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立憲民主党の創設者である枝野幸男前代表は2024年8月9日夕、つまり先ほど、立民代表選(9月7日告示、23日投開票)への立候補の意向を表明しました。
さすが横綱ですから後出しジャンケン合戦などには目もくれず、立民代表選への表明したのはエダノンが初めてです。
枝野氏はこの日、代表選と同時期に自民党総裁選が行われることを踏まえて記者団に
「与野党を超えて政治の大きな方針と、それを実現するリーダーシップを競い合う9月にしなければならない。私なりの選択肢を示す」
と述べて、代表選に立候補する考えを明らかにしたのです。
やはり、軽量級の泉健太現代表とは言葉の重みが違います。
本日、9月に行われる立憲民主党の代表選挙に枝野幸男が立候補する旨を、表明させていただきました。21日に記者会見を行い、政策などを発表する予定です。本人から動画メッセージです。(事務所スタッフ) pic.twitter.com/7OqC49v8YB
— 枝野幸男 #立憲民主党 #埼玉5区 衆議院議員 (@edanoyukio0531) August 9, 2024
【#枝野立て】立憲民主党代表選。泉健太代表と野田佳彦元首相相手なら、ぜひ創立者の枝野幸男前代表が立候補して、政権交代により首相になってほしい。【#泉健太やめろ】【#野田佳彦は民主党政権崩壊の主犯】
来月の立民代表選挙に立候補が噂されている面々の中で、日本一の悪党であり第2自民党である日本維新の会と連携するのではないか、という心配がないのは、枝野幸男氏と西村智奈美代表代行だけです。
できれば女性でリベラル派の西村氏に立民の代表に、そして日本初の女性内閣総理大臣になってほしいのはやまやまでしたが、旧民主党代表の旧剛腕小沢一郎氏や、民主党政権を瓦解させた野田佳彦元首相が暗躍しており、ちょっと党内で勝ち抜くのには西村氏では荷が重い気がします。
枝野氏を目の敵にしている人が党内にも、党外にもいて、枝野氏への逆風は相当なものになりそうなのですが、それでも安心感・安定感で今は枝野氏しかないのだと思います。
【#立憲民主党は維新と組むな】立民の泉健太代表と維新のネコ馬場伸幸代表が3時間も密室で会談。落ち目の維新と組んでも立民には何の得もない。いまだに維新との連携を模索する泉・野田・小沢3人は立民から去れ。
小沢氏も言っていましたが、枝野氏に対する批判で最も大きい声は、2021年衆院選敗北の責任を取って辞任した経緯から
「辞めたばかりで、また出るというのはどうか」
というもの。
しかし、支持者を減らしたという意味では、2021年秋の衆院選より泉氏が代表になってから行われた2022年夏の参院選のほうがはるかに惨敗でした。
そしてその惨敗の責任はひとえに、泉氏の提案型野党路線=ゆ党路線にありました。
さらに、その後、泉氏は何度も何度も日本維新の会にすり寄り、呆れた立民リベラル支持層や無党派層からそっぽを向かれて、2023年4月の衆参補選5選でも立民は0勝5敗の大惨敗。
【#泉やめろ】衆参補選5選挙区でも立憲民主党が全敗。自民4勝、維新1勝。自民と対決できず維新にすり寄る泉健太代表のままでは立民は6月の解散総選挙で大敗し解党の危機となる。
最近、立民が支持率を持ち直したかのように見えますが、それは泉氏の手腕によるものではなく、岸田自民党の裏金問題があまりひどいという敵失によるものです。
しかも、一時上がった立民支持率はまた下がってきています。
「kojitakenの日記」の古寺多見さんに言わせれば
『別に泉が立民を立て直したわけじゃないんだけどね。
少し前に元毎日新聞の尾中香尚里氏が指摘していた通り、21年衆院選の総括を間違えて「対案路線」に走って「本当の惨敗」を喫してしまった党代表が泉健太だった。泉はその後「21年衆院選の敗北が大きかった」などと発言して歴史修正を図ったことがあるが、これが枝野幸男が泉に持つ心証を悪くしたであろうことは想像に難くない。
弊ブログもその件で泉を批判したことがある。』
『現在の立民の支持率は枝野前代表時代末期の3年前と同じくらいで、支持率が下落基調にあることも当時と同じだ。
つまり泉時代の立民の政党支持率は、最初の2年で大きく下げてそのあとの3年でそれを上回るくらい大きく上げたが都知事選でまたかなり下げ、差し引きゼロといったところだ。
しかもこの乱高下に大きく寄与したのは泉ではなく野田Gの面々(前述の高野勇斗、手塚仁雄、蓮舫ら)だった。』
というのが真相です。
立民 野田元首相と小沢衆院議員 党代表選めぐり意見交換(NHK, 7/31)/またか(呆)
さらに、泉健太代表は人事にしか興味がないと言われる自民党の岸田首相とそっくりで、党内での権力争いには長けています。
そして、これは古寺さんだけが何度も繰り返し指摘されているところですが、泉氏は自分の権力基盤を固めるために、地方の総支部長(衆院選の立候補予定者)を次々と立民創設メンバーから旧希望の党・国民民主党出身者に挿げ替えているのです。
『泉は代表に就任して以来、前の枝野体制下では大半が旧民主の人たちで占められていた総支部長を次々に自らの息のかかった保守系の人間に差し替えてきた。
それは東京都連では進まなかったが(それどころか中間派的な立ち位置だった15区の井戸まさえが「市民と野党の共闘*1候補」を銘打たれた酒井菜摘に差し替えられた。
しかし泉系旧民民の参院議員が独裁する広島では3人の総支部長がおそらく保守系の人間に差し替えられたようだ。
同様の人事が他の自治体でも進んでいるとみえる。それが「d s」の書く「今回は大量にいる総支部長」という言葉の意味だ。
このことから確実に言えるのは、もし泉が再選されたら総支部長の差し替えはさらに進み、立民がさらに保守色を強めた政党になるのは絶対に避けられないということだ。』
2022年12月、日本維新の会のネコ馬場伸幸代表と連携を約束したときの嬉しそうな泉健太の顔。この後、立民の支持率はさらにダダ下がりに。
参考記事 kojitakenの日記さんより
立民 野田元首相と小沢衆院議員 党代表選めぐり意見交換(NHK, 7/31)/またか(呆)
泉健太氏がまた代表に再選されたりでもしたら、立民の総支部長が保守化するという現象がさらに進み、立民が創立時とは似ても似つかない政党になってしまう。
枝野氏が今回どうしても立候補せざるを得ない理由がそこにもあるというのが古寺さんの指摘です。
『弊ブログはしつこく書くけれども他に言う人がほとんどいないことをまた書くと、泉が再選されれば小山千帆公認のような例が増えることは絶対に間違いない。
なにしろ、2021年までは大半が旧立民で占められていた総支部長を右派人士にすげ替えることが、泉の党内権力工作の主眼の一つだからだ。
総支部長が敵ばかりでは立民代表選は戦えない。
だから泉が最初に新立民代表選で枝野幸男と戦った時には泉が負けたのだし、今回は出れば互角に戦えるといわれている理由の一つが、これまでに行なってきた総支部長の交代人事にある。
今秋の代表選で泉が枝野に勝てば、泉は大手を振ってその工作を進めることができる。
多くの立民支持層の人々の予想や期待に反して枝野が(不評を押して)代表選に出そうな理由の一つが、泉による右派偏重の党内権力工作を止めるためではないかと私は想像しているのだが、違うだろうか。』
参考記事 kojitakenの日記さんより
希望の芽はある: 枝野幸男学生に語る
枝野ビジョン 支え合う日本 (文春新書 1314)
このころは福島原発事故による放射線の影響について「直ちに健康に被害はない」と言うエダノンを、原爆症=放射線被ばく後遺症を知らんのか!と叩きまくった当ブログ。
しかし、今の非常時にはエダノンしかいない。
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枝野氏は政治の現状について「今、日本は政治の新しいステージへと進んでいかなければならない大きな分岐点にある。足踏みを続けて社会と経済の変化に取り残された政治を時代に合わせてアップデートすることが急がれる」と指摘した。
その上で「大きな時代状況、時代認識の中で逃げることなくその転換の先頭に立ち、次の世代がその力を最大限に発揮できるようバトンを引き継ぐ。それが私に課せられた使命であると考えるに至った。
立憲民主党の代表選挙と同時期に自由民主党の総裁選挙も行われる。与野党を超えて、これから10年、20年それ以上にわたる政治の大きな方針と、それを実現するリーダーシップを国民の前で競い合う9月にしなければならない。私なりの選択肢を示し、広く国民の皆さん、直接的には党員・サポーターの皆さんに問いたいとの思いから出馬を決意した」と述べた。
具体的な政策などは21日に正式な出馬会見を開く際に明らかにするという。
立憲の代表選挙は、9月7日に告示、23日に投開票が行われる。
枝野氏のほか、泉代表が再選に向けて準備を進めていて、野田元首相や小川前政調会長の立候補を期待する声も出ている。
さらに馬淵元国交相や重徳衆議院議員の名前もあがっていて、20人の推薦人確保をめぐる駆け引きが今後本格化する。
◆「まだ推薦人のお願いはしていない」
◆2021年衆院選で議席減、代表を辞任
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野田佳彦(14.9%)、枝野幸男(14.6%)、泉健太(9.3%)とのことです
米大統領選も田舎の共和党員以外は盛り上がってませんので、無関心による消化試合化を懸念します
もう前哨戦的な地方選は限られてますから、自民が「消去法で石破」にすることを念頭においた人選が必要です
これだと立民には民主主義がないとめちゃくちゃ叩かれるだろうし、自民党総裁選挙ばかりが報道されて、立民が埋没しそうです
枝野vs泉vsもう一人は最低いないと困ります
そして、それを遥かに超えて問題外なのが、『自民党次期総裁選挙』ですね。
“評判が悪くなりすぎ”た岸田氏は『総裁選挙辞退』➡辞任 の可能性が濃厚で、その後釜に『麻生氏お墨付き』の茂木敏充氏が最有力候補の一人のようです。
「政策では間違ったことはしていない」BY麻生氏だそうですから、茂木氏の政治は事実上『岸田政権の壊国政策の続き』になりそうで、そのままだと日本終了です。
有力な対抗馬の一人が“ポエマー”小泉進郎氏…………米国大統領選挙に劣るとも勝らない『低レベル総裁選挙』ですが、“一番マシ”な石破氏がなったとしても『日本滅亡路線』から逃れるのは難しそうです。
立憲民主党は枝野“暫定”代表の元で頑張って、党の再生からの『政権を獲れる政党』への進化を一刻も早く果たしてほしいところです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4e255e2d4b5ddbafcd23b626350854095eed079
☆小泉進次郎首相、9月に誕生へ…秘策は「土壇場出馬宣言」、勢いそのまま「麻生派を“撃破”」と専門家
8/11(日) SmartFLASH
「政策では間違ったことはしていない」
自民党・麻生太郎副総裁の言葉が、永田町に波紋を呼んでいる。報道によれば、麻生氏は8月6日夜、都内の日本料理店で森山裕総務会長と会食をして、9月に迫る自民党総裁選について意見を交わしたという。
その際、麻生氏は岸田首相が防衛費の大幅増を実現したことなどをあげ、冒頭のように岸田氏の政策を評価したという。
「麻生氏は50人以上を擁する麻生派を率いていますから、もちろん総裁選に与える影響力は大きい。岸田首相は、総裁選に出馬するかどうか明言していませんが、今回の麻生氏の発言が岸田首相の背中を押すのは間違いありません」(政治担当記者)
◎麻生氏が推薦するのは茂木敏充氏
岸田首相の退任と引き換えに部下の役職を保証するという、水面下の交渉をおこなう麻生氏。そんな “キングメーカー” 麻生氏が次期総裁に推薦するのは、茂木敏充幹事長だ。
「麻生氏が一時持ち上げていた上川陽子外相は失速しましたし、有力な “手駒” はもう茂木氏しかいないんです。茂木氏は、党内人気がないから『党員投票』では厳しいかもしれないが、派閥の論理で『国会議員票』では勝てる可能性が残っています。