セリカ魂

「初代セリカに乗りたい!」
ゆっくり旧車ライフの備忘録

突然のオルターパンク

2012年11月29日 00時05分36秒 | CELICA

神戸で開催されたセリカミーティングに参加して来ました。
AM6時に愛知メンバー3台が集合。
SIBAさん・KP39さん・私なのでRA25・白・LB・2000GT三連荘!

 

AM10時に会場到着。
今日は14台の初代セリカが集まりました。

 

ガルウイング化されたTA27。
凄く目立っています!

 

そのボンネットに収まるのは何と、1JZです!
4気筒から6気筒に換装って凄いな。
しばらく周りに人だかりが出来て途切れなかった。
元々有名な車両だったそうですね。
だけどここまで綺麗に直したのは現オーナーさん。
いいオーナーさんに巡り合えて良かったね。

二度目ましてのIWさんTA22、輝いてます。
とにかくメッキパーツの状態が良好でキラキラ。

 

昼食は園内のレストランでバイキング。
和洋中の料理がズラリと並んでいました。
でもちょっと味薄くない?
「素材の味を大切に」って訳でもなさそうだけど。

 

その後は皆でドライブツーリング。
途中でIWさんのエンジンが不調になってしまった。
駐車場でポイント調整してもイマイチ。
「交換してみようか」
KAZUさんら数名がトランクから部品を出して来る。
持ち寄られたキャップ・ローターなど組んだら見事復活!
「みんなの元気をオラに!」まるで元気玉w
でもこのトラブルは序章でした・・

帰りの高速道を走っていたらメーターが明らかに暗い。
西宮名塩SAで休憩後にエンジンは掛からなかった。
SIBA号のバッテリーにケーブルで繋ぎ何とか始動。
走り出したけどメーターは次第に暗くなって行った。
遂に“その時”が来た!
「プスン!」「カラン!」と失火する音。
そして「パーン!」と大きなバックファイヤー!
ヤバい!とすぐさまイグニッションを切った。
目の前に分岐があってそこへ逃げ込む。
HORさん・SIBAさん・KP39さんも一緒に停まってくれた。
両脇を猛スピードで車が通り過ぎる。
立ち尽くす我々。

 

「バッテリーが完全に逝きました」
「あぁ、オルターですね」と皆さん。
旧車あるあるの定番らしく、珍しい故障ではないらしい。
見上げると前方には“近畿道”と“名神”の標識・・
早速JAFに電話して場所を告げた。
「神戸方面から走って来て近畿道と名神の分岐の所」
この説明が失敗でした!
ここはまだ中国道で、この先で名神に合流するのでした。
延々待っても待っても来なくてようやくJAF到着。
説明がマズかったと知りました。ごめんなさい・・

皆には次の桂川PAで待ってて貰うことにした。
新品のバッテリー(¥8,500)をJAFから購入して交換。
取り敢えず走れる様になって桂川PAまで自走。
皆と合流してJAFを待つ間に決めた善後策を。
・充電されなければ新品のバッテリーでも100km程度?
・高速道の上で突然止まるリスクは冒せない
京都南ICで降りて姐さんちにセリカを置かせて貰った。
SIBA号に同乗してようやく帰途に就きました。
結局、皆が帰り着いたのは日付が変わった後でした。
ご迷惑おかけしました。
そしてメッチャ疲れた・・

翌日は運良く年休を取っていました。
16時にKP39さんと合流して積車を借りて再び京都へ。
通常は積車をレンタルしたら¥3万くらい?
KP39さんが仕事関係の業者さんに借りてくれました!
そして雨の中、独り待ってた我がセリカの元へ。

 

積車に載せて。
何となく物悲しくてまるでドナドナ。

 

こうして自宅にセリカが戻って来ました。
充電されない=発電されていないだった。
オルターは消耗品で突然逝くことが多いそうです。
「私も同じトラブルに遭いました」
「お互い様ですよ」
そう言って寒い中付き合ってくれた皆さん。
京都まで往復してセリカを回収してくれたKP39さん。
本当に有り難かったです。

オーナーズクラブって「部品目当て」の入会者は嫌がられる。
メンテナンスに関して尋ねてばかりの人も同じ。
そんな事情をネットで知っていた。
だから部品もメンテも他のメンバーに頼らないと決めていた。
出来ることは自分でやって、無理なことはショップに頼む。
それが自分のスタンスだと密かに自負して来た。
でも今回、皆に頼ってしまった。
当たり前のように笑顔で許し、親身に助けてくれました。
「自立したメンバー」を目指していたけれど、
「弱った姿を晒すのも悪くない」と思えた二日間でした。



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