三菱重工業がフランスのアレバと共同で作った日仏合弁会社がトルコ北部で建設を目指しているシノップ原発を巡り、原発を襲う地震の揺れ想定は最大加速度400ガル程度と、日本側が小さめに評価していたことがわかったと共同通信や東京・中日新聞などが伝えています。
日本の川内原発は620ガル、大飯原発で856ガルを基準に安全対策が図られていますが、トルコが世界有数の地震国であるにもかかわらず、400ガル。
日本の原発よりも小さく見積もられ、国内なら原発規制基準を満たさない可能性が高いということで専門家は、予定地周辺の地質や地形を考えると
「日本の基準に照らせば、少なくとも500ガル程度は必要だ」
としているそうです。
これは耐震化工事などで建設コストが高くなるため、小さくしたのではないかとの見方もあると各紙は伝えていますが、まさにそれしか理由は考えられません。
中国などライバル国に勝つために受注額を下げるために、安全性を犠牲にしたのです。
シノップ原発は内海である黒海に面してつくられる予定。福島原発事故のような事故が起こったらその被害は計り知れません。
金のために人の命と健康を犠牲にする日本の企業は許されないです。
そもそも、いまだに福島原発事故の原因もはっきりせず、事故の収束もおぼつかない日本に、原発を輸出する資格などありません。
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2017年1月7日 22時18分 中日新聞
日仏合弁会社がトルコ北部で建設を目指しているシノップ原発を巡り、原発を襲う地震の揺れ想定は最大加速度400ガル程度と、日本側が小さめに評価していたことが7日、原発立地の調査関係者への取材で分かった。
日本の原発よりも小さく見積もられ、国内なら原発規制基準を満たさない可能性が高い。専門家は、予定地周辺の地質や地形を考えると「日本の基準に照らせば、少なくとも500ガル程度は必要だ」としている。耐震化工事などで建設コストが高くなるため、小さくしたのではないかとの見方もある。
トルコも日本と同様、有数の地震国。
川内620ガル、大飯856ガルなのにトルコ400ガル 輸出原発 揺れ小さめ想定
2017年1月8日 東京新聞朝刊
日仏合弁会社がトルコ北部で建設を目指しているシノップ原発を巡り、原発を襲う地震の揺れ想定は最大加速度四〇〇ガル程度と、日本側が小さめに評価していたことが七日、原発立地の調査関係者への取材で分かった。
日本の原発よりも小さく見積もられ、国内なら原発規制基準を満たさない可能性が高い。専門家は、予定地周辺の地質や地形を考えると「日本の基準に照らせば、少なくとも五〇〇ガル程度は必要だ」としている。耐震化工事などで建設コストが高くなるため、小さくしたのではないかとの見方もある。
トルコも日本と同様、有数の地震国。日本では、九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)で六二〇ガル、関西電力大飯(おおい)原発(福井県)で八五六ガルを想定し、一〇〇〇ガルを超える原発もある。
評価は経済産業省資源エネルギー庁の委託事業で、日本企業がからむトルコやベトナムの原発立地での調査の一環。事業費は約二十四億円で、日本原子力発電(東京)が請け負った。原電は、活断層調査や地震の揺れ評価を日本の調査会社などに再委託した。
シノップ原発は、三菱重工業とフランスの原子力大手アレバ社との合弁会社が加圧水型原発(出力百十万キロワット級)を四基建設する計画。トルコ政府との契約に成功すれば、二〇二三年の運転開始を目指す。
日本の研究者によると、黒海沿岸にあるシノップ原発予定地の周辺には活動性が疑われる断層も多く、一九六八年には西側でマグニチュード(M)6程度の地震もあった。トルコの研究者の中には大地震が起きる可能性を指摘する声もあるといい、現地では反対運動が起きている。
地震の揺れ評価について原電は、二〇一六年三月に国に提出した報告書では一切言及していない。原電は共同通信の取材に対し「経産省からの委託業務の内容は公表できない」、エネ庁は「承知していない」としている。
<シノップ原発計画> 原発メーカーの三菱重工業と、フランスの原子力大手アレバの合弁会社「アトメア」が開発した、出力110万キロワット級の加圧水型原発4基をトルコ北部のシノップに建設する計画。トルコの発電会社と三菱重工、伊藤忠商事などによる連合体で事業を行う。三菱重工によると、現在は事業化可能性の調査段階にあり、2017年中に契約に至る見通し。
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http://blog.goo.ne.jp/reforestation/e/f3ee3c786c3ac25e96bff7155a95fa8e?guid=ON
代替案のための弁証法的空間 Dialectical Space for Alternatives
きょうの潮流
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-01-06/2017010601_06_0.html
しんぶん赤旗
>kei様
この赤旗の記事で、拓殖大学の関良基准教授の「赤松小三郎ともう一つの明治維新 ―テロに葬られた立憲主義の夢」が紹介されています。
この本には共産党に対する批判も書かれているに、今の共産党は昔に比べてかなり器が大きくなったかもしれません。なんにせよ本当にいい仕事しましたよ赤旗は。
??輸出先の核廃棄物を、日本が引き受ける
??原発事故が起きたら、日本の税金で補償
??原発稼動の費用も、税金から融資
http://matome.naver.jp/odai/2142440697978754101
陸援隊崩れの土佐の政商とこの製品を、長州産の売人で、AKP一家組長エルドアンの兄弟分ということになっている列島刑務所所長兼辞民組組長アベが売りつけ。
よぉ、そんな物騒なもん売りつけるのぉ、”友人”・”兄弟分”に。
ま、内国植民地のクルディスタンやアルメニア人の多く住まう地域はどうなっても良いエルドアンとその舎弟共には、そのミカエリをもらえたら安泰やからのぉ。
そしてその金でまた気に入らん個々人をテロリスト呼ばわりして弾圧し無力化するAKP一家。
奴らの内国植民地にしているクルディスタン同様に、気に入らない自治体首長や副首長を”テロリスト”呼ばわりして手下の”警察”部隊とやらに急襲拘束させ、首の挿げ替えもならず者AKP一家とその不愉快な仲間たちは視野にしていることやろな。
闘争の下地が日本列島と違って存在し、弾圧されても立ち上がり反撃すら行う事もあるAKP一家のシマの住民は、既にズタズタにされヤラレッパナシの日本列島の運動に行動による連帯を求めていると思うが、それに呼応できる組織的抵抗などは殆ど無力化され皆無と言って良い。
日本列島以上に行動的民族主義者の激しいトルコ国家実効支配地域もナメられたものだ。
いずれにせよ、ここまでして我がとこでも手に負えん原発とやらを、より低い耐震基準で品質まで落として売ったもん勝ちにするなら覚悟せよ。
数少ない”親日”国家とやらが、今以上に確実にそうではなくなって行くから、よ。
まだAKP一家のシマに海外旅行に行こうなどと浮かれた連中は覚悟しとくべきやな。イスタンブールやアンカラだろうと無事な場所はない、とな。
恨むなら、アベ一派や死の商人、AKP一家やエルドアンの取り巻き共を正しく恨めや。
他称”PKK”も”TAK”も、”極左テロリスト”も関係ない国家テロリストどものやることやし。