高天原の女王、アマテラスのお気に入りの女官。ウリ。孤独な女王の友とも言える存在。
縄文時代の村娘であった頃は、ナノハという名前だった。
村の掟に忠実で、真面目で素直で村のみんなに愛されていた。可愛らしい容姿、いつも微笑んでいた。
乱婚の時代にあって、自分の身体を求める男を選り好みせず優しく相手をしていた。
人気No.1の女郎のようなものである。
男達が持ってくる贈り物をたくさん持っていた。
それが、妹のヌチの嫉妬を買う。妹の策略に嵌められ、死に追いやられる。姉妹とは言っても父親違い。ヌチは真逆の怠け者で平凡な容姿。人をバカにして、姉さんは顔がいいだけで、ものが貰えると筋違いな恨みを抱く。
ナノハが亡くなった後は、ナノハの持ち物を全部奪う。
高天原からも見えた強い美しい人間の気にアマテラスは驚く。そして、ナノハを召し上げ、自分のそばに置くのである。
無学な少女は、僅か15年で礼儀作法、読み書き、高天原の八百万の神達の世界と人間界の違いを学び、女王の下っ端小間使いになる。
そして、彼女は「私は私というものの大切さを知りました。あのまま、召し上げて頂かなかったら、私というものの存在は正に無意味でありました。」と女王に言います。彼女は、村の掟に疑問を持つことなく、自らの意思を持つことを考えることなく生きたから。
高天原でも休みなく、自分のお役目を果たし、女官長の右腕になります。
カイトという法務官と結婚します。
カイトは王命を賜り、急遽「思し構い」に加わることになり、下界に降りて人間として人間の妻を娶り、子を成すことになります。ウリは45年間、夫の心変わりに怯えながら、約束の場所で夫の帰りを待ち続けます。
このカイトが、「命の花」の田中海斗。陽の次男です。全ての記憶を奪われ、人間の男となり、文絵という女と一緒になり3人の子の父親になります。
「信じて待つ。」
心の強さを試されるような日々を同じように耐え抜いたアオイが、ウリを励まします。
ウリというキャラクターは、善良なだけではダメなのだということ。
自尊心がいかに大切なものかと言うことを描くために生まれてきたキャラクターです。
話は変わって認知症の母の話。
弟はフィギュアオタです。いい歳をして貯金がありません。全部、フィギュアになりましたわ。
母は、もう1人で家に置いておくのは危険。施設を探すのに、介護認定の更新期限が切れていたので、認定からやり直し。
介護度が確定したら施設探し。母の年金だけでは、グループホームの使用料しか払えず、食費や医療費、雑費は弟負担。
そもそも、入居にあたっての初期費用も数十万かかる。
貯金がないんです。50万の現金がない。
給料から、母に10万渡して後は全部お小遣い。使い切りましたよ。
お小遣いは、手取りの1割が適切と言ったら逆ギレしてきたので、「もう、シラネ」になりました。
結婚できないのも、女がハイスペック男以外相手にしないからと昔から斜め上の恨みを抱いていましたが、弟は顔で選んでるじゃん。
本当にシラネ‼️
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