10月31日(日)
福井県の年縞博物館を目指してKP39さんご夫妻とパーキングで待ち合わせ。クラウドファンディングで支援したプロジェクトのリターンとして特別セミナーに参加です。
→年縞に刻まれていく地球の歴史。その瞬間を水中カメラで記録したい!(募集終了)
以前訪問の記録はコチラ。
→年縞博物館はマジ凄かった!(2019.6.16)
家を出た時は雨が降っていたけど三方五湖ICを下りる頃には快晴!
ゲンキ―でトイレ借りようと入ったら、レジを通らないと出れなくて泣きそうだった(;'∀')
R162を走っていると正面に
若狭湾キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
快晴の青空の下、快適な海沿いのルートをオープンドライブ。最高に気持ち良かった!
田烏漁港の「さば料理専門店SABAR」さんを訪れました。
シーサイドのロケーションにPOPな佇まいが映えます。
お品書きも趣あるなぁ(;'∀')
店内もPOPな内装で喫茶店みたいでした。
よっぱらいサバって?酒粕を餌にした養殖みたい。とろさばの塩焼き定食(¥1,680)にしました。小浜よっぱらいサバのお造り(¥1,880)も。うわ、定食よりも高かった。
お造りはとても食べやすい!美味い!
塩焼きはサバの半身を使っていて、皮がパリっと香ばしく焼き上げられていました。添えられたサバのフリッターが超旨かった!でもこのフリッターはメニューにないみたい。
セミナーまで時間があるので調整を兼ねて若狭三方マリンパークに立ち寄ります。
これは珍しい!冷蔵ケースに入ったガチャガチャ。エサを購入する奥さまを撮るKP39さんを撮るワタシ。
エサの小エビに殺到する魚群。
光学迷彩な擬態をするヒラメ?カレイ?(;'∀')
福井県年縞博物館に到着。集合時間も近いので担当者の方がお出迎えしてくれていました。
今回のセミナー参加では要望を叶えて下さったので手土産を持参。お気に入りの「信長のえびしょっぱい」をチョイス。
一般は入れないエリア?のミニ会議室みたいな部屋が会場でした。冒頭、中川先生から「水中カメラがまだ投入されていない」諸事情の説明があった。え、まじぇ?(;'∀')
取り敢えず、失敗や中止じゃなくて良かった。適切なタイミングで実施の予定だと知らされて安堵。
この地球に起きたことを、誰にも知られることなく静かに記録し続けていた年縞。その「一層」が出来るシーズンを記録するプロジェクトにロマンを感じました。
膨大な期間を記録した年縞にとってそれは「一瞬」だけど、そのプロセスを記録する世界初の挑戦は応援する価値があると共感。なので慌てず、確実に、安全に実施して欲しいと願うだけです。
水中カメラプロジェクトの代わりに披露されたのは中川先生のこれまでの足跡を綴ったスライドでした。どういう経緯で年縞に関わるようになったのか、苦労話しだけでなく勉強がとても出来たとか研究が凄く評価されたことを交えて自分語りしてくれました。
「正しく自慢する」ことって日本人は下手。自虐的に謙遜することが美徳とされる文化が幅を利かせています。
お土産を渡す時も「つまらない物ですが」って言うけど欧米なら「これ凄く美味しいから」って具合に違いが顕著。
中川先生は話しの中にサラっと自慢を織り込んで来るけど、海外生活で自然と身についた欧米スタイルの話し方なんだと分かるので全然嫌味じゃない。逆に自分をアピールすることが大事だと教えられました。
そして何よりもお話を伺って感じるのは、年縞研究の先駆者である師匠や価値を見い出した先輩へのリスペクト。採算度外視で協力してくれるスタッフへの感謝の念。「決して自分だけの手柄ではない」という想いがビンビン伝わって来ます。
中川先生を一言で例えるなら「Honesty」かな。
お話しの後は先生の引率で展示を見学しました。
先生と参加者で記念写真を撮ってお開きになった後、KP39さんは持参した年縞パズル(激ムズ!)にサインを入れて貰いました。
「証拠写真を撮らねば!」シャッターチャンスは逃さないw
「自由に博物館を見て行って下さい」と言われ、企画展「マヤの年縞をめぐる冒険」をじっくり鑑賞。これってクラファンの成果なのかな?
→マヤの遺跡に眠るシマシマの地層を掘り抜いて、文明衰退の謎に迫る!(募集終了)
後輩の成長を「水月湖で腕を磨いた成果」とシニカルな笑いを交え、自分の事の様に喜んでいたのが印象的だったステンドグラス標本。
大気の入れ替わりとか、真鍋先生のノーベル賞の研究を連想。年縞はモノサシ=道具だからどれだけ上手に使われるかが勝負。大きな研究に役立てばもっと脚光を浴びるのかな?
エヴァの死海文書みたいに使われたらなぁ(;'∀')
年縞の価値を認めて博物館を建ててくれた福井県はグッジョブ!取り敢えず、今はまだドラエもんは居ません。
帰りの北陸道は渋滞。横の積車に「ケンメリじゃん!」
KP39さんも反応してたw