10月30日(土)
岐阜関ケ原古戦場記念館の開館1周年記念特別講演に当選したので拝聴して来ました。まずは笹尾山を訪れてみると地元のオジさん方が草刈りをしていました。
「月一のペースでやってるよ」の言葉を聞いて、それでいつ来ても綺麗なんだと納得しました。いつも有難うございますm(__)m
紅葉が始まっていました。
交流館で恒例の裏切りサイダーを買って、武将札は細川忠興さんを頂きました。
ふれあいセンターに移動すると、加来先生の講演を告知する立て看板で準備万端。
11時から古戦場記念館を予約。ロビーの展示は入れ替えられて苗木城がデカくフィーチャーされています。
「関ケ原合戦頃の中津川市」と題して苗木城の歴代城主の変遷を中心に、関ケ原合戦に向けて美濃地方が西軍から東軍に移り変わって行った背景を説明するパネル展示がありました。
苗木城・岩村城・美濃金山城のポスターを展示。キャッチコピーが面白い!w
自然の地形を活かして局所に石垣が築かれた苗木城のジオラマ展示もありました。
11時になり、二度目の竹中さん企画展に入場します。元気なチビっ子が大声で騒いでいました。
「人気講談師・神田伯山の名調子でお楽しみください」と紹介されてグラウンドビジョン。
続く体験型シアターは最前列で鑑賞出来てメチャ迫力あった!すると先程の元気なチビっ子が泣き出し、手が付けられなくなってヤンママと一緒に退場して行った。
2階ロビーの関ヶ原山水図屏風の裏側。
「センゴク」複製原画展では半兵衛さんの登場シーンが中心。
作者の宮下英樹さんご来訪の報せはSNSで知っていた。サイン発見!
伊吹庵さんで昼食。次の機会に食べようと思っていた戦略武将カレーと、グルマンさんのパンも一緒に頂きました。相変わらずカレーのルウ旨し!
講演会場はコロナ対策で一席ずつ空けて収容人数を半減。
貰ったパンフを見てビックリ!毎月豪華なゲストを招いて講演会が企画されているし!スパシャルトークも2回用意されていて、2月20日は中川翔子&小和田哲男だって!?「しょこたんの教えて!小和田先生」ってタイトルには軽く吹いたw
加来先生のテーブルにアクリル板。
程なく講演が始まって加来先生がご登壇。実はこの講演、開館1周年記念ではなくて開館記念のはずがコロナで1年間延期され、かつての演題は「関ケ原の戦い 天下分け目の真相」だったそうです。
TVでお馴染みの喋りを更にパワーアップしたマシンガントークで終始興味を引くお話しが続いてとても面白かったです。
・三英傑のホトトギスは信長と家康が逆
・家康遺訓は明治時代の創作
・長続きする政権は二代目が優秀
・悪名だけは秀忠に負わせないぞ
・関ケ原は三方ヶ原の焼き直しだ
・お前でも長男が大切か
・結果から歴史を見るな
・歴史上の人物を飛躍させるな
・数字を重視して物事を判断すること
立花宗茂推しなので加来先生が時間を割いて彼の武勇伝を交えつつ熱く語ってくれたのが嬉しかった。宗茂が関ケ原に来る前に決着をつける必要があったと説く方は結構居ますよね。
勝てるリーダーの条件は二つあって一つは大局観。それを一番持っていたのは信長で、もう一つ違うリーダーの条件を持っていたのが家康だった。その条件は「寛容」と言えるのではないか。
「戦国最強の軍師は黒田長政」と持論を披露。関ケ原から戻って官兵衛さんと会った時の逸話「お前の片手はどうしていた?儂なら家康を刺していた」を加来先生なりの解釈で推察して「あれは官兵衛が広めたのかも。私ほど優秀ではないので、秀吉が私を恐れたみたいに長政を恐れないでねというメッセージではないか?」って説は説得力あるなぁ。
帰り道で恒例のグルマンさん。
今日も定番のパンを中心に買い込みました。ハマっています!今夜からしばらくはパン祭りですw