全てを忘れるその日まで

~明日への遺書~

老後

2020年01月26日 | 山歩記
愉しみは

ふた月に一度の年金と

山で飲むコーヒー

じゃわい…

 



なんて

宣う

おじいちゃんになんのかな


あー

年金欲しい

今すぐ欲しい


ガシガシ

2020年01月26日 | 山歩記
今日は清水山経由有明行き


一の丸から

 



おはよう、厳原!

ご機嫌斜めなお空模様だけど

沖には壱岐の島がくっきり




目指すは有明

 



睡眠障害でドーパミン出まくり


クライマーズハイ状態

さぁ

ガシガシ行くよーっ




2020年01月19日 | 山歩記
龍良山


 



リソールから3回目の山歩き

直後は硬かったモンベルのオリジナルソール『トレールグリッパー』

ひと皮むけた後はすこぶる好調

車やバイクのタイヤと同じ…ひと皮むけた後に本来の性能を発揮します


今日は強風曇天

ただ歩く事だけに思いを傾け
 

 


未斧の杜を歩きます
 

 

 

 

 

 



スダジイ
 


堂々とした主の佇まい




一陣の風に

巨木の梢が一斉に鳴き始め
 

 


その根が足を搦めとります
 

 

 



まるで

杜全体が意志を持って

奥へと進む私の歩みを拒むかのように…



禁足の森を抜け
 


龍良木槲鞍部着
 



ここから先は

西寄りの強風が吹き抜ける

樹と岩の稜線を歩きます
 

 

 

 

 

 


ここを過ぎると
 


龍良山
 



その展望は…

雲とPMでほぼ壊滅的
 

 



…ならばと


奥に進んで
 


三角点
 


また山頂へと引き返し
 


『しばじゅん』を聴きながら
 



口にする熱いコーヒーに

束の間

自分を取り戻します




帰りもただ黙々と歩くだけ…


 


 


 




哀しみや苦しみ



 



憎しみ



 




そして


想いも この身も…





 




そのすべてが


朽ち果て 


無に帰すその日まで




 





明日からもまた



歩いて行かなくちゃいけないのかな



もう 疲れた…な

対馬 金田城

2020年01月15日 | 山歩記
今日は公休

久しぶりに洲藻から白嶽って思っていたけど

洲藻入り口の眼鏡橋から白嶽さんを窺ってみると

お空の具合が意外と白い

う~ん それじゃぁ ってことで

あっさり予定変更

そのままちょっと足を延ばし

今日は城山かなたのき

駐車場の手前にスクーターを停め

 


今日もここから登ります
 


久しぶりの城山歩き
 

 

 


黒瀬湾
 

 


だいぶ青空になってきたけど…まだ雲量多いなぁ

南側はキレイな青空なんだけど
 


そのうち晴れてくるかなって

明治の軍道を歩きます
 


しばらく歩いて

三ノ城戸案内板
 


下って
 


1353年の時をタイムスリップ

ここから先は

667年(天智天皇6年)

飛鳥大和朝廷が築いた《かなたのき》を歩きます


たまに昭和平成が混じるけど…
 


警衛所?分哨?
 


東南角石塁
 

 

 

 


重機も何もない時代

こんな辺鄙な場所に

よくこれだけの石を積んだもんだ…


感心するやら 感心するやら…いやいやホント 感心するしかありませんて


ほ~ ほう ホーと歩みを進め
 

 


三ノ城戸
 

 

 

 


ここは痛みがひどいな


そのまま城壁沿いに歩いて
 

 

 

 

 


ビングシ山
 

 

 

 

 


この辺りは城内で最も広い場所

司令部や兵営とか置かれていた城の中枢部だったらしい


ビングシ山鞍部から
 


二ノ城戸方面へ
 

 

 

 




二ノ城戸
 

 

 


ちょっとセルフィー
 


今回はアプリを使ってD750をコントロール

ガリピンです


二ノ城戸から入城
 


当時なら即刻逮捕連行…あるいは弓で射られるか刀で斬られるか

平和な令和に感謝です


ちょっと歩いて



一ノ城戸
 

 


これぞ金田城!って言う位有名な石垣です

脇の谷間に築かれた石垣
 


底部には水門もはっきり見えます



案内に従い
 


下って


大吉戸神社
 

 

 


参拝です
 

 


ここから直に登れないかとあっちゃこっちゃ見たけれど

やっぱりさっきの場所に戻らなきゃいけないみたい


ちょっと海辺で休んだあとで
 


鋸割岩写真ポイントの急坂を登ります
 


途中がちょっと荒れてるっぽいけど

巻かれた赤いテープや地形を注意深く観察しながら歩くと大丈夫


じきに整備された道になります
 

 


樹間から鋸割岩がチラチラ見え隠れしだすと
 


登山道の傾斜角も一気に増加…
 


んで…

鋸割岩 フロントビューポイント
 

 

 


デデ~ン
 

 


鋸割岩と手前の海面が細り口

すげー キレイ


パシャパシャ写真を撮っていると

上から下りてくる人影


すわ 防人か!

って目を凝らしてよく見ると

先日上見坂白嶽の巻道を作って下さっていた対馬観光物産協会の女性の方

そして一緒にいらした方は私と同郷のお姉さん

狭っ!対馬ってヤッパ狭ッ!


聞くところによると道迷い防止用の案内とかを設置しているのだそう

なるほど

だから歩きやすかったんだ…


島に来られる登山者が安全無事に歩けるようにって

ほんと

現代の防人やん


件のお姉さん

「この前、あの山登ったよ」って

指差す先は

海の向こうの鶴ケ岳
 


何ともマニアックでアクティブなお方です



お気を付けてとお別れした後も

私はまだ上り坂の真っ只中
 

 

 


そして

ひょこっと

城山砲台
 

 

 


過ぎて

山頂
 


到着です
 

 


うん 悪くない

ってか

いい…非常にいい



白嶽さんより海面までが近いんで

浅茅湾に浮かぶ島々がすぐそこに

ジャンプしたら届きそう


箱庭みたい
 



さっそく

セルフィー
 

 

 




コーヒーパンで
 


コーヒータイム
 


iPhoneもお食事中…
 


遠くの白嶽
 



ひとしきり遊んだあとで


城山山頂を辞し
 
 
 



明治の軍道を帰ります
 

 

 

 

 

 



行きと違って

帰りの空は青一色
 

 



今日もよく歩きました




城山は幾度も歩いたけど


金田城巡りは今度が初めて



離島の小っちゃい古城が

日本最強の城って…言い過ぎ
 


絶対何かの力が働いてるやろって

ずっと思っていたけど



いやいや なかなか どうして

城好き芸能人から選ばれた日本最強の城の称号は伊達じゃない


施主は国家(大和朝廷)

国立金田城


壮大で立派

なおかつ おもしろい


 
 




いちど お立ち寄りください ませ