Everyone says I love you !

弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

涙とともにパンを食したものでなければ人生の味はわからない

2010年02月14日 | 感動と人生
 「涙とともにパンを食したものでなければ、人生の味はわからない。」
 (ゲーテ)

 「勝利から学んだものはひとつもないが、敗北からは多くを学んだ。」
 (ボビージョーンズ)

 「人生はやり直しはきかないが、取り返しはつく」(宮武嶺)


 まだ、東京にいます。それでいてブログの更新してるんですから、こりゃ、ブログに命かけてるってイエティに笑われるのも無理ないですね。

 なんの気なしに宮武嶺でグーグル検索したらあるわあるわ。自分のHPやブログはもとより2ちゃんねるもヒットします。ナンバーが16とか17とかまでいっていて、自分のことじゃないみたい。たぶん、第一期宮武のころのスレッドなんでしょう。徳岡宏一朗よりはるかに有名じゃねえか。

 ヒットした中に昔の受講生さんのブログも何個もあってそのひとつで見つけたのが冒頭の格言集。そんなことを授業のレジュメで書いていたんですね。それが生徒さんの人生訓になってたりするんだな。

 表題はゲーテの言葉で、大学時代に今佐賀県弁護士会の会長をやってる東島くんに教えてもらったんです。
 人間誰もが人生うまくいかなくて涙することがあるし、そうでなければ、本当の意味での人情の機微をわからないんじゃないか。そういうことだと思うんですよ。文豪ってすごいですよね。

 ボビー・ジョーンズというのは、球聖といわれた、ゴルフの巨人で、映画もあります。生涯アマチュアを貫いてしかも世界一の人だった。
 大きな勝利を何度も勝ち取った彼が敗北からこそ学ぶことがあるといってくれるととても説得力がありますよね。

 宮武君はそんな先人たちに励まされて、毎日失敗するたびに、人生はやり直しはきかないが、取り返しはつく、と奮い立っているわけです。
 依頼者にもそういって応援しているというわけで、受験生やみなさんに対しても同じ言葉を送りたいですね。
 時間はまきもどせないけど、これからの自分の行動は変えられる。

コメント (8)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 核先制不使用 日本踏み込めず | トップ | バレンタイン・デー »
最新の画像もっと見る

8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
もしかして (なべび)
2010-02-14 10:57:56
ボビ―ジョーンズって,知らないけど,
「バガーバンスの伝説」の人?
もし,そうなら,
うわ,,,私の心の1本に入るんですけど。
この映画。
マットデイモンとウィルスミスだったかな??

ゲーテは私と同じ病を持つ人だったから,余計ジーンと来ちまうな。

宮武嶺の影響はでかいのか。
そか,もう少し,事務所でも敬意を表すべきか。
でも,無理だな,すっとこどっこいのキャラに完全癒されてるから。私。
返信する
監督はロバート・レッドフォード (スクウォッター)
2010-02-15 01:18:52
その通りです。但し、マットデイモンが演じた役ではなく、対決した有名ゴルファー2人の内の1人です。
最初と終わりにチョットだけ出てくるジャック・レモンも良かったでしょう。
レッドフォードは監督としてもイーストウッド並(個人的にはそれ以上)だと思うのですが、自分の監督作には出ないからなあ。

しかし、ゲーテ,ボビー・ジョーンズと並べて出すとは、ええ度胸でんなあ。

マンガ「タッチ」から、
「失くした物は取り返せなくても、忘れた物を思い出す事は出来ますよね。」
返信する
ゴルフは深いです (ray)
2010-02-15 11:20:04
いろいろスポーツにトライしましたが、バスケとゴルフは本当に難しいです。球技で言うとバレーやサッカー、野球、ソフト、卓球はいきなりできますが、アメフト、ラグビーやバスケ、ゴルフっていきなりは無理ですよ。
難しいだけじゃなくてゴルフは人間性が鋭く問われます(映画のとおり)。なにしろ自分でスコアつけるんですから。だから救聖は文豪と並んで良し。
返信する
言わずもがなですが (スクウォッター)
2010-02-15 23:24:49
はっはっは。見え透いたボケをかますんじゃあ~りませんよ。
文豪と球聖を並べるに何の異論もありません。
私が「ええ度胸」と言ってるのは3番目の格言です。
返信する
あ、気づかなかったです (ray)
2010-02-16 06:03:04
うわああああ!天然ボケでした!!!!
そういわれるとめっちゃはずかしいやん!!!
こっぱずかしいおとこやん!
返信する
ジャックレモン (なべび)
2010-02-16 08:02:04
本当はすばらしい役者さんだと知っているのですが,あまりたくさん作品をみたことはありません。おじいさんになってから存在を知ったので。

怒れる男
晩秋
バガバンス

この3本しか知りません。
でも,晩秋には号泣した覚えがあります。

大学の事業中に,あまりのおもしろくない授業で(社会科学概論っていう本当につまんない必修の途中に,私は堂々で帰っちまいました。)
京都の寺町あたりをうろついて,1人で何気に入ったのが晩秋。ガラガラの中で私の嗚咽は鳴り響きました。

必修は,無残にもD判定でしたが,晩秋のほうがいくらか社会科学を学ぶ上では勉強になりましたね。

もうお亡くなりになって残念。

私も取り返そう。失ったものではなく,将来を。
返信する
ウォルター・マッソー (ray)
2010-02-16 17:31:40
ニール・サイモン脚本の「おかしな二人」で共演。この二人、そう仲が良いわけでもないらしいんですが、二人で主役をすることが多かったです。
晩秋のエピソード、いいですね。
映画には確かにそういう出会いがあります。
返信する
ジャック・レモン (スクウォッター)
2010-02-16 23:19:52
「ミスター・ロバーツ」「酒とバラの日々」「あなただけ今晩わ」「チャイナ・シンドローム」等々TV放映される事も多いので(声優は愛川欽也)見る機会はこれからも有ると思います。
rayさんがこの前記事にしてた「午前10時の映画館」にも、最高傑作「アパートの鍵貸します」と「お熱いのがお好き」(共にビリー・ワイルダー監督)が入ってますので是非。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

感動と人生」カテゴリの最新記事