The Rainmaker

　次々とレックのガイダンスが予定されています。

　次回、２月８日のガイダンスタイトルがなんと『現代弁護士事情-就職と「飯の食い方」まで教えます-～20年目の弁護士からのアドバイス～』だって。

　これ、司法試験の説明会のタイトルかなあ。もう司法試験に合格した司法修習生向けのような気がする。

　もっと稼いでる弁護士がお話したほうがいいよなあ。

　でも、なんとか２０年も１つのことが続いたというのは私にとってははじめてのことなので、楽しい話をいろいろ考えてます。
　事務所新設のコンセプトとロケーションについて、The　Rainmakerに書いてみました。そのためにちょっと考えても見たんですが弁護士って楽な商売だなあって思いますよ。
　リストラない。会社の倒産ない（あ、自分の破産はありえるか）。定年ない。経費は月５万の弁護士会費。そんな仕事ほかにないですよね。
　新人弁護士就職難といっても普通の大学生は内定とれずに５０社１００社断られるなんて当たり前ですもん。こっちは２０００人いて就職できないのが１００名って世界ですからね。大騒ぎしてるのは弁護士だけって感じがしますよ。狭い社会なんだなあ。
　弁護士になったらいきなり事務局との関係では上司と部下。いや社長と社員じゃないですか。お客さんに「先生」って呼んでもらえる仕事が医者以外にどこにありますかってね。
　こりゃ傲慢にならないほうがウソだわさ。

　弁護士「なのに」人間として「真っ当（まっとう）」っていうことこそ、実はたいへんな努力がいるのだと思います。