戦闘という悲劇を止める方法を教えてあげましょうか?
あなたがウクライナに侵略しているロシア軍を撤退させたらいいんですよ。
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ロシア軍に侵略され続けて1年半以上のウクライナで活動する国連の人権監視団は2023年11月21日、2022年2月の侵略開始以降、ウクライナでの民間人死者数が少なくとも1万人に達したと発表しました。
人権監視団によると死者の確認には時間を要するため、実際の死者数は「さらに多い可能性がある」と説明しています。
そして、ロシア軍の攻撃によるウクライナの子どもの死者数は560人以上に上り、負傷者数も1万8500人を超えるということです。
今現在、イスラエル軍がガザを攻撃し続けており、10月7日の反撃開始から1カ月半余りでガザの市民を1万4000人殺害し、そのうち子どもの死者数はすでに5000人を超えているという未曽有の無差別殺戮を繰り広げているので、ロシア軍の蛮行が死者の数だけ見ると目立たないほどなのですが、もちろんロシア軍の国連憲章違反の侵略と数々の戦争犯罪が許されないことは当然です。
あっちにイスラエル軍という大量殺人犯がいるから、こっちのロシア軍という大量殺人犯が許される、というものではもちろんないのですから。
それはハマスの大量殺人も同様です。
2022年3月17日、ウクライナ東部ハリコフで、ロシアの攻撃を受け炎上する市場(ロイター)
ボグナー国連人権監視団団長「戦争犯罪だ。国際人権法の重大な違反」。ロシア軍は侵略開始してからウクライナで民間人864人を拘束し9割以上を拷問し77人を裁判なしで即決処刑。ロシア軍は即時撤退せよ。
国境なき医師団の病院がロシア軍により72時間の間に2度砲撃を受け、医師らが死傷。「ロシア軍が民間インフラ、住宅地、医療施設に攻撃を続けている」と批判声明。ロシアの戦争犯罪は西側のフェイクではない。
ロシア政府にこのような侵略を始めることが可能にさせ、戦争犯罪をし続けて国際社会からごうごうたる非難を浴びても戦争を続行できるのは、プーチン政権がすでに何十年も国内で言論の弾圧をし続け、反戦機運が盛り上がるような芽を摘み取っているからです。
ウクライナへの侵略後に、ロシア政府は国や軍を「陥れる」情報を広めた場合、懲役にできる法律を成立させており、すでに逮捕者は2万人近くになっています。
また、ロシア政府を批判するジャーナリストの暗殺やアーティストへの弾圧については何度も書いてきたのですが、ロシアで動員兵の帰還を求めるSNSサイトによると、11月25日にモスクワ市内で計画していた300人規模の集会の開催申請が、新型コロナ対策を理由に当局に却下されたそうです。
同じようにロシア国内で最近、サンクトペテルブルクや東シベリアのクラスノヤルスクなどでの集会も、同様に認められなかったということです。
2万人も逮捕するばかりでなく、ロシア政府が表立っては弾圧しにくい兵士の妻や母が夫や子の動員解除を求める動きさえも、コロナを理由に集会の自由を奪っているわけです。
そもそもコロナ禍の真っただ中で戦争を始める神経が理解できないわけですが。
ロシア政府の言論弾圧が続いている。プーチン政権批判したバンドのライブ会場に治安部隊突入。LGBT運動を「過激派」に認定。ウクライナの子ども2442人を連れ去りベラルーシ国内でロシア愛国心再教育。
そして上の記事でも書きましたが、ロシア軍はウクライナ侵略に兵士を動員することには苦労しており、殺人や強姦罪を犯したような受刑者さえウクライナへの侵略の最前線に送り込んでおり、だからこそロシア軍ではブチャなどの大量虐殺や拷問や強姦などの戦争犯罪が絶えません。
ロシアの受刑者の権利団体代表によると、なんと、ロシアではこれまでに受刑者10万人がウクライナ侵略に派兵される兵士として採用されているのだそうです。
ちなみに、ロシアメディアによると、こうして釈放された元受刑者が除隊後にロシア国内で殺人などの重罪を犯したケースさえすでに数例あるのだそうです。
そして最近、2008年に10代若者4人を悪魔崇拝の儀式で殺害したとして懲役20年を言い渡されたオゴロビヤック元受刑者がロシア軍の「懲罰部隊」であるストームZに召集されてウクライナでの戦闘に参加し、そのおかげで11月に釈放されたと現地メディアが伝えたため、ロシア国内でもさすがに動揺が広がりました。
これについてロシア大統領府のクレムリンのペスコフ報道官は記者会見で、それでもウクライナでの戦闘に参加した受刑者に恩赦を与える方針に変更はないとはっきり述べています。
国連総会がロシア軍に対して「即時・完全・無条件」の撤退を求める決議を圧倒的多数で可決。ウクライナのインフラ・民間施設への攻撃の停止も求め、ロシアの戦争犯罪に対する調査と訴追の必要性を初めて明記。
国際刑事裁判所(ICC)から子どもの連れ去り容疑で逮捕状が出ているロシアの「子どもの権利」担当のリボワベロワ大統領全権代表が「ウクライナから子ども70万人以上を受け入れた」と言い出した(恐)。
さて、そこまでしてウクライナへの侵略軍を維持しているロシア政府のプーチン大統領が、オンラインでG20の首脳会議に出席しました。
ご存じのようにプーチン大統領には国際刑事裁判所(ICC)から逮捕状が出ているので、G20開催国のインドのようにロシアの友好国であってもICC条約に加盟している国はプーチン大統領に対する逮捕義務があるので、プーチン大統領もリアルでは参加できないのです。
これがICCによる逮捕状がプーチン大統領に対して出ている実際上の効果の一つです。
国際刑事裁判所(ICC)に逮捕状を出され南アでのBRICS首脳会議にはビデオ出席となってしまったプーチン大統領が、ICCの赤根裁判官を指名手配。法の支配を守るためにロシアの戦争犯罪は見過ごせない。
そして、このG20首脳会議で、プーチン大統領は出席者の一部から、ウクライナでロシアによる攻撃が続いていることに衝撃を受けたとの発言があったと述べたうえで
「戦闘は悲劇だ。ただ、ロシア側が和平交渉を拒否したことは一度もない」
「私たちは、どのようにしてこの悲劇を止めるのか考えなければならない」
と述べ、さらに和平交渉を拒否しているのはウクライナの方だと主張しました。
あんたらが侵略して軍事行動しとるのに、ホンマによう言うたな。
ウクライナ市民を無差別殺戮中のロシア政府のプーチン大統領がイスラエル軍のガザ攻撃について「全員がハマス支持でないのに女性や子どもを含め皆が苦しむ」と主張。ロシアもイスラエルもハマスも戦争をやめろ。
もちろんこれは大嘘で、ロシア政府のラブロフ外相は2022年12月には、ウクライナ政府が支配する地域の非武装化と非ナチ化、強制併合宣言して新たに「領土」となったウクライナ4州も含むロシアの安全保障に対する「脅威の排除」を提案したうえで
「敵(ウクライナ)はよく理解している」
「問題は単純だ。
(ウクライナは)自らの利益のためにこれを受け入れよ。
さもなければこの問題はロシア軍が解決することになる」
と述べています。
ロシア軍が解決するということはウクライナ政府がロシア側の要求をのまないのなら和平協議なんてしない、戦争で決着を続けるというわけですから、このどこが
「ロシア側が和平交渉を拒否したことは一度もない」
と言えるのでしょうか。
ロシア政府が強制的に併合したウクライナ4州でも地方選挙を強行して侵略を既成事実化。ウクライナに即時停戦を促す即時停戦派はウクライナ人に「たかが領土」は諦めて人命尊重を優先すべきだと正直に説くべきだ。
また、ラブロフ外相は2023年9月23日には米ニューヨークの国連本部で記者会見を行い、ゼレンスキー大統領が提唱する10項目の和平案について
「完全に実現不可能だ」
と断言し
「ウクライナと西側諸国がそれに固執するなら、紛争は戦場で解決されるだろう」
と述べたばかりです。
戦争に固執して和平協議を最初から拒否しているのはロシア政府の側なのです。
ゼレンスキー大統領の「10項目の和平案」に対して、ロシアのラブロフ外相が「完全に実現不可能だ」 「ウクライナと西側諸国が固執するなら、紛争は戦場で解決されるだろう」と断言。即時停戦など不可能だ。
このように、ロシア政府のウクライナ戦争に対する態度は全く微動だにしておらず、
1 ロシア政府が違法に占領して「併合」宣言したウクライナ4州をロシア国の領土だと認める
2 ウクライナが「ネオナチ」であるゼレンスキー政権を取り換える
3 ウクライナ政府がNATO加盟を諦めるだけではなく、ウクライナ軍が武装解除する
などのロシア政府の提案をすべて呑んだら「和平協議」に応じるというのです。
これって、ロシア政府が和平交渉にいつでも応じる構えがある、のではなくて、単にウクライナに無条件降伏を求めているだけのことです。
プーチン大統領がロシアの新しい「外交政策の概念」を発表。「ロシアは独特な国家文明で単なる国家ではなく、ユーラシアと太平洋地域の強国として特別な地位」「自国民の保護のため他国に侵攻する」(恐)。
もしも、これでもまだウクライナ政府がロシア政府との即時停戦に応じないのはけしからんという「リアリスト」がいるなら、まずはウクライナ市民に
「どうせウクライナはロシアに敵わないのだから、たかが領土は諦めろ」
「ロシア軍に占領されたままの交渉中に何をされるかわからないが、甘受しろ」
「ウクライナを株式会社だとするとその株主は援助している我々欧米日なのだから、我々の言うことを聞け」
と説得するところから始めるべきでしょう。
【絶対悪魔から平和を守る】。どんなに犠牲を出そうと、そして国民が心の中では停戦を望もうと、この言説空間は、同じ正義の代理戦争をさせたい他国の後ろ盾を得た政府に、戦争の継続を正当化させ続けます。
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) November 6, 2023
米国と欧州の高官は、戦争を終わらせるためにロシアと、どのような和平交渉が可能かについて、ウクライナ政府と静かに協議を始めている。その話し合いには、ウクライナが取引に達するのに、何をあきらめなければならないかについて、非常に大まかな概要が含まれているという。 https://t.co/Dr5cdviKbf
— 野口和彦(Kazuhiko Noguchi) (@kazzubc) November 4, 2023
イスラエル・パレスチナ戦争から見えてくるウクライナ戦争の真実。「たかが領土」ではなくイスラエル政府の強制入植もロシア政府の4州併合も違法。侵略しているロシアに対して即時撤退を要求するのは当たり前だ。
ウクライナの運命を決定する権利があるのは主権者たるウクライナ国民だけ。ウクライナに即時停戦を求める発言権が自分たちにはあるとゴリ押しする「リアリスト」はウクライナ人の自己決定権を尊重して謙虚になれ。
ウクライナ軍の反転攻勢がうまくいっていないからウクライナ政府は即時停戦を、欧米は軍事援助の停止を、という主張もよく見かけるのですが、それって発想がまさに軍人です。
逆に、ウクライナ軍が調子よくロシア軍に勝っていればウクライナ政府は「徹底抗戦」していいし、NATO諸国は軍事援助を続けていいのでしょうか。
そんな軍事面の戦況次第というご都合主義な「非軍事」思想なんて矛盾していてナンセンスだと思います。
そもそも、ベトナム戦争だって強大な超大国アメリカ合衆国にベトナム人民が勝てる見込みなんて全くありませんでした。
だからって、主権者でもない周りの国の国民が「無駄な抵抗は止めておけ」と言えるものでも言っていいものでもありません。
それに、アメリカなりロシアなりが自国に攻めてくるんだから抵抗するのは仕方がないではないですか。
他国に攻めて行っている方に手を引け、というのなら話は分かりますが、自国を攻められている方にごちゃごちゃいう神経が理解できません。
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ロシアの侵略を受けるウクライナで活動する国連の人権監視団は21日、昨年2月の侵略開始以降、ウクライナでの民間人死者数が少なくとも1万人に達したと発表した。確認には時間を要するため、実際の死者数は「さらに多い可能性がある」と説明している。
発表によると、15日にウクライナ東部ドネツク州で4階建てビルがミサイル攻撃を受け、85歳の女性ら4人が死亡したことで1万人を超えた。子供の死者数は560人以上に上り、負傷者数も1万8500人を超えるという。民間人の犠牲者は侵略開始から約1年9か月で1万人に達したことになる。監視団は「ウクライナで完全に安全な場所はない」と指摘している。
ロシア政府が、ウクライナ侵略に参加する兵士の妻や母が夫や子の動員解除を求める動きに神経をとがらせている。新型コロナウイルス対策を理由として、集会の開催を認めない事例が相次いでいる。女性の不満が反戦機運の高まりにつながることを警戒しているとみられる。
動員兵の帰還を求めるSNSサイトで「帰路」を意味する「プーチ・ダモイ」によると、25日にモスクワ市内で計画された300人規模の集会の開催申請は、新型コロナ対策を理由に当局に却下された。露国内で最近、新型コロナ対策を理由に集会が制限されることは少ない。西部サンクトペテルブルクや東シベリアのクラスノヤルスクなどでの集会も、同様に認められなかったという。
同サイトによると、7日には動員された兵士の妻約30人がモスクワ中心部で、夫の動員解除を求める集会を開いた。露有力紙コメルサントは20日、大統領府が地方政府の幹部を集めて来年3月に予定される大統領選の説明会を開き、動員された兵士の妻らが不満を募らせないよう配慮を求めたと報じた。
ロシアでは、11月の最終日曜が「母の日」となっている。プーチン大統領は昨年、動員兵の母らと懇談し、「痛みを共有している」と語っていた。
判決は、禁固7年の実刑。野党の政治家は「殺人罪でも懲役5年より短い場合がある。これは処刑だ」と、批判の声を上げている。
ウクライナ侵攻に反対した芸術家に判決
16日、ロシアの裁判所での出来事。
鉄格子の中で親指を立てて笑顔見せる女性は、ウクライナ侵攻に反対した芸術家だ。
判決が言い渡されると、表情が一変した。何かを叫び、支援者からも悲鳴にも似た声が上がった。頬を伝う涙。
女性が罪に問われたのは、スーパーの値札を、侵攻に抗議するメッセージに取り替えたというもの。
判決は、軍のウソの情報を広めたとして、禁固7年の実刑だった。
野党の政治家は「殺人罪でも懲役5年より短い場合がある。これは処刑だ」と、批判の声を上げている。
反戦を訴える人の逮捕相次ぐ
ロシアでは、反戦を訴える人の拘束や逮捕が相次いでいる。
ウクライナへの侵攻後に、国や軍にマイナスな情報を広めた場合、懲役にできる法律を成立させている。
人権監視団体の調査で明らかになった、これまでに逮捕された人数は1万9000人以上。プーチン政権に、追及を緩める気配はない。
(「イット!」 11月22日放送より)
ロシア、ウクライナで戦えば恩赦に変更なし 「悪魔崇拝殺人犯」釈放受け
2023年11月23日 13:52 発信地:モスクワ/ロシア [ ロシア ウクライナ ロシア・CIS ]
【11月23日 AFP】ロシアで今週「悪魔崇拝者」の殺人犯が釈放されたと報じられたのを受け、ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は22日、ウクライナでの戦闘に参加した受刑者に恩赦を与える方針に変更はないと述べた。
ニコライ・オゴロビヤック(Nikolai Ogolobyak)元受刑者(33)は、2008年に10代若者4人を儀礼的に殺害したとして懲役20年を言い渡された。現地メディアは今週、オゴロビヤック元受刑者がウクライナでの戦闘に参加し、今月釈放されたと伝えた。
クレムリンのドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)報道官は記者会見で「現在、恩赦リストを総出で注意深く調べている」と述べた。
「改めて繰り返すが、最前線に立つことに関する特定の条件について協議している」「この点に関して修正はない」と続けた。
現地メディア76.RUによると、オゴロビヤック元受刑者は2030年まで服役する予定だった。だが、ウクライナ侵攻の開始を受けて軍に召集され、受刑者らでつくる突撃部隊「ストームZ(Storm Z)」に配属された。オゴロビヤック元受刑者の父親は息子について、「(戦闘で)負傷し障害が残った」と語ったとされる。
受刑者の権利団体を率いるオリガ・ロマノワ(Olga Romanova)氏の推計によれば、ロシアではこれまでに受刑者10万人がウクライナ侵攻に派遣される兵士として採用されている。
この慣行は物議を醸しており、ロシアメディアによれば、こうして釈放された元受刑者が除隊後に殺人などの重罪を犯したケースが数例ある。(c)AFP
G20=主要20か国の首脳会議が22日オンライン形式で開かれ、ウクライナ情勢をめぐって、ロシアのプーチン大統領は「この悲劇をどう終わらせるのか考えなくてはならない」と述べる一方、和平交渉を拒んでいるのはウクライナだなどと、これまでの主張を繰り返しました。
このオンライン会議は、ことし9月にニューデリーで開かれたG20の首脳会議で採択された首脳宣言の具体化に向けて議長国インドの呼びかけで開かれたもので、日本から岸田総理大臣も参加しました。
この中でインドのモディ首相は、グローバル・サウスの国々が抱える課題に優先的に取り組んでいくべきだと強調したほか、イスラエルとイスラム組織ハマスの衝突について「市民の犠牲はいかなる場所であれ非難すべきだ」と述べました。
今回の会議には欧米諸国の首脳が参加する主要な国際会議を欠席してきたロシアのプーチン大統領が出席しウクライナ情勢についても議論が交わされました。
プーチン大統領は、参加した首脳の間からロシアによる軍事侵攻が続いていることは衝撃だとの発言が出たとしたうえで「当然、軍事行動はいつも悲劇だ。この悲劇をどう終わらせるのか考えなくてはならない」と述べました。
ただ「ロシアはウクライナとの和平交渉を拒否したことはない。公に交渉を拒んでいるのはウクライナのほうだ」などと、これまでの主張を繰り返しました。
インド外務省によりますと、会議では、イスラエル・パレスチナ情勢をめぐって、人道状況の改善や人質の早期解放に向けて各国が一致して取り組むことを確認したということです。
岸田首相「ロシアによる侵略 世界の発展基盤揺るがす」
岸田総理大臣も22日夜、G20=主要20か国のオンライン形式の首脳会議に参加しました。
そして「現在、国際社会は一層複雑化する危機に直面している。中でもロシアによるウクライナ侵略は、これまで各国が非難しているにもかかわらず今も続いており、世界の持続可能な発展の基盤を揺るがしている」と指摘しました。
そのうえで、国際社会の課題により効果的に対応するためには安保理改革を含む国連の機能強化が必要だと訴えました。
ロシアのプーチン大統領は22日、オンライン形式で開かれた主要20カ国・地域(G20)の首脳会議に出席した。ウクライナで始めた「特別軍事作戦」を巡り、「私たちは、どのようにしてこの悲劇を止めるのか考えなければならない」と述べる一方で、和平交渉を拒否しているのはウクライナの方だと主張した。
G20を巡っては、プーチン氏はインド・ニューデリーで対面形式で開かれた9月の首脳会議は出席を見送り、ラブロフ外相を派遣した。プーチン氏が欧米諸国の首脳が参加する会合に出席するのは、2022年2月に特別軍事作戦が始まって以降、初めてとみられる。
プーチン氏は、首脳会議の出席者の一部から、ウクライナでロシアによる攻撃が続いていることに衝撃を受けたとの発言があったと述べ、「戦闘は悲劇だ。ただ、ロシア側が和平交渉を拒否したことは一度もない」と話した。
また、特別軍事作戦をパレスチナ自治区ガザ地区で続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘に絡め、「ガザの住人を掃討しようとすることは衝撃ではないのか」と指摘。ロシアを批判する一方で、イスラエル寄りの姿勢をみせる欧米を暗に批判した。【山衛守剛】
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何故なら、「ロシア=プーチン」であり、プーチンの発言こそがロシア国家としての意向であるため、「ラブロフやメドヴェージェフが何を言おうが、それは彼らが勝手に言ってるだけだ」が、(彼らの中では)成立する訳です。
まあ、いずれにしましても、ロシア本体であるプーチン自身の口から「戦争を終わらせる」というワードを引き出した事は事実ですし、出口戦略に移行しようと考えている兆候が見えたことは、第3次世界大戦を回避する意味では大きい気がします。
まぁ見たところ顔面もハマコー化しかねない感じですが
ロシアの野望は世界をOECDサイドとBRIGS/グローバルサウスサイドに分断し、「ヒト・モノ・カネ」の流れを後者に有利にして欧米を衰退させる、ってことですよね
実際それはある程度奏功するし、制裁国を上回る制裁棄権国が投資と貿易でロシアに協力してる以上、ロシアから余裕は失われません
しかしその後者でさえ、資源しか取柄がない低成長国、低付加価値国のロシアと成長、イノベーションのために前者とのコラボが必要不可欠な中国、インドにタイプが別れます
多くの「知的な新興国」がロシアのエゴにつき合わなくなるのはもっと先のことだし、それまではあの国は強固な互助会に守られてずっと安泰でしょうね
国際社会の顔面ハマコーには笑いましたが、浜田幸一さんに失礼です(笑)。
https://www.yomiuri.co.jp/media/2023/11/20231123-OYT1I50081-1.jpg
ですが、これ、なんか、政権末期のブレジネフっぽく見えなくもない?かも…目が死んでる…
次は顔面にではなく消化器に抗生物質耐性ボツリヌス菌を植えればいいのに…あ、もう昔から狂犬病ウイルスに感染してるからその必要もないか(笑)