必ず来る安倍内閣総辞職のその日まで。
広島原爆記念日の2020年8月6日も、新型コロナ感染者数は高止まりし、新たに1485人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。
1日に発見された感染者数が1000人を超えたのは3日連続で、大阪府では225人、神奈川県では119人、千葉県では76人の感染が新たに判明し、いずれも過去最多を更新しているので、都市部を中心に各地で市内感染の増加が確実視されています。
そんな中、6月17日に国会を閉会し、閉会中審査に一回も姿を現さず、記者会見も6月19日から一回も行ってこなかった安倍首相が意表をついて、広島での記念式典後に広島で記者会見をしました。
広島の原爆記念式典のあとですから、記者たちは当然被爆者認定や原爆症認定についても質問したいわけで、何とかコロナや河井夫妻の起訴などに関する質問を封じるための苦肉の策。
どれだけ逃げ回れば気が済む卑怯な宰相なのでしょうか。
そして、1か月半ぶりの記者会見なのに、その時間はおよそ16分。
コロナに関する説明は7分でしかありませんでした。
さらに、安倍官邸側は質問数を4問に限るとしていたのですが、果敢に5問目の質問をしようとした朝日新聞記者の腕をつかんで、首相官邸報道室の男性職員が
「だめだよもう。終わり、終わり」
と制止するという前代未聞の事件が起こりました。
これに対して、朝日新聞社は
「質問機会を奪う行為につながりかねず、容認できません」
と安倍官邸報道室に抗議し、再発防止を求めています。
今年も安倍首相は核兵器禁止条約について一言も触れず、非核三原則堅持も言わなかったのですが、もうそれどころじゃなくなってしまった。
詳しい事情を調べてみると、この日の会見は事前に官邸側が内閣記者会に10分間と伝え、内閣記者会と地元記者会の幹事社から2問ずつ、質問に答えるとしていたんですね。
10分しか記者会見するつもりがないという安倍政権の態度からしておかしいのですが、朝日新聞は8月3日、広島や長崎での会見でより多くの質問の機会を確保するよう、内閣記者会を通じて官邸側に要望していたのです。
ちなみに、これまで弱腰だと世論から批判されてきた内閣記者会倶楽部は7月22日、官邸報道室に首相会見を開くよう申し入れていたが、官邸側から回答はなかったのだそうです。
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朝日新聞記者は8月6日の会見で、幹事社質問のやりとりの後、
「コロナの感染拡大で国民の不安が高まっている中で、なぜ50日近く、十分に時間をかけて正式な会見は開かないのでしょうか」
と質問しました。
そこが市民が一番聞きたいところなのですが、安倍首相は一番聞かれたくないところ。
司会が、
「当初ご案内している通り、予定の時間を過ぎておりますので、これにて代表質問を終了させていただきます」
と応え、安倍首相が
「節目節目において会見をさせていただきたいと考えておりますし」
と言ったのに対して、朝日の記者が
「十分な時間だとお考えでしょうか」
とさらに尋ねると、司会が
「それでは、以上をもちまして、安倍内閣総理大臣の記者会見を終了いたします」
といい、この際、官邸報道室の職員が短時間、記者の右腕をつかんています。
これは報道の自由にかかわる重大問題で、内閣記者クラブは事実を確認したうえで、総力を挙げて安倍内閣に抗議すべきです。
朝日新聞の抗議に対し、官邸報道室の富永健嗣室長は8月6日、文書で
「予定の4問と回答を終えた時点で貴社から質問があり、総理がお答えした。広島空港への移動時刻が迫っていた中での出来事であり、速やかな移動を促すべく当室職員が注意喚起を行ったが、腕をつかむことはしていない。
今後とも、記者会見の円滑な運営を心掛ける所存です」
と答えていますが、掴んだかつかんでいないかは朝日新聞記者自身が一番よく感じており、周りも見ているでしょう。
本当につかんでいないで済むのか、これはみものです。
まだこんなことを言っている。いつまで注視してるつもりか。
質問しようとしている記者を官邸職員が実力で阻止するだなんて、前代未聞ですよ。
50日ぶりの記者会見なのに最初から10分しか記者会見しないつもりの安倍首相、16分で打ち切る安倍官邸、いったいこの国はどうなっているんですか。
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広島の平和記念式典終了後の記者会見で、安倍総理は会見を終了しようとした際に朝日新聞の記者から次のような質問を受けました。
「コロナの感染拡大で国民の不安が高まっている中で、なぜ50日近く、十分に時間をかけて正式な会見は開かないのでしょうか」(記者)
「当初ご案内している通り、予定の時間を過ぎておりますので、これにて代表質問を終了させていただきます」(司会)
「節目節目において会見をさせていただきたいと考えておりますし」(安倍首相)
「十分な時間だとお考えでしょうか」(記者)
「それでは、以上をもちまして、安倍内閣総理大臣の記者会見を終了いたします」(司会)
朝日新聞社によれば、この際に質問を制止しようとした総理官邸報道室の職員が記者の右腕を短時間つかんだと指摘、「質問機会を奪う行為につながりかねない」などとする抗議文を総理官邸報道室に送付したと公表しました。
こうした抗議に対し総理官邸報道室は、「職員が注意喚起を行ったが、腕をつかむことはしていない」などとするコメントを発表しました。
毎日新聞
安倍晋三首相の記者会見が6日、通常国会閉会翌日の6月18日以来、約1カ月半ぶりに開かれた。広島市での平和記念式典への出席後に行う毎年恒例のもので、広島市内のホテルで行った。しかし質問は、内閣記者会と広島市政記者クラブの幹事社が事前に通告した計4問に限られ、追加質問は認められないまま約15分で打ち切られた。
首相は会見で、3問目に聞かれた政府の新型コロナウイルス対策について時間をかけて説明し、予定時間の10分を超過した。このため司会の広島市幹部が「質問時間が予定を超えています」と質問を打ち切ろうとした。ただし首相が演台に立ったまま応じる姿勢を示したため、予定通り4問目までやり取りが行われた。
首相が4問目の安全保障戦略の見直しに関して答え終えると、記者席から「まだ質問があります。国民の不安が高まっている中で、なぜ50日近くも正式な会見を開かないのか」との声が飛んだ。
しかし司会者が「予定時間を過ぎているので、これにて代表質問を終了させていただきます」と打ち切った。首相は最後に「今回の新型コロナについて、割と時間を取って話をした。節目節目で会見をしたいと考えている」と理解を求め、質問に応じることなく会見場を後にした。
首相はそのまま広島空港から東京に戻り、午後は首相官邸で過ごした。【畠山嵩】
安倍首相の会見、1カ月半ぶり コロナ説明もわずか16分
2020年08月06日20時30分 時事通信
「原爆の日」に合わせた同日の会見も、首相は「直ちに緊急事態宣言を出すような状況ではない」と強調したが、わずか16分で打ち切られた。
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「現状は4月の緊急事態宣言時とは大きく異なっている。その点も説明させてほしい」。会見で首相はこう切り出すと、(1)重症者数(2)死亡者数(3)検査体制(4)医療提供体制―の数値を列挙。「再び宣言を出す事態とならないよう、必要な対応を速やかに講じていく」と語った。
首相は新型コロナ対応を説明するため2月29日に会見して以来、6月18日まで首相官邸で計9回会見に応じた。特に緊急事態宣言下の4~5月は毎回1時間近い時間を割いていた。
しかし、「アベノマスク」とやゆされた各世帯への配布や、観光支援事業「Go To トラベル」の方針転換などで政権への逆風は強まっており、国会閉幕後は会見を避けている。
首相自身は「巣ごもり」(立憲民主党幹部)状態で、野党が求める閉会中審査への出席や臨時国会の早期召集にも応じていない。国民への説明は西村康稔経済再生担当相や菅義偉官房長官が当たっている。
そうした中で臨んだ広島での会見。会見時間は、例年より少し長いだけの約16分。そのうち7分半は、感染状況に関する首相の説明に費やされたが、「黒い雨」訴訟などに関する地元メディアの質問への回答は1分程度だった。
会見の最後に首相は「新型コロナについて割と時間を取って話をした。節目節目に会見をしたい」と述べて会場を後にした。
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アベノパンデミクス防止にも使えると思います。
注意書きとして
顎がはみ出すアベノマスク、縁を手でいじると危険です。
ソーシャルディスタンス、守りましょう。
素手で人に物を渡すのはできるだけ避けましょう。
薄くても、白い手袋は顔をいじる予防になります。
室内行事、特に不要な人の参加はやめましょう。
アベノマスクヲツケタ
カビデノロワレテイタ
ボウギョリョクガ-10ニナッタ
コクミンガアラワレタ
ドウスル?
ニゲル