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橋下氏が失敗必至の大阪万博について、自分の酒を飲んで放言するネット番組で
「開幕しても『(金づちを叩く仕草で)コンコンコンコンやってていいんだよ』ぐらいのことをもうちょっと言ってね」
「チケット払っても、まだ2つぐらいのパビリオンでもいいじゃないですか。閉幕日2日前ぐらいにニョキニョキニョキっと出てくるとか。もっとおおらかに」
と発言したころは、外国のパビリオンが全然建築許可申請をしてこないという話だったのが、その後、万博建設費が当初の1250億円から1800億円へそしてさらに2350億円に上振れし、メキシコほか5か国がパビリオンができないどころか万博そのものから撤退する、となって心理的に大いに追い詰められています。
大阪万博招致の言い出しっぺの橋下徹氏が建築と準備の大幅な遅れに「2つぐらいのパビリオンでもいいじゃないですか。閉幕日2日前ぐらいにニョキニョキニョキっと出てくるとか。もっとおおらかに」と言い出すw
その橋下氏は2023年11月13日にレギュラー出演しているフジテレビ系「めざまし8」で
「ぼくが言い出して、きちっと方針とかコンセプトとかを固めて関係者全員に徹底する前に政治家を辞めてしまった、ある意味無責任な状態になってしまって、その後の人、一生懸命やってくれてありがたく思う。
方針を明確にし切れてなかったところはぼくの責任」
「ぼくは『技術を出す万博』で『世界各国の課題解決策を提案する万博』という方針でやったつもり。
イベントとか箱物で競うんじゃなくて、中の技術で競い合うような万博でやってほしかった」
と万博失敗について謝罪しているようでちゃっかり言い訳して責任を他人に押し付けるという、コメンテーターになってからさらに磨き上げた技術を見せつけました。
しかし、そもそも万博がオワコンなのに橋下維新の会が誘致したこと自体が間違いなのであって、万博の方針なんて失敗の原因に関係ありませんし、そこがまたこのあとの言い訳の元になっているのが橋下氏の巧みなところです。
大阪万博の真の目的は、大阪カジノのためと言えばカジノ事業者が負担すべきとなって引っぱり出せない血税を、夢洲の土壌改良や交通網整備のためなどに使いまくること。
だから維新の会も万博をやめると言い出せないのだ。
【#万博中止】大阪万博からメキシコなど5か国がまず撤退。大阪維新の会代表の吉村洋文大阪府知事「個別の国の参加状況については発言を控える」。維新は既得権益にまみれた既成政党だ【#万博決めたん維新やろ】
橋下氏は自見万博担当相の「大リングは日よけに使える」発言について
「ぼくに説明させてくれれば、もうちょっとうまく説明できるんじゃないかな」
というのですが、彼は儲からない政治家に戻る気なんてさらさらないですからね(それだけはこの国の市民のためによかった)。
そして、かつての万博の華、自前の費用で各国がパビリオンを建設するタイプAについて建設見込みが増えないのも開き直って
「タイプAなんかいらいないと思うんです。(万博協会がパビリオンを建設する)タイプBで十分だと思う」
「どんどん撤退してもいいし、パビリオンとかそういうのはタイプAにこだわらなくていい。
『プレハブ万博』っていうことで、ぼくはいいと思う」
と言い出しました。
この人は酔ってても素面でも言っていることは酔漢のごとし。
かつては万博のパビリオンを楽しみにみんな見に来たのに、それがプレハブで画一的だったらノスタルジーさえなくなって、それでなくても人気がない万博にますます人が来なくなります。
大阪府と市が大阪万博の建設費が2回目の増額で1100億円増えて2350億円になることを受け入れ。大阪維新の会代表の吉村洋文府知事が「お詫び」するも「いいから中止して」の声が殺到!(笑)。
そして、ここからが大阪「都」構想の時に橋下氏が叫びまくった大嘘を思い出させて懐かしいのですが、橋下氏は万博の経済効果について
「あんまり気にする必要がない」
と言い出したんですよ!
大阪市を解体して大阪府が残るだけで大阪都になれるわけでもない大阪「都」構想の時も、橋下氏ら維新の会は大阪府市が一体化して「二重行政が解消する」経済効果は
「年間4000億円」
といっていたの、2013年には976億円になり、2014年には155億円と、当初の1/25にまで減少したんですよ(-_-;)。
しかもこの数字は、橋下市長が大阪府市の事務方に
「もっとしっかり効果額を積み上げてほしい」
「数字は見せ方次第でなんとでもなる」
と指示して、市営地下鉄やゴミ収集の民営化など「二重行政の解消」とは言えない項目まで無理やり計上したことが明らかになっています。
そこで大阪市が試算し直した結果、経済効果は年間1億円程度となりました(笑)。
橋下氏はそれじゃあ住民投票にかかるお金よりずっと少ないと指摘されると
「経済効果は関係ない」
「節約効果だけで都構想を議論すべきではない。論点がずれている」
と言い出したんです!!
いやいやいや、あんたらが大阪都にしたら儲かる、経済効果は1兆円っていって運動を始めたんでしょうが!
参考記事
緊急直前レポ「大阪都構想」住民投票は憲法改正国民投票の先行実験か?! - 佐々木大輔
さて、その10年後の今度は大阪万博、橋下氏はまたも経済効果は気にする必要がないと言い訳しながら
「経済効果は2兆8000億円とか。
(費用の)上振れも『絶対しない』とか言わなくていいと思う。
(費用が)3000億でも4000億でも3兆とか4兆の経済効果をたたき出す投資だっていうことで、費用ばっかりを抑える議論にしない方がいいいと思う」
と、まだ万博誘致開始当初の数字をもう一回持ってくるんです。
彼は誘致開始当初からその2兆8000億円??という経済効果の計算根拠は説明していません。
だいたい、半年間しかやらない万博に3兆円の経済効果なんてあるわけないでしょう。
中立顔で維新擁護。経済効果を声高に言うのに、情勢が変わると「経済効果だけじゃない」とポエム。リスクも示さないのに「投資」だと軽々に言うのは、維新クオリティ。話がどんどんしょぼくなっても、不安材料ばかりでも引かないのは誰得か。公共の私物化と破壊が維新。https://t.co/rQOqgBz39C
— Kako(人民kakopon) 入管法改悪反対 (@kakopontan) November 13, 2023
小倉さんが現役だったこのころより、さらにいつの間にか1兆円増えてるし(-_-;)。
それに、橋下氏の皮算用って大阪万博に半年間で2800万人と、ディズニーランドとシーとUSJの年間動員数を合わせた数くらいの人が来るというトンデモ試算が前提になってます。
そして、橋下氏はトドメに建設費用が350億円で自見担当相が日よけにもなるとしか言い訳できなかった木造の「リンク」についても、1970年の大阪万博の太陽の塔を例に出して
「今、残って大阪だけじゃなく日本のシンボル的なものになってる」
「単純なムダではなく芸術的な価値もある」
と言ったそうなんですが、だからそのリンクは半年間の万博終了後に壊して撤去するの!
伝説の芸術家岡本太郎氏がデザインした太陽の塔を例に出して弁護する余地ないでしょ!!!
ほんまに、この人は政治家に戻すわけにもいかないし、コメンテーターとしては嘘ばっかりだし、弁護士としてはこんな弁護だし、海に捨てるわけにもいかない放射性汚染水のように始末に困る存在です。
大阪の文化・芸術の補助金はことごとく縮小廃止しておいて、万博については「芸術的な価値」でポンと350億円ですか。
— たつみコータロー近畿比例 元参議院議員 (@kotarotatsumi) November 13, 2023
橋下徹氏 大阪万博、350億円の日よけ大屋根に「単純な無駄ではなく、芸術的な価値というところも」(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース https://t.co/F6P80uAGIV
新型コロナ感染者続出のクラスターがいくつも出現した大阪。大阪維新の会が「二重行政」解消の名のもとに、大阪を日本で一番病床数の足りない街にした。
イソジン吉村府知事の大阪が、全国で唯一緊急事態宣言下の5月を越えて、すでに8月の死者が最悪に。これが橋下徹氏以来の維新の悪行=医療破壊の結果だ!
橋下府政以来の医療と保健の破壊によって、新型コロナで大阪府市で日本最悪の死者数を出した時も口で謝るだけだし、橋下徹氏の口先三寸の無責任体質って日本一ですよ。
新型コロナ軽視発言のあとオミクロンで最大の死者が出ても、ロシア擁護のあとロシアの戦争犯罪が続々と明らかになっても、統一教会擁護のあと解散命令請求が出ても口を閉ざして全く責任を取らないし。
政治家をやった後、責任を取らずにコメンテーターをやるというスタイルを開発したことと言い、この人はある意味で大天才です。
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立憲民主党 中谷一馬 議員:
私は身を切る改革どころか、世界最大級の無駄遣いだと思っているのですがいかがでしょうか?
11月8日水曜日、野党が厳しく追及したのは、大阪・関西万博の費用問題。
問題の1つとして取り上げられているのは、万博のシンボルとして建設されている「大屋根」。通称、木造リングです。
屋上からは会場全体を見渡せるだけでなく瀬戸内海を望むことができるといいますが、この木のリングの建設費用は…なんと350億円。
立憲民主党 中谷一馬 議員:
今まさに話題になっているこのリングですね。これに350億円かかる。そもそも何で必要なんですかね?
自見英子 万博担当相:
夏の暑い時期に開催されますので、このリングの上に屋根を付けて頂くことで、日よけの熱中症対策としての大きな役割も果たしてございます。
立憲民主党 中谷一馬 議員:
日よけに350億円を国民の皆さんが求めているとお考えになられているかということを確認したい。だってこれ壊すんですよね?
自見英子 万博担当相:
国民にとって必要でございます。
「国民に必要なもの」と答えた、自見万博担当大臣。
万博の建設費をめぐっては、当初、約1250億円を計上していましたが、設計の変更などを理由に1850億円に増額。そして先月には、資材や人件費の高騰を理由にさらに500億円多い、最大2350億円になる見通しを示しました。
これは、当初の予定の約1.9倍にあたります。
そんな中、参加する国から“撤退ドミノ”とも言える動きが出てきています。
メインとなる各国のパビリオンに当初60カ国が出展予定でしたが、このうちメキシコが予算確保の見通しが立たないなどとして撤退する意向を関係者に伝えたというのです。
メキシコ以外にも複数の国が撤退する意向を示しているという情報も。
ブラジルは独自のパビリオンを建設する方針でしたが、断念し、日本の博覧会協会が代理で建てるプランに変更したことが判明しています。
10日、吉村大阪府知事はこの状況について…
吉村洋文 大阪府知事:
正式にですね、そういった情報が来ているわけではありませんので、個別の国の参加の状況については控えさせてもらいたいと思います。
めざまし8スタジオ白熱! 橋下弁護士が語る「誘致の目的」
2025年の開催まで残された時間は500日あまり。
費用など懸念点も多いなか、めざまし8コメンテーターの元大阪府知事・元大阪市長の橋下徹氏は、万博誘致の旗振り役でもあった立場で今どう思うのか、じっくり聞きました。
MC 谷原章介:
メキシコのこのバビリオンからの撤退、ニュース聞いた時、どう思われました?
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
残念ですが、僕はもう撤退するんだったら撤退でいいと思います。開催国を増やすことが目的ではないので、できるところに集まってもらって無理なところには撤退していただくことで、全然問題ないと思う。騒ぐことでは僕はないと思ってます。
パビリオンには4タイプあり、タイプX、B、Cの3つは万博協会が例えばプレハブ工法で簡易施設を建てたり、パビリオンを作るという形になります。一方でタイプAというのは、参加国が独自のデザインで、自国で費用を負担して建設する、つまりより積極的な参加をしていく形となり、費用が一番大きくなります。今回メキシコが撤退を表明したのは、このタイプAとなります。
谷原章介:
まだまだ、これからタイプAからタイプX、B、Cに移行する国が他にも出てくるかもしれませんが、どういうふうにこの問題対処していけばいいと思いますか?
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
僕が言い出して、きちんと方針とかコンセプトとかを固めても、関係者全員にそれを徹底する前に政治家を辞めてしまってある意味無責任な状態になってしまい、その後の人たちが一生懸命やってくれているところに本当にありがたく思うんですけども、やっぱりこれは方針を明確にしきれてなかった僕の責任だと思うんです。
(フジテレビ解説委員の)風間さんからも先々週ぐらいに「万博って古いんじゃないか?」と言われましたが、高度成長時代のやり方をそのままやってた、確かにそう思われますよ。でも僕はこれ、技術を出す万博で、少子高齢化時代の世界各国がいろいろ課題にぶつかるので、そのソリューション、課題解決策を提案する万博という方針でやったつもりです。
箱物で競うんじゃなくて中の技術である意味競い合うような、そういう万博でやってほしかったんですが、僕に説明させてくれれば、もうちょっとうまく説明できるんじゃないかなと思うんですけどね。
谷原章介:
どういう万博なんだって中身って、あんまり伝わってこないんですね。
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
だから、もうタイプAなんかいらないと思うんですよ、今回の万博は。もうタイプBで十分でね。一見見てなんかしょぼいというか、華やかさはないけれども、入ればその技術が結集しているというような。新たな、その今までの万博とは違う万博ってことを、しっかり説明して打ち出せば、風間さんにもご理解いただけるのかなと思ったんですけど…。
風間晋 解説委員:
こういう状況になったからそのタイプAだとかタイプXだとか言い始めただけで、じゃなかったら、全然議論にもなってないわけじゃないですか、そもそもが。「これいけるよね?」みたいな話でしかないわけで。
AからXにした国も、じゃあそのままXでいてくれるのかって言ったら、まだまだわかんないじゃないですか。なんでこメキシコが無理なのかって言ったら、ここのところのエネルギーや食料の高騰を自国通貨安でもう自国のその経済対策が手一杯で、そんなとこやってられないっていうことのわけですよね。でも、それは日本も同じなんじゃないですか?
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
ただ、少子高齢化時代を迎えて、医療にしても、ライフサイエンスにしても、それから、食料の問題にしても様々な世界規模で課題にぶつかるわけですよ。その解決策を世界各国で出し合って、イベントで何かみんなで楽しんで、ワイワイするお祭りじゃなくて、この課題解決策を提供する、その技術にお金をしっかり出す。
それから経済効果っていうのは、僕はあんまり気にする必要ないと思うんですけど、一応、経済効果積算するとで2兆8000億円とか。要はインフレで物価高騰なってますから、経済効果もこれは上がっていくんですよ。愛知博でも一応、計算上は万博やった後に6兆とか、7兆の経済効果があるということを考えると、3000億でも4000億でも、その3兆とか4兆の経済効果を叩き出す投資だっていうことで、費用ばっかり抑える議論にしない方がいいと思う。
風間晋 解説委員:
でも、このタイプで経済効果の検証がなされたことって、一度もありませんから。言ってるだけで。それに、ソリューションをみんなで見つけようよ、提示し合おうよっていうことであれば、別に夢洲に集まらなくても大丈夫だよね。
長谷川ミラ氏:
でも、国会で「350億円は、日除けに必要なんです」って言われてしまうと、やっぱそれに納得いかないのは間違いがないですし、今ここで橋下さんがおっしゃってくださることを国会議員がしてくれればいいものの、全く一度も説明がないまま、じゃあ、何に使われるのかとか、どんな万博になるのかとか、例えばどんな技術が出るのかとか、経済効果もじゃあここまで出るんだ、もっと出してもいいのかもしれないですし、あまりにも国民が置いてきぼり。さらにもメキシコとほぼ同じような状況じゃないですか、日本も。ここまで国が貧困化というか、苦しんでいる中でこんな贅沢な投資というか、出資できるのかなっていうのは疑問には思います。
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
いや、お祭りじゃないってことを僕はもっとはっきり言うべきだったんですよね、技術なんだと。それから、貧困って言ってますけども、その貧困を乗り越える課題解決策を、これをしっかり出していくんだということも、はっきり言うべきだったし、それからリングも。例えば、1970年の大阪万博、太陽の塔あります。太陽の塔、当時はもうむちゃくちゃ批判されたんですよ。もう無駄遣い、無駄遣いと言われて、太陽の塔も壊す予定だったのが、今残って、ある意味大阪だけじゃなくて、まあ日本のシンボル的なものになってるわけですね。費用のところはいろいろ批判はあってもいいんだけど、多様性を一つにするというこのモニュメントが、もしかするとこれは残していくべきだと僕は思うんだけども。
谷原章介:
太陽の塔が残ったのは結果論であって、壊す前提で350億円かけて作って、お金かけて、また壊すっていうのは、今の時代にちょっと合ってないですよね。
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
やっぱ日よけとか雨除けっていうのは、それは違うと思う。多分、誰が考えてるか、役所が考えたのか、そうじゃなくて、モニュメントの意味は。
リングってについては、それを壊す前提で350億っていうのは国民感情に沿ってないので、僕もはっきり残すとかそういうことで説明していけばよかったのになあ、と思うんですけども。
長谷川ミラ氏:
橋下さんのここにあった元々の思いとそれを受け継いだ国会議員がいない今、この先どういった未来を描いていけばいいのかっていうのはちょっと見えないなって、正直思いますが…。
橋下徹 元大阪府知事・元大阪市長:
やっぱこれ大阪側の方から一生懸命旗を振って、大阪がっていうか僕も旗を振ってやったわけですから、国会の方に責任負わせるんじゃなくて、大阪側がやっぱり、しっかりやるべきかと。大阪側といっても吉村さん、横山さんは橋下の尻拭いになってしまうけれど。
(めざまし8 11月13日放送)
2013年10月17日 17:20 [会員限定記事] 日本経済新聞
大阪府と大阪市を統合再編する「大阪都構想」の効果を巡る議論で、日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が軌道修正を迫られている。府市は8月、都構想の実現で生じる効果額を最大年970億円程度と公表したが、当初見込んだ同4000億円には遠く及ばず、都構想反対派からは「都構想の効果額はもっと少ない」との批判も相次ぐ。都構想が最大の争点となった9月末の堺市長選で完敗し、戦略の練り直しを余儀なくされた橋下氏は「節約効果だけで都構想を議論すべきではない。論点がずれている」と訴え始めている。
「いつの間にか、都構想が節約効果の話になっている。大阪府庁と大阪市役所という巨大な役所が2つあり、二重行政で莫大なロスが生じていた。それを将来的に止めるという話から都構想はスタートしたのに」。10月2日夕、退庁時の記者団の問いかけに、橋下氏がいらだちを隠せない様子で語気を強めた。きっかけは同日の市議会決算特別委員会での自民市議の質問。都構想が見込む府市の歳出削減の効果額が約94億円も過大ではないか、と指摘し、大阪市の担当者が効果額の下方修正を検討すると答弁したのだ。
都構想を推進してきた維新は、大阪市内24区を5~7の特別区に再編して府と統合すれば、府と市で重複する非効率な事業や事務などを解消でき、多大な経費が削減できるとうたっている。都構想の効果額を巡っては、もともと維新の松井一郎幹事長(大阪府知事)が知事就任直後の2011年12月、府市の二重行政解消で、府市予算の合計約8兆円の5%に当たる年4000億円を捻出する考えを表明していた。ところが府市大都市局が今年8月に試算した効果額は同976億~736億円にとどまったうえ、発表直後から「府市を統合再編しなくても実現できる行政改革の効果も加えており、水増しだ」との批判にさらされた。今月の自民市議の指摘をきっかけに、さらなる下方修正を迫られた格好だ。
都構想に反対の立場の自民市議らは「都構想の具体化が進めば進むほど、アラが見えだした」と勢いづき、「節約効果だけで議論すべきではない」と訴える橋下氏の姿勢を「急に論点をずらして、論争から逃げ出した」と追及する構え。昨年の衆院選大阪選挙区で選挙協力するなど維新とは友好関係を維持してきた公明からも「効果額は都構想を進める上で一番のキモの部分。都構想の制度設計に責任を負う市長や知事が『効果額なんて大した問題じゃない』などと言ってはいけない」(府議)と批判の声が上がる。
一方、橋下氏は、例えばかつて府と市が競うように臨海部に高層ビルを建設したり、水道事業を別々に運営したりといった二重行政、二元行政の弊害を都構想実現後には防げることも広い意味での「効果」と主張。国家戦略特区の指定や五輪招致など、府市を統合して自治体の影響力を強くすることで実現可能なプロジェクトの経済効果なども都構想の「効果」と考える。今後、こうした「目に見えにくい効果」(同氏)について、有識者らへの公開ヒアリングを実施して、整理する予定だ。
ただ、これまで11年の統一地方選や大阪市長選で、橋下氏や維新が都構想の必要性や効果を説明する際、二重行政の弊害の再発防止や成長の起爆剤になるといった「長期的な効果」よりも、より直接的に有権者の金銭感覚を刺激する「節約できるお金」を「短期的な効果」として強調してきた感も否めない。職員の給与削減や合理化などを巡って橋下氏と対立することも多い市職員組合のある幹部は「今さら都構想が行政改革、節約効果ではないと手のひらを返すのは、おかしな話だ」とあきれる。
時に難解な制度論や都市論になりがちな都構想のメリットを丁寧に説明せず、分かりやすい金銭感覚に訴えてきたことの"ツケ"が回ってきたとも言えるのが、維新が大阪の首長選で初の敗北を喫した9月末の堺市長選。大阪府と堺市の間には、府と大阪市のような分かりやすい二重行政に乏しく、松井氏も選挙を前に「二重行政はない」と認めざるを得なかった。維新は「都構想で堺は飛躍する。都構想に参加しなければ堺が取り残される」と長期的な効果を強調し続けたが、逆に現職市長の陣営は「都構想で堺市民の税金が大阪『都』に吸い上げられる」と有権者の金銭感覚に訴える戦術をとり、勝利した。お株を奪われた形の橋下氏は「争点設定を間違えた。都構想をきちんと説明できなかった」と完敗を認めざるを得なかった。
今月上旬、維新は橋下氏を本部長とする「大阪都構想推進本部」の設置を決め、来年秋にも予定する都構想の是非を巡る住民投票へ向け、本格的な準備に入った。維新幹部は「相手の土俵に乗って入り口論で消耗してしまう事態は、堺で経験済み」として、効果額の「多い」「少ない」に議論が集中するのを避ける戦略を描く。堺市長選の敗戦までは、自在に争点を設定し相手を論破し続けてきた橋下氏。都構想の効果を巡り軌道修正を急ぐ背景には、約1年後の住民投票を見越して、まず争点設定で優位に立とうとする狙いがありそうだ。
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まあ、ドリル優子のインパクトには負けるかな(笑)。
https://smart-flash.jp/sociopolitics/261341/image/1/?rf=2
村野瀬代表の新記事によるとそれって東京スカイツリーと同程度の費用なんですって!?
すげえよ、維新の会と岸田政権の無駄遣い!
『半年で壊す大阪万博木製リングと半永久的な東京スカイツリーがほぼ同額だそう。大阪万博は愚行だと思う、つくづく。 #維新は最悪の選択肢 #万博決めたん維新やろ #万博中止』
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-9465.html
てか、350億円あったら甲子園球場も何個もできるんちゃうか。
最近、政府の無駄使いの桁が凄いので、350億円くらいだと驚かなくなってしまった自分が怖いっす。
世界で一番高価で無駄な日除けとして、ギネスブックに載るかな?
で、あの木材どうすんの?
日除け体験に6500円??
日本の政界では『製造者責任』なんてものも存在しないようで、今回の橋下氏の発言は『失敗を見越して逃げを打った』としか思えない、橋下氏らしい“無責任”極まりないものですね。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/67814a5dc45b191fe97742af6d2c444ed1b8a183
☆失敗とわかっていても突き進む大阪万博は現代の「インパール作戦」なのか?
山田順作家、ジャーナリスト
10/10(火) 4:40
■「日本への信頼」を損なうのはどちらか?
そもそもこの時代に万博をやろうというのが、とんだ“時代錯誤”であり、まったくの無意味。経済効果もありえない。私は万博招致が始まったときから、そう批判してきたが、最近の迷走ぶりを見ていると、潔く延期するか、中止するべきだと切に願う。
■まだ1館も着工されていない海外パビリオン
■「空き地」だらけの万博に誰が行くのか?
■大失敗に終わっても誰も責任を取らない
■万博失敗ならIRも撤退でツケは府民・市民に
もう一人の「誰?」もハシゲ同然の俗物のようですね
スポーツの政治利用は、ローマ帝国の衰退の再現かと。
あと、衰退する国と地域がやることと言えば、博打ですか。
素人感想ですが、安倍氏も、(すぐ)外に敵を作ることと、身内に便宜を図ることでしか、支持を稼げなかった方という印象がありますし。
大阪、ゆるキャラの墓場・・。
もちろん、こんな電波を汚し続ける支離滅裂男をレギュラー出演させ続ける無神経なフジテレビも同類。
安倍以降、御用メディア、偏向メディアと揶揄され続けても平気らしい自民と維新にベッタリのフジテレビ。
かつての繁栄の見る影もない凋落ぶり。
こんなのを出演させ続けることに異議を唱えるまともな人は、もうこのカルト化した局内には誰もいないんでしょうね。
「買っちゃたけど、行けないんで、650円で良いです。」という偽物は出そう。
タイプD、ただの広場。
北米原産の外来種が生い茂り、アライグマが繁殖するUSA広場
池には Procambarus clarkii とアカミミガメ。
アメリカだからって↑どこでもいるとは限らないのですが。
深夜~早朝は、米軍にタッチアンドゴーをやってもらって、万博に行かない人にも、沖縄の苦労を体験できるようにしましょう。
撤退ドミノに不祥事ドミノ・・。
メザマシ8をダマシ8に、と提案すると、ブラックジャック似の鈴木エイト氏に怒られそう。
「悲惨な近未来を作る」に続くのが「維自悪政権」「大阪万博」「吉村府政」「イシン」であることは間違いないのですが、マスコミはこの事実を隠蔽しようとしています。
特にひどいのが、橋下徹を多く登場させていることです。
橋下徹が言い出したことのほとんどが失敗。
大阪府の咲洲庁舎、元大阪ワールドトレードセンタービルディングは、耐震に問題があると指摘されていたのに橋下徹が府の業務の一部を移転させたものです。
大阪府下の各自治体の水道事業も、大阪市の水道整備、浄水能力が高いにもかかわらず、当時の「大阪市憎し」の個人的感情から府営水道統合へと強引に誘導してしまいました。
橋下徹は「二重行政」が問題だと声高に叫んでいましたが、じゃあ、大阪府もいらなくなるということには目をつむります。都道府県と市区町村の関係しか見ません。国と都道府県と市区町村の関係でみれば、三重行政ということになるのですが。
彼のこういったご都合主義は、「数字は見せ方」という表現に集約されています。「費用は気にする必要はない」も「知らせなければいい」ぐらいのことなんでしょう。情報の共有という民主主義の根幹にかかわることを握りつぶしてしまうのですから、橋下徹とイシンは反民主主義の権化と言えるでしょう。
日本維新の会の議員たちにこの橋下徹について話し始めると「もう関係ない」と逃げます。そして、所属議員の不始末について話し始めると「知らない」と言い「新聞は読まないしTVを見る時間もない」と逃げます。そういう指導があるのでしょうね。
皆さん、一度試してみてください。