自民党の派閥裏金事件で非公認となった衆院選候補の支部に本部が２０００万円を支出。バレて逆上した石破首相が「政党支部に出しているのであって非公認候補に出しているのではない。報道に憤りを覚える」と開き直り

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　裏金問題自体は安倍派や二階派などがやったことで自分は関わっていないといえたかもしれませんが、石破茂首相はなりたくて仕方なくて５回も総裁選に出て自民党総裁になったのですから、これは責任を取って刷新感を出すんではなく実際に自民党政治を刷新をしなければなりません。

　ところが、日本共産党の機関紙であるしんぶん赤旗がまたやりました！

　石破氏自身が総理総裁になったあとの２０２４年１０月１５日の総選挙公示直後に、自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表になっている自民党支部にも、自民党本部から政党助成金２０００万円が振り込まれていたことが赤旗の取材でわかったというのです。

　この２０００万円というのは自民党が公認した他の候補への公認料と全く同額だというのですから念が入っていて、石破自民党の反省の無さには恐れ入ります。

選挙になると１人２０００万円配ってるという段階で、選挙がもう不公平やろ。しかも税金から。

総理就任から戦後最短で石破茂首相が衆院を解散し「#日本創生解散」と命名する厚顔無恥。誰が見ても「＃裏金隠し解散」。これで自公政権が勝てたら、＃自民党は変わらない、どころかむしろ自民も日本も悪くなる

 

 

　この赤旗のスクープで、自民党は上を下への大騒ぎ！

　自民党の森山裕幹事長は翌１０月２３日に、この支給は党勢拡大が目的だと説明して

「候補者に支給したものではない」

と弁明。

　石破首相はさらに開き直って

「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではない。報道に憤りを覚える」

 と逆切れしました。

衆院選公示。今ごろ2024年度補正予算は去年を上回る規模にすると言い出す石破茂首相。被災者のためにその予算を組んでから解散すべきだった石破自公政権に鉄槌を下すときが来た！＆維新や国民民主に入れるな！

 

 

　しかし、非公認候補が代表を務める政党支部に２０００万円も出してやったら、当然それはその候補の今回の選挙のために使う目的以外ないじゃないですか。

　だからこそ石破自民党は総選挙の公示日直後にお金を出しているし、その非公認候補が当選したらあとから自民党に復党させることは自民党自身が公言しています。

　それが前提で、森山幹事長自らがこの２０００万円の支給は党勢拡大のためにやったと自白しているわけです。

　しかもその２０００万円を、石破自民党は市民の血税でまかなわれている政党助成金から出したというのですから、そもそも裏金事件を石破氏も自民党も全く反省しておらず、非公認だの比例代表での復活を認めないだのという小細工は選挙の時の小手先口先だけの反省パフォーマンスだと、今回もろにバレたわけです。

　こうなるとますます、政治とカネの問題を刷新できるのは政党助成金を３０年間ビタ一文受け取らず今回も自民党の悪を暴いた日本共産党だけであって、自民党を中心とする政権には自浄能力などこれっぽっちもないことは明らかです。

政治資金パーティをやらず、企業団体献金も受け取らない。だから自民党派閥の政治資金パーティの闇に切り込んだ。
政党助成金も受け取らず廃止を求める。だから政党助成金の闇に切り込んだ。

自民党の腐敗をただすには、しんぶん赤旗と日本共産党が必要です。#比例は日本共産党#裏金　#裏公認 https://t.co/uYtnEI0Xnz

— 田村智子 (@tamutomojcp) October 23, 2024

石破内閣の発足後初の支持率は２８．０％。発足時としては２０００年以降の歴代内閣で最低を更新！森喜朗内閣の３３．３％でさえ５％も下回る！あきらめずに自公政権を倒して、そのあとのことは倒してから考えよう！

 

 

追記

改めて解説します。

「支部政党交付金支給通知書」（全文載っているので毎日新聞が入手した分）を見てください。

内訳が「公認料分」５００万円、「活動費分」１５００万円と明記されており、いかにも

「あなたは非公認にしたけど公認候補と同じ扱いだから怒らないでね」

という意図がミエミエ。

しかも「選挙運動に使う場合」は「貴支部から候補者への寄付」扱いにするように注釈まで付いています。

これでも石破首相は

「選挙に使うことは全くない」

 と言い切っているのですから、この人は自分のところの幹事長が出した通知書の日本語もわかっていない、「募っているけど募集していない」総裁か！と思いましたよ(笑)。

安倍首相の珍答弁「安倍事務所が桜を見る会に行きませんかと幅広く募りましたが、募集はしていません」（爆笑）

 

 

＼がん対策や医療政策は酒井なつみ／

選挙戦9日目、本日は辻元清美代表代行が応援に駆けつけてくれました。… pic.twitter.com/Fa0yy3qeQ1

— 酒井なつみ 衆議院議員候補東京15区(江東区) 立憲民主党 (@sakainatsumi724) October 23, 2024

参考記事　kojitakenの日記さんより

「昨日（10/23）は下記しんぶん赤旗のスクープを、毎日新聞を皮切りに大手メディアが一斉にあと追い報道を行った。ただでさえ今回の選挙戦中に勢いを落としている自民党に更なるダメージを与えると思われる。」

「そういう指摘をしておきながら、弊ブログは衆院選の結果は前回（2021年）と変わり映えしない結果になるだろうとかいう弱気な予想をしたのだが、これは幸いにも大外れになりそうだ。

　私が前記のような弱気になった最大の理由は、こんなタイミングで解散をやられたら選挙権を持つ東京15区で野党候補が勝てるはずがないし、全国に同様の選挙区が多いだろうと思ったからだが、それも間違っていた。」

大空幸星はなぜ東京15区の候補者討論会で選択的夫婦別姓と同性婚に対する賛否を表明できなかったか／17年越しの悲願「丸川珠代落選」の可能性が極めて濃厚に

 

事前打ち合わせなしの一問一答。
日本共産党が他党と違うところ。他にもありますね。

政党助成金を受け取らない。政党助成金は、国民から集めた税金。しかも赤ちゃんまで頭数にして人口で総額を決める。赤ちゃんに支持政党があるのか？
憲法違反の政党助成金は受け取らない、このポイント急上昇です。 https://t.co/dM9FjTXu45

— 田村智子 (@tamutomojcp) October 24, 2024

村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより

「大企業や財界や権力直結の利権勢力を代表していないからこそ、弱者を含めた国民全体の利益を考え、主張できます。

　自分個人の利益ではなく国民全体の幸福を考えられる草の根の個人が活動している政党ですから、弱者を含めた国民全体の利益を考え、主張できます。

　自民党政権が公明、国民民主、維新とも直接間接に協力して、大企業や財界や権力直結の利権勢力と結託して弱者や一般国民の生活を脅かして自分たちの利益だけをはかる政策をやっているものだから、こういう日本共産党のような政党は日本に絶対必要です。」

国民全体の利益を第一に代表する日本共産党は日本に絶対に必要な存在。自民党オトモダチ業界や富裕層や財界だけが繁栄すれば一般国民の生活は苦しくなるから。 #困ったら共産党

 

「選挙戦最初の頃の報道では自民党が勝ちそうな予測の報道があったと記憶しています。

　しかし、今や、こんな報道が出るまでになりました。自民が200議席下回る可能性、だそうです。

　有権者ががんばればもっと減らせるのではないでしょうか、戦略的投票をすれば。裏金脱税使途不明自民党議員たちを、旧・統一教会（現・世界平和統一家庭連合）系の自民党議員たちを。」

悪の自民党政権の議席数をできるだけ減らそう、戦略的投票で。 #自民党は生まれ変わらない

 

「自分たちの政治家としての利益よりも一貫して世の中をマシにしたいという意気込みを持ち続けている社民党や日本共産党が十分な議席を持てなければ、日本は衰退を加速する、それは今までの政治観察からますます強く確信できるようになりました。」

社民党や日本共産党には「他党よりも、世の中をマシにしたいという意気込みがある」 #自民党は生まれ変わらない

いよいよ選挙もあと３日！24日（木）はここ #長崎 #佐賀 です！#社民党 の議席は平和の議席、社民党の議席は国民のくらしを真ん中にした差別のない社会です。比例区は「社民党」ぜひ応援してください！#衆議院選挙2024 #比例は社民党 #社民党 #社民党がいます #福島みずほ #衆院選2024 pic.twitter.com/qUUAk1SS37

— 福島みずほ　参議院議員　社民党党首 (@mizuhofukushima) October 23, 2024

 

 

編集後記

【#国際反戦デー】石破自公政権が負けた後に日本維新の会と国民民主党を抱き込んで「地獄逝こう」連立政権を樹立し、改憲で緊急事態条項・国防軍創設を狙ってくることを警戒しよう【#衆議選２０２４】

 

お待たせしました！

次回こそ一挙蔵出し！石破茂という政治家の本性と恐ろしさの特集です。

５回も６回も総裁選に出て勝ち取った内閣総理大臣の座を、この人がそう簡単に手放すわけがありません。

自公だけで足りなければ非情の冷酷民民主党、それでも足りなければ毒を食らわば猛毒までと悪党日本維新の会とも連携して政権維持を図る可能性大です。

なにせ、自社さ連立までしたことのある政党なのですから。

そんな石破茂というお人がこれまで何を言い何をしてきたか、どうしてうちのブログが一度も石破氏を持ち上げたことがないかを、やっと洗いざらいぶちまけるときが来ました。乞うご期待！

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2024年10月23日(水)　しんぶん赤旗

裏金非公認に２０００万円

公認と同額　自民本部が政党助成金

（写真）自民党の森山裕幹事長から支部会計責任者あての「支部政党交付金支給通知書」

　自民党派閥の裏金事件で非公認となった候補が代表の党支部にも党本部から総選挙公示直後に政党助成金２０００万円が振り込まれていたことが２２日、本紙の取材でわかりました。裏金づくりという組織的犯罪に無反省な自民党の姿が浮き彫りとなっています。

　政党助成金は国民の税金が原資です。本紙は、自民党の森山裕幹事長から支部会計責任者あての「支部政党交付金支給通知書」（９日付）を入手。ここには、「衆議院総選挙の公認料及び活動費として、支部政党交付金を支給します」とありました。

　支給額は計２０００万円。内訳は「公認料」が５００万円、「活動費」が１５００万円となっています。

　裏金づくりで自民党非公認となりながら、党支部長のままの候補者が８人います。本紙は８人が代表の政党支部に取材。ある支部の会計責任者は「他の支部のことはわからないが、党本部から党勢拡大のための活動費ということで２０００万円が振り込まれた」と認めました。

　自民党本部は９日に１次公認候補を、１１日に２次公認候補を発表しました。非公認支部の会計責任者によると、党本部から届いた１３日付の文書には「公認料」の文言はなく、２０００万円を「党勢拡大のための活動費」として振り込むという内容だったといいます。政党交付金用の口座に総選挙の公示直後に振り込まれていたといいます。

　「党勢拡大の活動費ということで、選挙には直接は使っていない。事務所の職員の給与や事務所の費用など間接的には選挙に使っているといわれれば、そうかもしれないが…」と説明しました。

　自民党本部は、本紙の取材を拒否しました。(矢野昌弘)

 

 

自民、非公認候補の党支部に2000万円　「公認と同じ」野党批判

毎日新聞2024/10/23 19:04（最終更新 10/23 23:09）546文字

自民党本部＝東京都千代田区で、平田明浩撮影

写真一覧

　自民党派閥裏金事件で非公認となった候補が代表を務める党支部に対し、党本部が、税金を原資とする政党交付金から2000万円を支給していたことが23日、判明した。共産党機関紙「しんぶん赤旗」が報じた。自民党の森山裕幹事長は同日、「党勢拡大のための活動費として（党支部に）支給した。候補者に支給したものではない」とのコメントを出した。

　自民は衆院選の1次公認を発表した9日付で、森山幹事長から支部会計責任者あてに「支部政党交付金支給通知書」を送付。2000万円を支給すると記載し、内訳は「公認料」が500万円、「活動費」が1500万円だった。非公認で出馬した10人の中には党支部長にとどまっているケースもあるが、赤旗は非公認の候補側にも公示直後、公認候補の場合と同じ2000万円が振り込まれたと報じている。毎日新聞も通知書の写しを入手した。

　森山幹事長はコメントで「党支部に対し、党の組織としてしっかり党勢拡大のための活動をしていただきたいという趣旨」だと強調し、候補者への公認料ではないとの見解を示した。

　一方、立憲民主党の野田佳彦代表は23日、遊説先の山口県周南市で記者団に「事実上の公認だ。非公認といいながらも実態はそういうことで反省していない。たちが悪い」と非難した。【飼手勇介、脇山隆俊】

 

石破首相「報道に憤り覚える」　非公認候補側への２０００万円巡り

時事通信 編集局2024年10月24日11時02分配信

石破茂首相＝２２日、首相官邸

　石破茂首相（自民党総裁）は２４日、派閥裏金事件で同党非公認となった衆院選候補の党支部に党本部が２０００万円を支出していたことについて「政党支部に出しているのであって、非公認候補に出しているのではない。報道に憤りを覚える」と述べた。

 

 

「非公認でも支払う」自民、裏金議員側に政党助成金「2000万円」支給　厳しい対応は見せかけだったのか

2024年10月23日 22時20分　東京新聞

 

　自民党の森山裕幹事長は23日、派閥裏金事件を巡り、衆院選で非公認とした候補が代表を務める党支部に活動費を支給していたと明らかにした。党勢拡大が目的だと説明し「候補者に支給したものではない」と強調した。共産党機関誌「しんぶん赤旗」の報道を受け、森山氏がコメントを出した。赤旗は、非公認候補が代表を務める党支部に、衆院選公示直後に2000万円が振り込まれたと伝えた。

　　　　　◇

　裏金事件を巡り、党総裁の石破茂首相が「ルールを守る自民党を確立する」として、前議員らを非公認にしたにもかかわらず、前議員らが代表の党支部に多額の活動費を支給していた問題。党執行部は裏金事件への対応が不十分との批判を受け、厳しい姿勢をアピールしていたが、裏では公認候補と同様に支援し、見かけ倒しだった実態が浮かび上がった。

　自民は「党勢拡大のため」と主張しており、適正に使用して政治資金収支報告書に記載すれば、法的な問題はない。だが、支給された時期を考えれば、選挙対策のための資金援助をしていたと国民から受け取られても仕方がない。

　党幹部は「非公認でも党員であり、支部長なのだから活動費を支払うのは普通だ」と開き直る。ある非公認の前議員の関係者も「もらったのは確か。今回も活動費が支給されて良かったと安心した」と明かした。国民民主党の玉木雄一郎代表は「ステルス公認」と自民の対応を批判した。

自民党の森山裕幹事長（資料写真）

　首相は非公認候補が当選した場合、追加公認する可能性に解散前から言及。森山裕幹事長は「差別が続いてはならない」と説明するが「政治とカネ」の問題で自民に逆風が吹く厳しい選挙戦で、1議席でも積み増したいのが本音。実際、高市早苗前経済安全保障担当相ら大物が公然と非公認候補の応援に入っている。

　法政大の白鳥浩教授（現代政治分析）は「これでは裏金問題にけじめをつけたと有権者は受け取らないだろう。国民を裏切る行為であり、政治の信頼が回復できるのか疑問だ」と指摘する。（近藤統義）

 

 

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