全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

メロディ

2021年02月23日 | 山歩記
治りかけてた脚の痛み…

ぐるり1周してまた右膝に戻って来た

曲げた時に内側に走る痛み

うーん、何でかなぁ?

やっぱり変形性膝関節症じゃないのかなって、再生医療をやってる病院のHPを覗いてみる

コロナ落ち着いたらまた行ってみようか…

そう思いながらも今日は城山

荷物はカメラレンズ2本持ちのフル装備
 


ギックリ腰後の初歩きでは過積載

ギックリ腰に膝、足首痛…
信じられない位下半身のジョイント部分は故障続発

右膝に少し違和感を感じながら

無人の古城を歩きます
 







東南角石塁に沿って下り
 




三ノ城戸
 





 



黒瀬湾沿いの石塁上を歩き
 





ビングシ山
 







下って
 



ニノ城戸
 








一ノ城戸
 







更に下って

海抜0.5メートル
 



大吉戸神社に到着です
 









ここでも願いは膝の事…

ってか、痛い時は安静にしておく事がこの手の治療のセオリー

思い通りにならない時、逆へ逆へと悪い方へ突き進む癖が自分にはあるみたい

こんなんだから色んな「自爆」たまにやらかしてしまいます…


まぁ 今更思っても仕様の無いこと

気を取り直して登り返そう…
 





さっき来た道を帰ります
 







東屋到着
 


ここから先は明治の軍道

左の大腿四頭筋に疲労を感じながらのユルユル歩き
 



砲台跡着
 





そのまま一気に山頂へ
 







ちょっとモヤだけど

この眺望

一切の文句なし  
 









膝の痛みも脚の疲労も瞬間忘れ、ハーネスのスマホポーチから取り出したアイホン

流れる歌は
 


中原めいこ
「君たちキウイ・パパイア・マンゴーだね。」

他界した同級生が好きだった歌

若い頃一緒にスナック行くたびにカラオケで上手に歌ってたっけ…

先日ふとしたきっかけでアマゾンミュージックで見つけ、懐かしさでダウンロード

歌ってすごいね…


おじさんを気取り、一足飛びに今の歳になったつもりでいたけど

その懐かしいメロディーを耳にした途端

高校

そして二十歳の頃と

忘れかけていた記憶が鮮明に蘇って来ます


楽しかった事、苦しかった事

嬉しかった事、悲しかった事
 

そして

良き友人を得て

最高に幸せだった時の事



今思えば

それほど悪い人生じゃなかったかもな…


すっかり長逗留した

飛鳥の古城

 



帰りの路は二十歳の頃に逆戻り


「やけにならんで…自分を大切にして」


確か

あの時もそう言って励ましてくれたっけか


ありがとう

もうちょっと自分を大切にしてみるよ



そうだ

今度田舎に帰る時に

 




お墓

寄らせてもらうから…

リンゴで良かったよな?








 














 







バランス

2021年02月14日 | 日記
膝がもうちょっとで治りそうって思ってたら

今度は「魔女の一撃」ギックリ腰

すぐに整骨院に行って痛い施術をしてもらったんで、思ったより長引かなかったけど

何かな

いまいち身体と人生のバランスが狂いぎみ

こんな時はさらにバランスを崩す為
普通しない事をして
行かない場所へと行ってみる 

プリウスを走らせ向かった先は
 



龍良山
 


登山口を過ぎた先
 



天道法師のお母さんが祀られている神社

天道大神
 





天道法師のお墓
浅藻の八丁角に比し、こちらは裏八丁角

俗に言われる

「おそろしどころ」

杜の奥深い場所にあり

独特の雰囲気を醸し出しています


深々と一礼し

普通は入らない、強い神様の棲まわれる

おそろしどころ

に入ります

 







の前で頭を垂れ

そして

両の手を合わせたまま



この杜に棲まわれている

天道法師、御母堂様にお願いをします


私はこれから先も

誰も欺かず、また、傷つけず

人として真面目に生きていこうと思っています

誰かに騙されても決して恨まず

人として正直に歩いて行くつもりです


だから今までの様に

普通に歩いて行ける丈夫な膝をまた私に下さい

無事治ったあかつきには

お礼の品を携えて再びご挨拶に参ります…



祠前を辞する時

ギリギリまで後ろ向きに後退り

苔むす階段を降ります
 





以前は怖くて潜れなかった鳥居

 




不思議と怖さはありません


やっぱり

バランス

相当狂っているみたいです