼らがメイン。
地域のお祭りって地元の人で受け継ぐのが普通?
それで言えば関ケ原は特異な状況かも。
規模が規模だけにこのスタイルじゃないと厳しいか。

ホール入口には絵巻参加者の荷物がゴロゴロ。
毎年の風物詩ですね。
以前は広場に小山が出来てたのでまだマシ?
今年は7隊の体制。
ちなみに来年は関ケ原合戦祭り2019ですね。
今年と同規模くらいでしょうか。
そしてその翌年は節目の年、
「関ケ原合戦420年祭」ともなれば大規模に?

陣場野公園では午後から声優さんトークショー。
若いコがいっぱい集まりそう。
でもその時間は笹尾山がメインなのだよw

「麺の陣」と銘打ったグルメエリアが凄く充実!
ラーメン焼きそばうどん、各地の名店がズラリ。
大分の日田焼きそば想夫恋・・は来てないか~。

さて、笹尾山へ向かいます。
既におじぃ達がのろしを上げて煙ってますよ。

10時からステージでイベント開始。
まずは関ケ原組の皆さんの演武から。
えっと今は「甲冑パフォーマンス軍団」じゃないか。
おもてなし何ちゃらだったはず・・

安芸ひろさん登場!
相変わらず歌を聴いてるとモヤっとする。
音程を絶妙に外すテクニック、癖になるかも。
個人的には輝元くんのキャラが面白くて好き。

関ケ原組と安芸ひろのコラボステージ!
これは中々レアな画かも~。
ダディは道三さまと一緒だと化学反応を起こす。
今日は真面目モードですな(゚∀゚)

火縄銃の演武に備えて正面から観客を退避。
空砲だから正面で轟音を受けたい気もする。

鉄砲隊の皆さんが入場して色んな撃ち方を。
当時の戦場では脅威だったんだろーな。
通常のだけでなく短筒や大筒も披露してくれた。

指揮をするのはお馴染み澤田さん。
今日の装束も中々に凝ってます。

いよいよ合戦絵巻の各隊が入場して来た!
笹尾山のあちこちに布陣して行きます。
ここからが「布陣パフォーマンス」となります。
ワラワラと来場者が写真を撮りに群がる。

毎年東軍は逆光の位置なのね・・
今年の家康さんっていい人そう。

今年の主役、福島隊。
まーくん中々のイケボですねー。
リハから注目してました。

ステージには大谷隊と宇喜多隊が布陣。
どこを見ても戦国!盛り上がって来ます。
スタッフさん大わらわ。
リハで「イケメン!」と目を付けてた金吾。
赤い陣羽織と烏帽子が見事に似合ってる!
今年も金吾は大当たりですよ。

着陣した大谷隊。
毎年人気の隊ですね。

戦国プリンス宇喜多隊。
例年ここは明石全登も目立つ役回り。
中々濃いキャラが演じてるけど見覚えあるぞ?
各隊の布陣が完了したらここから軍議タイム。
来場者との記念撮影タイムとなります。
笹尾山バトルフィールドに人が入り乱れる。

真っ先に小早川隊へ。
雅な空気を漂わせる金吾が映えてました。
結構な人数で賑わってます。
ヤマコーが来た時はこの比じゃなかったなー。
二年後の420年祭でも誰か芸能人呼ぶ?
映画「関ケ原」の岡田くんとか?
個人的にはまたヤマコー呼んで欲しいなぁー。

今年も三成役はちとさん。
厳密に言えば全員が素人って訳じゃない。
主要武将には劇団員が起用されている。
押さえるとこは押さえることで絵巻は締まる。
公募の素人だけだとグダグダになりがちって、
経験から導き出された手法なんでしょうね。

石田隊は一番人気の隊ですね。
皆さん誇らしげでいい表情しています。
軍議タイム終了。
続いて布陣パフォーマンスの人気コーナー、
合戦タイムが始まります!

各隊が次々に即興パフォーマンスを披露。
殆ど宴会芸の世界ですがそこは関ケ原、
各武将にちなんだエピソードネタを放ってくるw
その後は出陣式、
さくらゆきが「関ヶ原」を歌って士気を上げる。
動画UPしたけど風の音が酷い・・
全軍武者行列に移行します。
陣場野を目指して行列を組んで進撃。
これもいい撮影チャンスですね。
先回りするため別ルート。
田んぼの彼方に続く武者行列は壮観です。

石田隊が近付いて来る。
三成さんは馬に騎乗、カッコいいー!

三成さんが三成さんの電柱横にキタ━(゚∀゚)━!
輝く金の前立てに乱髪兜でイメージ通り。

陣場野に到着して休憩、隊列を整える。
あちこちに絵巻OGが居て裏方を務めています。
着物姿いいなーヽ(´▽`;ノ

合戦絵巻スタート。
幼い頃は皆一緒に修行し遊んだ仲を描く。
子供の頃からそれぞれ個性を発揮、
その描き方が面白い。

時は流れ志を違えて敵味方に別れてしまう。
家康との会談で太閤子飼いの武将も陥落、
それぞれの家の思惑にも翻弄されていく。

笹尾山に西軍・石田隊が布陣。
桃配山には東軍・家康隊が布陣。

笹で名高い可児才蔵も奮戦。
見るからに熱い漢を体現しています。

西軍有利。
その戦況をとぼけた顔で眺める金吾。
したたかな軍略家として描かれます。

対峙する三成さんと福島さん。
まーくんのイケボが場内に響き渡る。

家康さん進軍開始。
それに呼応して寝返りが連鎖していく。
もはや戦況は東軍有利に傾いていた。
追い詰められる西軍。
小早川隊への防壁であった大谷隊も壊滅。
「我が首、敵に渡すな!」
刑部と五助のエピソードも織り込みながら。

合戦絵巻を眺める一団がベランダに。
横断幕には「台湾から参上!!」の文字が。
台湾からお越しの歴史好きの皆さんらしい。
国際交流に役立つ催しなのですね。

三成さん逃亡。
タクシーで伊吹山へ向かわれたのかも。
まーくんと才蔵。
この辺りはさすが劇団員さん、安定の演技。
戦を終え、正則と長政は家康と会談。
かつての志とこれからの世、時代は変わる。
全軍が再び列を成して整列。
家康さんの口上で合戦絵巻は終幕へ。
場内が一つになって鬨の声を上げた。

退場した参加者たちを追って陣場野公園へ。
ここからは公式さんの記念撮影。
手際よく参加者を整列させ一般客も誘導。

つい目が行ってしまうのが金吾。
ここ関ケ原では単なる裏切り者じゃなく、
時代に翻弄された悲劇の武将として描かれる。
魅力的な役だからこそ誰を充てるかは大事。
今年もそれは成功したと言えるでしょう。

7隊でもこの規模。
恐らくは大規模になるであろう420年祭は?
今から楽しみで仕様がない!
その時は足軽で参加するのもありかな~。

刑部、三成さん、そして家康さん。
安定の西軍コンビでしたが家康さんも良かった!
人の良さが滲み出てて好感度の塊。
毒のない家康さんって感じだったなー。

続いて各隊個別に公式記念撮影が。
参加した皆さん凄く良い思い出になりますね。

参加者同士での記念撮影もあちこちで。
緊張から解放されて皆さん笑顔の表情です。
新選組まつりの帰陣式と同じ空気だ。

ここまで残った来場者はリピーターでしょうね。
「関ケ原に集う人が好き」って分かって貰える?
歴史のエピソードに溢れた地で合戦を再現する。
それは犠牲になった者達への供養。
だからといって真面目一辺倒ではない。
ゆるい布陣パフォーマンスとリアルな合戦絵巻、
そのめりはりがとても魅力的なのですよ。

実際には有り得ない金吾と三成の2ショット。
しかも三成さん、柿持ってるしw
鳥居前も人気の撮影スポット。
違い鎌ポーズの小早川隊がいい感じ!

いつまでも続きそうな撮影会を後にした。
今年は天候に恵まれてホント良かった。
来年も楽しみにしています!