備えあれば憂いなしと言いますから、大阪府や横浜市や津波の高さを従来よりも高く想定したことは素晴らしいと思います。
津波の高さ最大6メートルと想定すると「約10キロ内陸部まで遡り、大阪湾岸の10市3町計約200平方キロが浸水する」「浸水エリアには約165万人が居住」って、絶句ですね。。。。。
ただ。。。。
大阪府の場合、東南海・南海・東海の3連動地震なんて、空恐ろしい事態を想定した割りには最大で高さ6メートルって低すぎないですか?!なんか東日本大震災の凄いの見ちゃうと、あれは三陸のリアス式海岸だから、というので済ませていいのかわからないんですが。
だって、アマゾン河のボロロッカみたいに淀川を津波が逆流してくるとしたら、狭くなる分、凄い高さになるんじゃないでしょうか。むうううううう。。。。考えてもしょうがないのか。。。。。
梅田や難波の繁華街にも津波が到達するという試算です。地震だけなら地下に逃げろという話もありますが、レック梅田駅前校で授業しているときに大地震が来たら、ビルの上に逃げることにします。
さて、横浜の方はさらに首をかしげるのですが、東日本大震災で想定1メートルだったのを越える1・6メートルの津波が来たから、今度は高さ2・1メートルで想定したって言うのは、なんか、それこそ大丈夫なのかなあと思います。
それでも、「西区の横浜駅西口など標高の低い場所では、最大5メートルの深さで浸水する」んだそうです。
もし近いうちにもう一つ大震災が来たら、日本はどうなるんでしょうね。
少なくとも原発だけは事故が起きないように停止させておいた方がいいと思います。
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3連動地震なら大阪に津波6m想定
東日本大震災を受け、防災計画の見直しを進める大阪府の新たな津波対策が明らかになった。
東南海・南海・東海の3連動地震が起きた場合、最大6メートルの津波が約10キロ内陸部まで遡り、大阪湾岸の10市3町計約200平方キロが浸水すると想定。浸水エリアには約165万人が居住しており、府は今年度中に、「1時間以内にビルの3階以上」への避難を呼びかける体制を構築するほか、ビルや高架駅など避難場所の確保を進めるなど対策を強化する。
国の中央防災会議の中間報告などを踏まえ、津波の想定規模を従来の1・5~3メートルから2倍の3~6メートルに引き上げ、浸水予測図を作成した。浸水エリアは現計画の30平方キロから約6・7倍に拡大。居住人口も約15万人から10倍増となった。
想定に基づくと、大阪市内では市役所や府咲洲さきしま庁舎は被災、キタやミナミの地下街も水没の危険性がある。一方、海抜20メートルの上町台地にある府庁や大阪城は被害を免れるとみられる。
横浜市、津波規模見直し 横浜駅も「浸水」想定
横浜市は6日、東日本大震災で津波が大きな被害をもたらしたことを受けて、津波からの避難の基本的な考え方を示すガイドラインの骨子を発表した。東日本大震災で高さ1・6メートルの津波が市内で観測され、東海地震発生時に想定している津波の高さ約1メートルを超えたため、避難対策の強化が必要と判断した。
ガイドラインでは、横浜に到達した津波の中で最大とされる、元禄地震(1703年)で発生したのと同じ高さ2・1メートルの津波を想定し、浸水場所を避難対象区域に指定した。これまで高さなどの明確な基準がなかった避難場所についても、標高5メートル以上の高台または堅固な建物の3階以上とした。
今回想定した規模の津波では、横浜市沿岸部の鶴見、神奈川、西、中、磯子、金沢の6区でいずれも浸水被害が発生する見通し。西区の横浜駅西口など標高の低い場所では、最大5メートルの深さで浸水する恐れがあるという。
また、横浜港に面する山下公園などの広域避難場所でも、今回想定した規模の津波では一部で浸水が予想される。このため市は、「津波の可能性がある場合には、海沿いの地域に避難しないよう呼びかけることなどを、今後検討していく」としている。
南海・東南海を想定 市民説明会、ポートアイランド津波対策 兵庫
東日本大震災の教訓を踏まえ、地域防災計画の見直しを進める神戸市は6日、同市中央区の人工島・ポートアイランドで南海、東南海地震を想定した津波対策の説明会を開いた。住民ら約150人が参加し、現行の津波対策や避難経路について意見を交わした。
説明会は市危機管理室と同みなと総局、水上消防署の主催。今回の震災以降、市には沿岸地域の住民から現行の防災計画や津波対策に対する不安の声が寄せられているといい、市は南海、東南海地震を想定した地域防災計画の見直しに着手。同時に住民に対する説明会を開いている。
埋め立て事業でできたポートアイランドは地震で防潮扉が損壊した場合に浸水する可能性がある「津波警戒地域」。市は防災無線の増設などを進めている。この日は、市危機管理室の小林伸一主幹が南海、東南海地震の発生メカニズムや想定される津波被害について説明。「ポートアイランドには地震発生から約95分後に津波が到達すると考えられる。落ち着いて対応を」と呼びかけた。
質疑応答では、参加住民が「津波の被害想定はいつ変更するのか」「防潮扉の強度は十分なのか」などと相次ぎ質問していた。
しかし、そのもう一つの軸足に、日本海地震の福井など、日本海岸沿いに原発銀座があって、柏崎のケースのように地震津波の発生も、あり得るけれども、その資料とデータを未だに見たことがありません。
この関西、南紀などの地震予測による大阪府被災と同様に、東海地震予測の横浜市罹災などの予想も併せて、この日本海津波発生の情報を比べて見ると、日本海地震の発生率が、ホントに低いとの伝聞を確認できそうです。
この資料データの空白に興味があります。
太平洋沖だけでなく、日本海サイドもかつて日本列島と地続きで、日本海の海流も北上しており、フォッサマグマも太平洋側から日本海側へ突き抜けている。
日本海の原発銀座沿いに大地震と大津波も、十分、想定できるような気もするのですが、どうなのでしょうか?