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そもそも弁護士会の派閥にも入ったことがないし興味がなく、しかも立憲民主党の議員さんも多くは知らないので、こういうのはあんまり得意じゃないのですが、今回の立憲民主党代表選挙4候補の推薦人を見ていて気付いたことや驚いたことがあるので、ちょっとメモしておきたいと思います。
まず、こちらがうちで一押しの吉田晴美候補の推薦人。
【衆院】中川正春、阿部知子、荒井優、江田憲司、岡本章子、奥野総一郎、落合貴之、菅直人、玄葉光一郎、酒井菜摘、桜井周、鈴木庸介、谷田川元、山崎誠、山田勝彦、早稲田夕季
【参院】石垣のり子、奥村政佳、川田龍平、小西洋之、塩村文夏
なんと勢い余って21人になってます笑笑
ほんとに右の3人だけだったら目も当てられない惨状だった。
【祝!吉田立つ】立憲民主党代表選に吉田晴美議員が締め切り1分前に立候補!かつて野党共闘で衆院選東京8区で圧勝し自民党の派閥の長だった石原伸晃に比例復活も許さず政界引退に追い込んだ強運と実力に期待する!
立憲民主党の中でもリベラル派の急先鋒で古寺多見さんも褒めておられた石垣のり子議員や衆院補選東京15区で当選したばかりの酒井なつみ議員が推薦人に入っているのはさすがですが、辻元清美さんや西村ちなみさんが入っていないのには非常に落胆しました。
というか、この二人は誰の推薦人にもなっていないんですよ。そしたらなぜ吉田氏を推さない?!
ベテラン女性議員が推薦人に入ってあげないから、吉田さんは告示日当日の締め切り1分前にスニーカーで走ってきて届け出を出すようなことになったわけで(笑)、立民から一人でも女性候補を出そうと動かなかった辻元議員と西村議員は女を下げましたね。
西村氏に出馬を要請していた菅直人元首相らのグループがこぞって吉田さんの推薦人になっているのにそこに加わらない西村さんもどうかと思いますし、辻元氏は参院から衆院への鞍替えを考えているという噂ですから、誰が代表になっても恨まれないように保身を図ったとしか考えようがありません。
蓮舫さんが立民議員をやめちゃったんだから、2人分暴れたらいいのに。
まだ国葬に参加したがっている立民の泉健太代表を辻元清美・蓮舫の両ベテラン議員が追い詰める!「閣議決定だけで時の政権が国葬を決める、国会を無視したこの決め方に反対です。納得いかない。欠席します」
そしてこの名簿を見て驚いたのは、野田佳彦元首相とともに安倍国葬にも参列し、ずっと野田氏が代表にふさわしいと言い続けてきた玄葉光一郎元外務大臣が推薦人に加わっていること。
そして、確か野田グループだったはずの小西洋之議員と塩村文夏議員も推薦人に加わっています。
それに気づいて今回の記事を書くことにしたのですが、これについて読売新聞は「締め切り5分前に立候補の吉田晴美氏、
「選挙期間が重なる自民党の総裁選には過去最多の立候補者が見込まれており、立民内では埋没を懸念する声があった。野田氏は当選1回で代表選初挑戦となる吉田氏の出馬を期待していたとされ、野田氏が推薦人を貸したとみられる。」
というわけで、今回の記事は看板に偽りありで、各陣営の思惑を測るというのは私の手に余りましたので、そこは古寺さんに一任したいと思います。
私でもわかることは、吉田晴美さんを推薦したり支持する票が、決選投票では枝野氏に行かず野田氏に行く部分もかなり大きそうだということです。
吉田さんや酒井さんや石垣さんたちには、そこはしっかり、義理ではなく政策本位で行動を決めてほしいですね。
もちろん、野田氏の権謀術数からくるどんな作戦があったとしても、唯一の女性候補である吉田氏が立憲民主党の代表選挙に立候補できるようにした野田氏の立民、いや国民に対する貢献は、これは非常に大きいと認めないといけません(もちろんどんな計算があったとしても、江田憲司氏もそれ以上に)。
ですけれども、吉田さんには旧い政治家の代表格であるそんな野田氏や江田氏らの思惑なんかぶち壊して、男どもの度肝も抜きまくり、当選一回の議員がいきなり代表選挙で勝ち抜いてしまうという離れ業を見せてほしいです。
【#吉田立つ】立憲民主党の衆院東京8区の吉田晴美議員が1回生にもかかわらず勇気をもって代表選へ名乗りを上げる。どうせ勝ち目のない泉健太代表は推薦人を吉田議員に譲れ(笑)【#立憲民主党は維新と組むな】
参考記事 kojitakenの日記さんより
とにかく、腐っても立憲民主党の代表選だけに(まだ腐ってないけどw)、小泉進次郎氏や石破茂氏ら自民党の総裁選の立候補者に比べたら吉田氏や枝野氏が2万%優れていることははもちろんのこと、野田氏や泉氏でさえマシなので、とにかく4人で目立つように発信してほしい。
小泉進次郎氏が自民党総裁選出馬表明で「人生の選択肢の拡大」という猛毒ポエムを多用して、河野太郎氏よりさらにひどい竹中平蔵・菅義偉氏ら直伝の弱肉強食の新自由主義の極致「解雇規制の緩和」を全面的に主張した
【#自民党は変わらない】石破茂氏が裏金議員を公認しないと「裏金問題に踏み込んだ」という報道は大嘘。安倍派の反発を食らって石破氏が「新体制になってどうするのか決める」と修正w【#自民党は平気で嘘をつく】
次の記事では、吉田さんをはじめとする4候補の記者会見・討論会から、それぞれの政策について論評するという自分の得意分野?に戻りたいと思いますので、ご期待ください!
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締め切り5分前に立候補の吉田晴美氏、推薦人に野田佳彦氏と近い議員加わる…立憲民主党代表選
吉田氏周辺によると、6日午後の時点で20人必要な推薦人は十数人にとどまっていたという。同じく出馬を模索する江田憲司衆院議員(68)と6日夜から断続的に国会内で面会し、一本化に向けた最終協議が行われた。
交渉は7日朝に再開され、立候補締め切りの午前11時の約30分前に両氏が記者団に姿を見せ、吉田氏に一本化したことを明らかにした。
両氏によると、「消費税の食料品非課税」などの政策で合意したといい、江田氏は「ジェンダー平等を訴える政党の代表選に女性候補がいないのはおかしい。国民から見捨てられるという危機意識だ」と一本化の理由を語った。
吉田氏の推薦人には、江田氏が率いるグループの所属議員が名を連ねたほか、野田佳彦・元首相に近い議員も加わった。
選挙期間が重なる自民党の総裁選には過去最多の立候補者が見込まれており、立民内では埋没を懸念する声があった。野田氏は当選1回で代表選初挑戦となる吉田氏の出馬を期待していたとされ、野田氏が推薦人を貸したとみられる。
衆院東京8区選出で、当選1回の吉田晴美議員(52)が7日告示、23日投開票の立憲民主党代表選に立候補の意欲を示している。「永田町に染まっていない私たち1期生の視点、生活に密着した私たち女性の視点で代表選の論戦を喚起していきたい」。そう語っていた吉田さんに代表選に名乗りを上げた真意をさらに聞いた。
――8月28日に東京・阿佐ケ谷で行った街頭演説では「私が総理大臣になったら」というフレーズを使っていましたね。
◆あの日、初めて使ったフレーズです。「なんて生意気な」と言われるかもしれないけれど、やはり、国会議員は「本当にこの国を良くしたい」という気概でやらないといけません。
今回、私が手を挙げたことについては、「代表選のチャレンジ枠狙い」と言われたりするかもしれませんね。でも、中途半端な気持ちで臨んだら、有権者の皆さんに見透かされるだけです。「立憲代表になって、この国を変えるのだ」という本気の気概を示すことでこそ、有権者の皆さんは共感してくれると考えています。
◆同じ当選1期生の仲間が背中を押してくれたことですね。もちろん、ベテラン国会議員の皆さんには大きな役割も、実力もあります。でも、当選回数の少ない国会議員たちが粗削りであっても、エネルギーを出してくるような党にしないといけません。
「今は声を上げないで、おとなしくした方が無難という人もいるけれど、自分たちは行動しよう」と応援してくれた仲間の期待を裏切らないためにも頑張らないといけない。その人たちもリスクをとって、応援してくれているわけですから。<picture></picture>
――今回の吉田さんの行動は、どのような意味を持ち得るでしょうか。
◆男性を敵に回すつもりは全くないのですが、「もう少し、日本の政治文化を女性が作ってもいいんじゃないか」と思っています。
日本の政治文化を作ってきたのは男性が中心です。たとえば、12日に告示される自民党総裁選のポスター。歴代の男性総裁ばかりがずらりと掲載されているのは象徴的です。
「当選1回の議員が生意気にも出ている」「党の代表になろうだなんて10年早いわ。党の要職を経験してからなるもんだ」という声もあるでしょう。
もちろん、経験を積み上げることは大切です。でも、それしか道がないとしたら、国会議員として本気で成果を出していけるまで何年も必要になり、やはり、若い頃に議員にならないと活躍できないことになります。政治の常道という言葉がよく使われますが、「それって政治の常道なのか、男性政治の常道なのか」って思うことが正直あります。
――世界の国家リーダーを見てみると、「20代から政治で飯を食ってきた」という人ばかりではないですよね。
◆細かい政策をよく知っていることは大事でしょうが、国のトップに必要なのは、リーダーとして皆をまとめる力と決断力、そして、政策ごとに誰が適任かを見極める力です。「本当に大きなかじ取り」をすることが役割なのだと思います。<picture></picture>
私は国会議員としては1期目ですが、大学卒業以来、ビジネスの現場でずっと働いてきた経験があります。リーダーに必要な資質って、民間企業であろうが、政界であろうが重なり合うところがあるのではないでしょうか。年齢や当選回数が上だから、下だからと言ったら、その議員に託した有権者はどう思うのでしょうか。1期目であろうが、10期目であろうが、しっかり国民のために働いてほしいということではないかと思います。
――「八百屋の娘です」と自らを紹介することも多いですよね。
◆私の政治の原点は、生まれ育った家庭や暮らしにあります。絶対に。我が家は本当にしがない八百屋だったんですよ。山形県の実家は入り口がお店で、後ろの方が住宅部分でした。
――街の商店街にある八百屋さんだったのですか。
◆いえいえ、商店街すらないような田舎の八百屋でして。父親は7人兄弟の長男なので、家族を養わなければならない。ということで、中学を卒業するとすぐに働き始めました。最初は、そんな家庭で育ってきたことがすごく恥ずかしかった。家柄が良い人の話を聞くと、「ああ、私の方は家柄が悪いなあ」なんて思ったりしましたね。
「政治なんかに目を向ける余裕もない。毎日、必死に生きている」というのが私の育った環境でした。だから、政治は政治家のものではなく、政治の力が届かないような人たちに届けるべきものだと思っています。「庶民アピール」なんて言われたりするんですけど、アピールではなく事実なんです。やはり、そこが私の原点ですから。
――そんな吉田さんがなぜ今、立憲民主党に所属しているのですか。
◆多様性に寛容な社会でないといけない。人権を大切にする。個人を尊重する。そういう価値観を持っているのは、やはり、立憲民主党だと思います。
――もし代表になったら、何を目指しますか。
◆これまでとは違う「政治の形」を作っていきたいですね。自民の裏金問題は、本当に論外です。一方で、自民と立憲には政策的には重なるところもある。次期衆院選で、立憲が政権交代を果たせるかはわかりません。けれども、そこを目指す際には、単に自民党といがみ合う関係ではなく、一致できるところは一致して、国民のために進めないといけない。一方で、「自分たちが大切にするのはここだ」という部分は、政党としてしっかり持った方がいいと思います。
――7月の東京都知事選では、国政政党の推薦や支持を受けなかった前広島県安芸高田市長の石丸伸二さん(42)が次点に食い込む一方、立憲などが支援した元参院議員の蓮舫さん(56)は3位に沈みました。
◆政策が良くても、有権者の皆さんにどう伝えるかが政治の難しいところです。「見てみよう」「聞いてみよう」「ちょっと良いのでは」と感じていただくという最初のハードルを、今の立憲は突破しないといけない。言葉だけではない新しいコミュニケーションが必要です。
――言葉だけではない新しいコミュニケーションとは何ですか。
◆政治家の視線だったり、姿勢だったり、その人が持っている雰囲気だったり。すべてが新しいコミュニケーションだと思っています。言葉の力は一番偉大だけど、その言葉を聞いてもらうために必要なものがありますから。言葉をいくら重ねても、長過ぎると読んでいただけない。それならば、シンプルに話す。画像で示す。次世代のコミュニケーション手段を立憲として考えないといけないのではないでしょうか。<picture></picture>
――石丸さんにはそれが巧みな部分もあった。
◆あったのではないでしょうか。立憲としては、「自分たちに足りなかったことを振り返る勇気」を持ちながら、前進していかないといけない。
多様な価値観を持ちながら、「人を大切にする政治」をしたい。自民の裏金問題に象徴されるような「ひきょうな政治」を本気で変えたい。そう思うのなら、自分たちの発言に満足しているだけではダメです。もっと多くの人々が「そうだね、立憲やってみろ」という声を作ることができるかが問われています。【聞き手・安部志帆子】
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古寺多見氏のほうではネトウヨおばさんが吉田氏の紺のスーツを褒めてました
推薦人の顔ぶれを見る限り吉田氏も他の人に引けを取ってないように思いますが、俺自身は打越さく良氏や亀井亜希子氏が手を挙げていれば吉田氏に大きな負担はかからなかったのに、と思うこともあります
日程は知らないんですが自民総裁選は月末なんでそれより先ですね
進次郎はすぐ解散すると言ってますから衆院選は11月でしょうが、アメリカ大統領選の影に隠れさせて衆院選をローカルニュースにしたい、という意思も垣間見えますね
新代表には与党側が「進次郎で大丈夫か」と不安を抱く人になってほしいですが、年内に天王山があるとすればその日のお天気で投票先を変えるような無党派層、ノンポリの関心を繋ぎ止められる人が必要です