普通、日本でもアメリカでも、政権発足当時が一番人気があるものなのですが、歴史的な低さの支持率40%、不支持率は50%以上で始まるトランプ政権。
これでは、ブッシュ大統領が9・11からアフガン・イラク戦争を起こしたときに支持率が90%以上になったのに倣って、「イスラム国」への地上戦など、世界のどこかで戦争を起こしそうで非常に不安です。
米共和党のドナルド・トランプ氏が2017年1月20日(日本時間21日未明)に第45代米大統領に就任します。
トランプ氏は、メキシコからの不法移民に対する排除や国境に「万里の長城」を建設することなどを表明。またイスラム教徒への排外主義的な政策を掲げ、ライバル候補を中傷するという「型破り」の選挙戦で勝利した一方で、世論を分断させました。
就任式に集まる市民は80万人と推定され、8年前のオバマ大統領の就任時に記録した過去最高の180万人から大幅に減りそうだということです。
就任式を欠席することを表明した民主党議員が約60人になったほか、就任日やその前後に約100団体がデモを予定していますが、その大半がトランプ氏に対する抗議デモということで、その総計で過去最多の数十万人になることが予想されています。
トランプ氏には女性蔑視発言やセクハラ疑惑がいくつもついてまわっているので、1月21日には市民団体が大規模デモ「女性マーチ」を計画していますが、ワシントン・ポスト紙によると、ワシントン郊外の公営駐車場には、就任式の日はバスを駐車する許可申請が200台分だったのに対し、マーチがある翌21日は1200台分の申請があったということです。
このため米当局は、警備のために他州からの応援部隊を含め計2万8千人の警官らを投入するため、米CNNによると、警備費用は1億ドル(約114億円)を超える可能性があるとのことです。
最初にも言いましたが、最初から不人気に悩むであろうトランプ大統領が、一気に支持率を挽回する手立ては戦争しかありません。
アメリカが戦争しないように、日本がそれに参戦しないように、アメリカ市民だけでなく我々も見張っていかなければなりません。
折しもアメリカの戦争に日本が参戦できる集団的自衛権の行使などを容認する安保法制ができたばかり。
しかも、トランプ氏は日本の安全保障が米軍に「タダ乗りだ」というようなことを盛んに言っています。
日本がアメリカの戦争に参戦する危険性はかつてなく高まっています。
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反トランプデモ 俳優ら「諦めるな」 NY就任前夜
毎日新聞2017年1月20日 11時31分(最終更新 1月20日 13時51分)
ムーア氏が数回、ツイッターで「トランプ・ホテルの前で大規模な集会を開く。午後6時! みんな来てくれ!」と呼びかけ、大勢の参加者らがホテル前の道を埋め尽くした。会場には大型スクリーンが設置され、ムーア氏が姿を現すと、参加者たちが持参した「トランプを潰せ」「トランプを止めろ。人種差別主義者だ」と書かれたプラカードが揺れた。
選挙期間中から、トランプ氏を「人種差別主義者」と批判してきたムーア氏は参加者を前に、「(トランプ氏が大統領に就任すると)想像以上に悪い事態が起こる」と警告し、「今後、100日の間に(反トランプの)いろいろなプロジェクトを展開する」と宣言。さらに、参加者に「自分の住む地域の連邦議会議員に毎日、電話し、自身の意見を述べ続けてほしい」と求めた。
デニーロ氏は「私たちは米国人であり、ニューヨーカーであり、憂国の士だ」と強調し、俳優のアレック・ボールドウィン氏はトランプ氏の物まねで参加者の笑いを誘った。
集会に参加したニューヨーク在住の女性、リサ・ケリーさん(50)は険しい表情で「(トランプ氏は)女性の権利を取り上げようとしている。教育などにも理解がない」と批判した。
異例ずくめトランプ氏 第45代いざ序幕
毎日新聞2017年1月19日 20時10分(最終更新 1月20日 11時38分)
日本時間21日午前1時半から 「2、3回の予行演習」も
【ワシントン西田進一郎】トランプ次期米大統領の就任宣誓式が20日(日本時間21日)、首都ワシントンの連邦議会議事堂前で行われる。第45代大統領で実業家のトランプ氏は、政治経験はもちろん、行政経験も軍歴もない初めての大統領だ。激しい大統領選で米国社会の分断が浮き彫りとなり、多数の抗議や議員の出席拒否が予想されており、異例の式典となる。
就任式は、20日午前11時半(日本時間21日午前1時半)から始まる。ペンス次期副大統領の就任宣誓の後、トランプ氏は正午(同2時)ごろ、聖書に手を置いて職務を忠実に執行することを宣誓する。母親から贈られた聖書と、オバマ氏と同様にリンカーン大統領が1861年の最初の就任式で使った聖書の2冊を使う予定だ。トランプ氏は就任演説後、議事堂からホワイトハウスまでパレードする。
約20分と想定される就任演説について、スパイサー次期大統領報道官は19日の記者会見で、トランプ氏が「中間層が直面する課題」として社会基盤や教育、生産拠点などに触れるとの見通しを示した。また、演説全体について「政策課題よりも、より哲学的で、この国に対するビジョンや政府の役割、市民の役割についてになるだろう」と語った。
トランプ氏は19日、農務長官候補を指名し、就任式前日に閣僚候補15人全員が出そろった。
トランプ氏は18日、自身のツイッターに、「(就任式がある)金曜日を楽しみに」と投稿した。
[ワシントン 17日 ロイター] - 豪華なホテルやドラマチックなリアリティー番組で名をはせたドナルド・トランプ氏だが、第45代米国大統領に就任する20日の式典は、芸能界の大物らも出席せず、地味なものになりそうだ。
これまでの歴代大統領のように、トランプ氏も米連邦議会議事堂前で宣誓し、ペンシルベニア通りでパレードを行うが、就任を祝う舞踏会や、新大統領を迎える芸能人の数も少なく、華やかさに欠けるとみられている。
チャーリー・チャップリンやミッキー・ルーニーといった当時のスターが出席したフランクリン・ルーズベルト大統領の3期目となる1941年の就任式以来、大統領就任式にはスターが集結するものだったと、歴史家で米大統領就任式に関する著書のあるジム・ベンダット氏は語る。
だが今年の就任式では、エルトン・ジョンやシャルロット・チャーチら複数の歌手が式典で演奏するのを断った。ブロードウェイ・ミュージカル出身の人気歌手ジェニファー・ホリデイは一度は承諾したものの、ファンからの反発を受け、撤回した。
「そのような前例は見当たらない」とベンダット氏は言う。
トランプ氏の大統領就任式の実行委員会は、あえて一流のエンターテイナーは避けていると説明する。「幸運にも、われわれには(トランプ)次期米大統領という世界でも最も偉大なセレブがいる」と、実行委員会委員長のトム・バラック氏は先週、ニューヨーク市のトランプタワーで記者団に語った。
トランプ氏は3カ所の舞踏会に出席する予定だが、近年の就任式では舞踏会は約10カ所で開かれ、大統領夫妻がそのすべてに参加してダンスをするのが恒例となっていた。
ベンダット氏によると、舞踏会の数が最も多かったのは1997年、ビル・クリントン氏が大統領に就任したときだった。14カ所で開かれた舞踏会に参加したという。
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支持率に関しては雇用が伸びれば上がるのではないでしょうか
トランプのやりそうな事は、現在の尺度に全く反するものが多いから。
虎に喰われますか、それとも狼に喰われますか、ぐらいの違いだろう。
つまり内憂ってことで。
トランプ当選が読めなくてヒラリーにだけ会いに行き、あとで慌ててトランプに高級ゴルフクラブを献上しに行くもアメリカ政府の機嫌を損ねたので今度は真珠湾懺悔の旅に・・・。
国会では冒頭二番めで日米同盟の強化(=従属)を表明。
国民よりアメリカ様を見てます、と。
こんなバカが国のトップで支持率が7割違い、なんて悪夢以外の何モノでもない。
恥ずかしい。