放浪弁護士 旅の準備

　レックの司法試験入門講座、２０１０年度の授業はちょうど１００回あるんです（気が遠くなる）。

　そのうちの、９０回以上のレジュメは、実はもうできてるんですよ。さすがに、レック復帰第一戦、私も慎重です。
　空高く跳ぶにはまず長く滑走せよってね（宮武第３の格言）。
　　
　だけど、どうしても、授業直前にレジュメの手直しをしたいし、最新情報も入れたいということで、締め切りを授業ぎりぎりにしてもらい、その結果、インターネット受講は単独ではしてもらえないことになりました。復習には使えるんです。
　受講生の便利さより、講義の質をとってしまったわけです。
　それで、宮武クラスは生クラス、ビデオクラスという通学クラスに、通信・在宅受講はＤＶＤという時代遅れなかたちになりました。
　その分、内容でがんばりますので、お許しください。

　さて、いよいよ、全体構造編第１回が３月２５日に迫り、２３日のレジュメ入稿の締め切りがやってまいりました。
　２２日の祝日は、まず、この第１回レジュメつくりの完成からです。

　未来とイエティと遊んで、泣く泣く別れを告げ、午後、事務所に行きます。
　もう、すでにできあがっているテキストとレジュメを見比べて、最終チェックです。

　あれ？！
　終わらない！？？！
　ひょっとしなくても、加筆している私。
　さらに書きすぎて削除を始めた私。

　完成版、なんと、４５ページですよ、１回目から！
　年間４５００ページの２００５年の再来だ！！

　へこむよなあ・・・もう出来てたのに。
　さらに、６時間かかっちゃった。もう一回、授業前にテキストチェックもするのに。
　この作業、あと、９９回するんだよね。日本一時給の高い弁護士が、日本時給の安い講師に・・・


　滅入ってばっかりもいられない。


　次は本日の少年審判の証拠と意見書作りです。

　これも、渾身の力を込めて、ああ、帰りは午前様。

　書きも書いたり、作るも作ったり、裁判所へのＦＡＸは、３６ページ。

　裁判官、審判当日の朝に出庁したら、どんだけ付添人から資料きてんねん、最初から数えたら１００ページ以上来てるがな、と、お嘆きでしょうが。

　すんません、全部、読んでね。

　　
　親と子の切ない真情が。、付添人弁護士の思いのありったけが。

　いっぱい、詰まってます。

　少年に愛を。

　瀬戸内から、３たび、日本海に赴く弁護士からのお願いです。