全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

お祝い

2024年03月31日 | 日記
二男のお祝い事で福岡来ています

 

 






私の離婚の影響をまともに受けた二男

自分も辛かったはずなのにずっと私を励ましてくれました

一人慣れない福岡の地に渡り

かなり苦労もしたみたいだけど


この度ご縁があって

素敵な女性と

終生の誓いを結ぶ運びとなりました


立派なご両親と大切に育てられた素敵なお嬢さん

 




私にもまた新しいご縁がつながりました…


ありがとうね


生きる意味

2024年03月20日 | 山歩記
3月14日

表有明

 



清水山の古城から登ります
 






表有明はずーっと登り

余計な事を考えず歩くには最高の場所
 





















嫌な事ばかり続く時は

何も考えず、ただがむしゃらに歩くのみ…

大好きな場所を越え
 


 


最後の急登を息を切らしながら

駆け登ると
 





青い山頂到着です
 









肉体的にはくたびれるけど
 



一事のみに集中した脳は

ただその事だけを考えるから

精神的には疲れない…とか

 



私がここを歩いた後の心地良い疲れは

これがその理由なんだと思います

 












明けて15日は城山さん
 















山頂でお会いした新潟からお越しの観光客

全国のお城巡りが趣味だとか

お金はかかるけど、まだ動ける内に色んな場所に行こうと思ってる…
今まで働いてきた自分への褒美だよ

とても66歳には見えない若々しい立ち姿

楽しげな笑顔で件の観光客はそう宣います

 




今の私には思いもつかぬ事

 



でも

山での出会いは

いつでも私に刺激をくれます



そして


今日は裏有明
 






トータル的には暖冬だけど

気温のアップダウンが甚だしい


アークのソフトシェルを羽織って

強風下ちょい冷えの裏有明路を歩きます
 



















 












天気は良いけどバカ強風

強い風を避けリョウブの間へと下ります
 







母親が亡くなって3か月…

1人で暮らす父親の様子をたまに見に行くんだけど

寂しそうな姿が何ともいたたまれない


当たり前の事だけど、親戚や近所の人にとって母の死は既に過去のものとなり
各々の日常生活に戻っています

私自身もその一人…です


ただ 父親だけ

父ひとりだけが

過ぎた時間を忘れきれず

先に希望を見いだせないまま

母と二人寄り添って暮らしていた家に

一人残され生きています


 




たぶんだけど…


生きる意味を見いだせないまま


起きて 食べて 寝て…また起きて


それだけを繰り返し生きています


…私と同じです

3月11日

2024年03月11日 | 山歩記
今日はラムの命日

 
 





向こうの世界に旅立って

もう6年経ちました


色々…ほんと色々あったけれど

私は音の無いこの部屋でまだ生きています


昼はお外
 



昨日歩いた白嶽さんを見ながら

ラムと一緒にモスバーガー


晴れ勝ちの昨日と違い
 




















今日はどんよりしてます
 


離婚直後は全てが地獄で、ラムの死でトドメを刺され、人生詰んだ感100パーセントだったけど

6年経った今

その死は私に

人生の開き直り方を教えてくれたのかなって

そう思える様になりました


昨日は風も穏やか

訪れる人のない西岩峰での昼ご飯
 






帰りものんびり…
 











待たせる人がいない身ならでは…


今の私には何もありません


死んでないから生きている


ただそれだけの事


でも…


何もないと言う事は


 




何からも自由という事…




虹の橋のたもとで再会するまで

開き直って生きなさい


 





って事でいいんだよな

ラム?…

深い森

2024年03月08日 | 山歩記
今日は龍良山

 



年休取って臨んだ山行

何となく足りなくなったセロトニンを増やすため

未斧の杜を歩きます
 









たまに止まって深呼吸
 


そしてまた

歩き出す
 


緩やかな山裾に広がる太古の森
 



















天道法師の母様が眠られる苔むす杜
 




訪う者の靴音だけが樹々の間にこだまする
 


なんという静けさ

死後の世界はかくあるものと

言わんばかりの静寂の杜
 





たぶん

そばで一緒に歩いているのは亡くなった母


確証はないけど

しっかりした足取りで歩く母を感じる 

あっ、脚、良くなったんだ


今日はここに来て良かったよ

 














色々ありすぎてさ

何となく母ちゃんに会いたくなったんだ

前に

龍良山登った事あるよって話してた事

ふと思い出したから

 





五十七にもなってさ…


 




何言ってんだかね


ブルー グレー

2024年03月03日 | 山歩記
3月2日

快晴の裏有明
 







気温はマイナス1度

今年の冬は天気も気温も目まぐるしく変わります

吐いた先から白く凍る吐息が

右から左に一気に流れる稜線歩き
 










 

薄い氷がはった池塘を過ぎると
 


青い山頂到着です
 







風を避け

リョウブの間に行きたいけど


今日は頑張って山頂飯
 



温かいコーヒーでホッと一息

風は冷たいけど

暖かな日差しが何とも心地よい
 



やっぱり 青 は気持ちいいや
 



帰りの路もずっと青…
 













寒さ吹き飛ぶ至福の青イチ

でも

こいつは
 


弾ける気まんまんだな


明けて今日は

一転グレー
 



寒くないけど

ダークな城山さんを歩きます
 















ユルユルな軍道をゆっくり歩いて

グレーな山頂到着です
 







ちょっと青みが増したから
 



帰りは

古城へ下ります
 
















 







あれれ 楽しい



結果…


山は


青でも

 



灰でも 

 



どちらでも良いや