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さきほど、立憲民主党の新代表が野田佳彦氏になったことに伴う新たな執行部人事が発表されました。
1 幹事長に小川淳也氏
2 政務調査会長に重徳和彦氏
3 国会対策委員長に笠浩史氏
4 大串博志 選挙対策委員長が続投
5 代表代行は大串氏、長妻昭氏を新たに起用し、辻元清美氏が続投することになりました。
小川氏は早くに党内リベラル派閥のサンクチュアリを抜けて野田氏を応援すると宣言しましたから、小沢氏とともに記者会見をした小川氏を幹事長に、というのが小沢一郎氏が野田佳彦氏に選挙協力を約束した見返りなのかもしれませんね。
はあ、やれやれです。
小沢氏の向かって右隣りが小川氏。自分の選挙の時に維新の会に対抗馬を立てないように頼みに行ったことで知られる(-_-;)。
一番左の人は菊田真紀子議員で、前の前の写真にも写っているが、調べたら常任幹事会議長という役職をもらったらしい。知らんがな!
【どっちもどっち】泉代表に反旗?立憲民主党の小沢一郎氏や小川淳也氏らが「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」設立。このメンバーだと維新との選挙協力も視野に入れている(呆)。
そして小川幹事長のほか、立民党内の中堅・若手議員のグループ「直諫の会」を率いて、今回の代表選挙で野田氏に立候補を直訴要請した重徳和彦氏を政調会長に。
さらに、選挙後に野田氏に投票したと公表した安住淳氏では飽き足らず解任して今回の代表選挙で野田氏の推薦人になった笠氏を国対委員長に、民主党政権では野田総理大臣のもとで総理大臣補佐官を務めた大串氏を選対委員長に、ということで、野田氏は口では「挙党一致」と言いますが、想像以上の論功行賞で野田色の濃い人事なのでしょう。
知らんけど!
立憲民主党代表選に向けた枝野幸男氏と野田佳彦氏の選挙公約を徹底比較する。野田氏の公約は羊頭狗肉。「第2自民党」日本維新の会と連携する気満々の野田氏では、日本の政治も経済も建て直せないことは明らかだ。
また、まあ半ば名誉職である代表代行に枝野氏に投票したリベラル派の長妻昭氏を入れたのがせめてもの挙党一致体制の印なのか。
ちなみに、辻元清美さんは枝野氏の推薦人にも吉田晴美さんの推薦人にもならず、だれに投票したかも秘匿する敵を作らない賢い戦術が功を奏して代表代行にアリバイ的に残してもらえてよかったですな(棒)。
さすが社民党から政権が取れる旧民主党に移籍した人だけのことはあります。
野田氏とすれば自分が保守だから、代表代行の人数を3人に増やして、うち2人をリベラル派にしてバランスを取った苦心の人事なんでしょう。
が、どうでもええわ!!(なげやり)
野田氏は吉田氏に推薦人貸してまで出馬させたのに、党の役員にはしてやらないんだなあ。非情なり。
【祝!吉田立つ】立憲民主党代表選に吉田晴美議員が締め切り1分前に立候補!かつて野党共闘で衆院選東京8区で圧勝し自民党の派閥の長だった石原伸晃に比例復活も許さず政界引退に追い込んだ強運と実力に期待する!
さて、以上の人事についてはもっと正確で詳しい評価は、政局もここの「kojitakenの日記さんの古寺多見さん」にお願いしたいとして、古寺さんと私とで野田氏の勝因=枝野氏の敗因について意見が割れました。
本日の古寺さんの記事
立民代表選、党の創設者枝野幸男の最大の敗因は新自由主義批判を立民代表選の争点にできなかったことだ。
にあるように、
『弊ブログがしつこく指摘する一方、立民支持層の人たちの間ではリベラル派を含めてほとんど論点にならなかったことだが、枝野と他の候補、特に野田及び泉には政策に大きな違いがあった。
それは、4人の候補者の中では枝野だけが「小さな政府」をはっきりと批判していたことだ。』
『逆に枝野側からいえば、こうした新自由主義批判を立民代表選の争点にできなかったことが最大の敗因だと私は考えている。
この点で、私は宮武嶺さんとは意見が異なる。』
と明記されています。
古寺さんが引用してくださった私の記事はこちら。
【立憲民主党代表選2024】野田佳彦元首相が勝って立民の新しい代表に。党の創設者枝野幸男氏が敗北した原因は「現実主義」路線の名のもとに自ら右に右に寄せて行き、野田氏との区別がつかなくなったことだ。
古寺さんは日本の政治の中でも「大きな政府」論という経済政策を最も大事にされておられて、私はリベラルな政治、とりわけ護憲や人権保障に重きを置いていることの差がここでも出たのかなと思います。
しかし、古寺さんや私が指摘したのは実は枝野氏の敗因ではない気がします。
我々は政策本位で政党を選んでいるから、以上のような意見になりますが、本当は政策なんてみんな二の次なんでしょう(-_-;)。
今回の立民代表選の勝敗に限って言えば、これも古寺さんが再三指摘されてきたことですが、泉健太前代表が旧希望の党や国民民主党に近い人間を各支部の支部長=衆院選の立候補予定者にシフトしてきたことが、枝野氏の敗因、野田氏の勝因だと思います。
だって、泉氏は1回目の投票で全体で3位となったものの、候補予定者票では野田氏に次ぐ2位でしたもんね。
もっと言えば、2017年に立党したときには旧民主党よりはるかにリベラルだった立憲民主党に、旧民主党の野田氏や小沢氏を入れたこと、そして旧希望の党の泉氏らを入れてさらに国民民主党の大半を合流させたこと。
この立民の拡大路線が枝野氏の最大の失敗であって、泉氏に続いて野田氏と、見事に軒先を貸して母屋を乗っ取られたわけです。
国民民主党などが合流する前の旧立憲民主党の魅力は、鳩山由紀夫氏と小沢氏という元自民党の大物と市民派の菅直人氏で作った旧民主党よりリベラルなところにありました。
立民はその純化路線を貫き、元民主党の泉氏や小沢氏らには国民民主党、野田氏や岡田氏には「無所属の会」にいてもらって、立民の中に入れずに「外側」の存在のまま、選挙協力などをすればよかったと思います。
こころなしか、エダノン元気ない。
【#立憲民主党代表選2024】立憲民主党は軍拡反対と原発ゼロを宣言して創立時の理想に立ち戻り、綱領通りの「立憲主義と熟議を重んずる、民主政治を守り育て、人間の命とくらしを守る、国民が主役の政党」になれ
私がFacebookの「立憲民主党コミュニティ」というページで上の記事をシェアしたのに対してついた立憲民主党党員の方のコメントが、枝野氏の敗因を言い当てていると思います。
『枝野の敗因は「右傾化発言」ではないと思う。
以上のような枝野氏の党運営の戦略ミスはともかく、選挙戦術的に惜しかったのは、野田氏が日本維新の会と提携しようとしていることを厳しく批判しなかったことですね。
【#立憲民主党代表選2024】明日は立憲民主党代表選本番。かつて自爆テロ解散で民主党政権を崩壊させて安倍政権の生みの親になり、今は「悪党」日本維新の会と組もうとしている野田佳彦氏だけは絶対選ぶな。
という記事で、枝野氏が
「維新との違いをいかに力強く訴えるかが大事な局面だ。維新を倒しましょう。維新と一番激しくやれるのは、私ですから」
と語ったという話を紹介しましたが、実はこれ、立憲民主党代表選の公式日程ではない、兵庫県加西市という田舎での労働組合の集会に出席した後のクローズの会合での話です。
しかも、投開票が9月23日なのにこの集会は9月19日ですからね。
遅すぎるし、非公然すぎます。
野田氏は維新のネコ馬場代表や遠藤国対委員長と毎月のように会食を重ねてきたそうなんですが、共同通信に本日9月24日にさっそくこんな記事が出ています。
『日本維新の会の遠藤敬国対委員長は24日、野田佳彦元首相の立憲民主党代表就任を受け、連携に期待感を示した。
国会内で記者団に「今までの立民と違う成果物をつくれる」と述べた。野田氏から24日午後にあいさつを受けると明らかにした。
自民党派閥裏金事件を受けた政治改革こそ「野党連携のスタート地点だ」と強調。
維新が作成を進める政治改革関連法案を巡り、臨時国会への共同提出を野田氏に提案する考えも示した。』
岸田政権の政治資金規正法「改正」案をさらに悪くする修正案を出して自公に丸呑みさせ、法案を衆院を通過させた維新が何を言っとるのか。
民主党政権を崩壊させた野田佳彦氏の7つの大罪については前に詳述しましたが、今は少なくとも、維新大好き野田・小川執行部の立憲民主党が日本維新の会と連携して日本政治をぼろぼろにするのだけは阻止していかないといけません。
野田氏を講師に迎えた日本維新の会の勉強会で、野田氏に一番近いところで満足げに笑ってるのが遠藤氏ですな!(怒)。
かつて民主党政権を壊した野田佳彦元首相が日本維新の会の勉強会で講師。「特に維新の皆さんとも協力して改革を進めていこうという呼び掛けなどをさせていただきました」。今こそ維新へ行き、そのまま帰ってくるな。
追記
ところで、共同通信によると、野田新執行部に対する日本共産党の反応について
『共産党の小池晃書記局長は23日、野田佳彦元首相を新代表に選出した立憲民主党との衆院選小選挙区の候補者調整に否定的な見解を示した。都内で記者団に「共産党の議席を伸ばすことが自民党政治の転換につながる。比例代表を軸に、小選挙区でも最大限候補者を擁立して戦う」と強調した。
野田氏が共産党と連立政権を組めないとした発言に対し「最初から拒否し、誠実な態度とは言えない」と不満をあらわにした。集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法に触れ「野田氏は『違憲だが、すぐに廃止できない』と言った。これは重大だ」と疑問視した。』
ということなんですが、立民に対する脅しや駆け引きじゃなくて、本当に共産党には小選挙区に立てられるだけの候補者を立ててほしいです。
立民には投票したくないというリベラル左派も激増したと思いますし、共産党と社民党の候補者がいないと、私を含めて真ん中から左の無党派層が投票する先がなくて棄権になってしまいます。
小選挙区に候補者を立てれば比例での得票数も増えるのは歴然たる事実。
比例の当選者数さえ犠牲にして、共産党は小選挙区で立民に協力してきたんですが、一回それを止めましょう。
次の総選挙では共産が全く協力しなかったら小選挙区で立民がどうなるか見せつけてやったらいいです。
失うものは共産より立民の方が大きいはずです。
立憲民主党の代表に野田佳彦氏が選ばれました。私は党本部で会見しました。
— 小池 晃(日本共産党) (@koike_akira) September 23, 2024
私は野田氏の代表就任に祝意を表した上で、3点表明しました。… pic.twitter.com/nAvxk7DiD8
参考記事 村野瀬玲奈の秘書課広報室さんより
『立憲民主党代表選で野田佳彦が勝ってしまいました。枝野幸男が一人で立憲民主党を立ち上げたことで生まれた、腐敗した自民党政治への有力な対抗軸の一つがこの瞬間に崩壊したと私は受け止めます。』
『2012年末に当時の民主党政権の野田佳彦首相(当時)が政権を自民党に譲り渡したことを思い出せば、日本の政治を良くすることは野田佳彦にはできないという確信があります。それに加えて、今回は、安倍晋三の国葬で弔辞を読んだ野田佳彦、維新と連携する気満々の野田佳彦には腐敗した自民党政治の是正も、ダメダメ維新政治へのダメ出しもできないと予測しています。』
『「腐敗した自民党政治への有力な対抗軸の一つがこの瞬間に崩壊した」とこの記事の最初に書きましたが、日本共産党、社民党、れいわ新選組(の中のベターな人)が腐敗した自民党政治へのささやかな対抗軸になるように育てていかなければ日本の民主主義や国民主権や基本的人権が本当にあぶない、と思います。』
野党が野党でなくなった瞬間、もしくは民主党政権崩壊の責任者野田佳彦の立憲民主党代表就任
立憲民主党の枝野幸男代表が辞任。今は止められないだろうし止めるべきではない。しかし、枝野幸男は必ずまた立つ。そして、リベラル派は立憲民主党が動揺して右傾化しないように厳しく見守ろう。 https://t.co/B3cZqhG51u
— 宮武嶺 (@raymiyatake) September 24, 2024
前回の衆院での議席減の責任を取って、2021年11月に枝野氏が辞任の時の、枝野氏を惜しんだあの気持ちが今回はほとんど沸いてこない。
うちは普段は表題100文字を枠いっぱいに使って要約的な結論を書くんですが、正直、野田立憲民主党とどう向き合うべきか、今回まだ結論が出ませんね。
自民や維新よりはマシだから、是々非々で生暖かく見守ろう、と書こうかと思いましたが、野田氏がかつて民主党政権を破壊して安倍政権の生みの親になったこと、それ以前から政策が官僚の言うなりで安倍政権と全然変わらなかったこと。
そして、いまだに安倍総裁との党首討論の時からずっと変わらず「国会議員の定数削減」を言い募っていて、立法府の弱体化を図り「行政権の肥大化現象」をさらに拡大しようとしているところなどなど、笑う悪魔の面目躍如で野田立民が自民や維新よりマシなのかも自信が持てない始末なので、ほとほと弱ってます。
だからこそ、やれることを全部はやらないで負けちゃったエダノンに腹立つな~
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立憲民主党の野田新代表は、新たな執行部人事で、幹事長に小川淳也氏、政務調査会長に重徳和彦氏などを起用することを両院議員総会に提案し、承認されました。
記事後半では新執行部に選ばれた議員のプロフィールも紹介しています。
野田代表 新執行部を提案し承認される
立憲民主党は、23日の代表選挙で野田新代表が選出されたことを受けて、24日午後1時から国会内で両院議員総会を開きました。
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この中で、野田氏は新たな執行部人事で
▽幹事長に小川淳也氏
▽政務調査会長に重徳和彦氏
▽国会対策委員長に笠浩史氏を起用するとともに
▽大串博志 選挙対策委員長を続投させることを提案し、承認されました。
また▽代表代行は大串氏が兼務するとともに
▽長妻昭氏を新たに起用し
▽辻元清美氏が続投することになりました。
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野田氏は、27日の自民党総裁選挙のあと、早期に衆議院が解散される可能性もあるとみて、小選挙区の候補者のさらなる擁立など、選挙準備を急ぐことにしています。
- 注目
《立民 新執行部 プロフィール》
◇幹事長:小川淳也(おがわ・じゅんや)氏
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幹事長に起用された、小川淳也氏は衆議院香川1区選出の当選6回で、53歳です。旧自治省、いまの総務省を経て、2005年の衆議院選挙で初当選し、民主党政権では、総務政務官や党の政務調査副会長などを務めました。
2017年の衆議院選挙の際に、当時の民進党が分裂し、希望の党に参加しますが、その後、無所属で活動し、2020年に立憲民主党に加わりました。この年には自身の政治活動を追ったドキュメンタリー映画「なぜ君は総理大臣になれないのか」が公開され、話題となりました。
3年前、2021年の衆議院選挙での党の敗北を受けて行われた、代表選挙に立候補し、泉前代表にやぶれましたが、政務調査会長に起用されました。その後は、党の税制調査会長などを務め、今回の代表選挙では、野田新代表を支援しました。
◇政調会長:重徳和彦(しげとく・かずひこ)氏
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政務調査会長に起用された、重徳和彦氏は、衆議院愛知12区選出の当選4回で、53歳。総務省の官僚出身で、2012年の衆議院選挙に日本維新の会から立候補して初当選しました。その後、民進党や無所属を経て、2020年に野田新代表とともに、立憲民主党に参加しました。
党内では、中堅・若手議員のグループ「直諫の会」(ちょっかん)を率いて、今回の代表選挙では、野田氏に立候補を要請するなど、全面的に支援しました。
政策立案能力に定評があり、今回の代表選挙で野田氏が訴えた、社会課題の解決に企業などの資金を活用する投資の促進などの政策は、重徳氏らのグループの提言がもとになりました。
◇国対委員長:笠浩史(りゅう・ひろふみ)氏
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国会対策委員長に起用された、笠浩史氏は衆議院神奈川9区選出の当選7回で、59歳。民放の記者を経て、2003年の衆議院選挙で初当選し、民主党政権では文部科学副大臣などを務めました。
その後、当時の民進党や希望の党、無所属を経て、3年前に立憲民主党に加わり、安住国会対策委員長のもとで、国会対策委員長代理を務めました。国会対策の経験が豊富で、今回の代表選挙では野田新代表の推薦人を務めました。
◇選対委員長:大串博志(おおぐし・ひろし)氏
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選挙対策委員長を続投する大串博志氏は衆議院佐賀2区選出の当選6回で、59歳。旧大蔵省、いまの財務省の官僚を経て、2005年の衆議院選挙で初当選しました。
民主党政権では野田総理大臣のもとで総理大臣補佐官を務めました。その後、民進党や無所属などを経て2019年に立憲民主党に参加し、おととしから泉代表のもとで党の選挙対策委員長を務めています。
【立民代表選 結果】野田新代表 党役員骨格人事「刷新感重要」
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維新 遠藤国対委員長 “政治改革などで協力”
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日本維新の会の遠藤国会対策委員長は、記者団に対し「野田新代表とたびたび話はしているが、共通点が多く、一緒にやれることはある。国会の中の協力関係や信頼関係をより醸成していくことが大事で、それには政治改革がスタート地点になる」と述べました。
そして、来月1日に召集される臨時国会の冒頭に、政策活動費の廃止や、企業・団体献金を禁止などを盛り込んだ、政治改革の法案を野党各党で共同提出するため、立憲民主党などに働きかける考えを示しました。
また、野田新代表が意欲を示す、次の衆議院選挙に向けた野党間の連携について「状況に応じて判断していくべきだ。野党の議席を増やせば、与党が『ゆるゆる』にならず、国民の期待につながる。国民の期待値を上げることを全否定する必要はない」と述べました。
国民 玉木代表「新体制の人事 よく見極め今後の対応」
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国民民主党の玉木代表は記者会見で「党のトップが誰になろうと何らかの連携をするには外交・安全保障、エネルギー政策、憲法など基本政策の一致が必要だ。エネルギー政策について野田氏は代表選挙で現実的な発言をしていたが、党の綱領には『原発ゼロ』と書いてあるので現実路線に変わるのかどうかはまだよく分からない」と述べました。
その上で「新体制の人事もこれから決まるので、よく見極めたうえで今後の対応も決めていきたい」と述べました。
「代表選は準決勝にすぎない」立憲・辻元清美氏 野田新代表と共に政権奪取へ意欲
09/23 17:48 配信 ABC朝日放送
23日に投開票された立憲民主党の代表選で、野田佳彦氏(67)が新代表に選出されました。
投開票を前に、辻元清美氏は「きょうの代表選は準決勝にすぎない」と話していました。
(辻元清美氏)「これは準決勝ですから。決勝の総選挙で政権を取りにいくぐらい結束できればいいなと思っています」
「(Q.このあと衆院選が行われた場合はどう訴えていく?)やっぱりひとつは政治改革ですよ。政治のうみをここで出し切ること。日本の経済社会が停滞しているので、それをきっちり改革できるのは、どちらか競い合いたい」
午後1時から始まった臨時党大会。1回目の投票では過半数を獲得した候補者がおらず、上位2位の野田佳彦氏と枝野幸男氏で決選投票を行った結果、新たな代表は野田氏に決まりました。
きょうから総選挙を見据えた戦いが始まります。
野田新代表、枝野氏と決選の国会議員票で接戦 「無視できぬ」票差
23日投開票の立憲民主党代表選は野田佳彦元首相(67)が枝野幸男元代表(60)との決選投票を制し、新代表に就いた。野田氏は自民党総裁選(27日投開票)後に新首相が早期の衆院解散に踏み切る可能性を踏まえ、「本気で政権を取りにいく覚悟だ」と表明。次期衆院選での政権交代を目指す姿勢を強調した。
「総選挙は間違いなく早い段階で実施されるだろうから、その戦いの準備を今日から始めたい」
野田氏は代表選の開票直後の演説でこう述べ、最も早い場合で「10月27日投開票」が取り沙汰される衆院選に向け、9月24日の両院議員総会で幹事長など人事の骨格を正式決定する考えを明かした。党の総合選挙対策本部などを週内に設ける方針も示し、「挙党態勢で政権を取りにいこう」と呼びかけた。
旧民主党政権で首相を務めた野田氏は代表選で「保守中道」を掲げ、1回目の投票で党所属国会議員、国政選挙の公認候補予定者、党員・サポーターの票を最も集め、首位に立った。その勢いのまま、枝野氏との決選投票を制した。
だが、決選投票で野田氏を支持した国会議員は72人と6割に届かず、63人の票を得た枝野氏と9人差に迫られた。枝野氏は党内最大グループ「サンクチュアリ」(約30人)の顧問を務め、リベラル系議員を中心に支持を固めた。枝野氏側近は「(野田氏が枝野氏のことを)無視できない票差になった」と指摘した。
さらに1回目の地方議員票は枝野氏がトップで、野田氏は「地方議員票が開いた時には『創設者は強いな』と思った」と振り返った。
野田氏にとって、安定した党運営にはリベラル層の支持が厚い枝野氏の協力が欠かせない。そのため、野田氏は決選投票に先立つ決意表明で「枝野さんには改めて立党の精神を学ばせていただいた」と持ち上げた。泉健太前代表(50)に対しては「3年間の党勢拡大のためのご奮闘に頭の下がる思い」とし、吉田晴美衆院議員(52)にも「新鮮な発想を学ばせていただいた」として謝辞を述べた。
枝野氏は開票後の陣営の報告会で「結果が出たので、総選挙、来年の参院選、野田新代表の下でしっかりと勝ち抜いて、国民の期待に応え、我々の目指す社会を作っていく」と述べた上で、「私も一兵卒としてしっかりと頑張ってまいりたい」と語った。
一方、泉氏は1回目の投票で全体で3位となったものの、候補予定者票では野田氏に次ぐ2位だった。吉田氏は出馬に必要な推薦人(20人)の数を上回る28人の国会議員票を集め、党員・サポーター票で泉氏と並んだ。党幹部からは「2人は大したものだ」と評価する声が上がった。
泉氏は開票後、記者団に「両横綱(野田、枝野両氏)に思いっきり上手投げを打たれた。四股を踏んでやり直す」と悔しさをにじませ、「野田氏を支える」と語った。【源馬のぞみ、田中裕之】
2024年9月23日 21:30 日本経済新聞
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共産党の小池晃書記局長は23日、野田佳彦元首相を新代表に選出した立憲民主党との衆院選小選挙区の候補者調整に否定的な見解を示した。都内で記者団に「共産党の議席を伸ばすことが自民党政治の転換につながる。比例代表を軸に、小選挙区でも最大限候補者を擁立して戦う」と強調した。
野田氏が共産党と連立政権を組めないとした発言に対し「最初から拒否し、誠実な態度とは言えない」と不満をあらわにした。集団的自衛権行使を可能にする安全保障関連法に触れ「野田氏は『違憲だが、すぐに廃止できない』と言った。これは重大だ」と疑問視した。
一方、野田氏が連携の可能性を模索する日本維新の会は、馬場伸幸代表がコメントを発表。野田氏が次期衆院選で自民、公明両党の過半数割れを目指す考えを示したことに「目標は共有するが、まずは互いに全力でぶつかっていく」として、立民との候補者調整に慎重な姿勢を示した。
同様に野田氏が連携を期待する国民民主党の玉木雄一郎代表は取材に「今後、政策の一致を図れるのかどうか確認したい」と述べるにとどめた。〔共同〕
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自民党が自滅しているのに、もっと大胆な人事をして欲しかった。
単独で政権を取るぐらいの勢いがないとダメだ。
もうこんなチャンスは巡ってこないかもしれないのに。
維新と連携するなんて、失速するのが目に見えている。
目を覚ましてください。
国民が求め、かつ、選挙でも現実でも非常に大切なのは『適切な経済政策』です。
凶悪なナチスのヒトラー独裁政権を多くの国民が支持してしまったのは『経済政策が非常に適切だった』ことはご存じの通りです。
(※現代のロシアでなんだかんだでプーチン大統領が一定以上の支持があるのは『経済政策に成功している』からです。)
そして、ヒトラーに騙されて『ドイツがナチスの専制国家と化した』のは多くの国民が『護憲や人権保障』の大切さを理解していなかったのもご存じかと思います。
宮武さんの立場の人も、古寺さんの立場の人も『両方必要』なわけですが、『両方の政策ともダメダメ』な野田氏は早急に代表から放逐する必要があると思います。
それでも『利権のための政治しかしない』自民よりはずっとずっとマシなので、選挙では『野党を全面的に応援』しつつ、『野田氏は早急に追い出す』ように発信する…個人的にはそう心がけたいですね。
※(維新が“凶悪なグローバリスト”であることを置いておいて)完全なオワコンの維新と組もうという連中は『時流を読む力がゼロ』…政治家失格なことももっと周知したいですね。
https://uc-style.com/260/
☆ヒトラーの経済政策 不況を脱したナチスの失業対策
2024年7月31日 UC-Style 西洋史
やはり、政界の壊し屋・党の疫病神小沢ルや、野田メダメら右派は入党させなければよかった…今更ですがね…
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6514647
Yahoo!ニュースのコメント欄の「エキスパート」の
自称ジャーナリスト・田中良紹と、自称ライター・遠藤結万ら「それなりに富裕な都市部ネオリベ識者(自称)」のコメントが惨、否、アホ過ぎる…
ちなみに田中良紹(Wikipedia)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B0%E4%B8%AD%E8%89%AF%E7%B4%B9
こいいつ、陰謀論者と変わらんがな!
こら、あかんわ…(呆)
余談ですが…
「ネオリベ」を「ネロリベ」とタイプミスしてしまいました(笑)
まだまだネロ(複数)によるネオリベ統治が続くのかと…(溜息)