
表題の通りですね。
今、我々のほうが「橋下徹はいずれ帰ってくる」と言ったら、帰ってきたときに批判、非難の言葉に鋭さがなくなります。
自分にはわかっていたよと言いたくなります。
それじゃダメなんです。
彼、橋下徹氏が政界に万一復帰しようとしたときに、一番ネックになるのが一度は
「政界を引退する」「政治家は二度とやりません」
と言ってしまったこと。
彼に反対するものは、その彼の住民投票に勝つための計算から言ってしまった失策、言質を最大限に利用し、政界復帰を妨げ、また政界でに万一復帰した時にはやはりこれを利用して彼の勢力をできるだけ削ぐべきなのです。
これで、橋下維新の会とハシズムシリーズも195回。
ほんとに長々とお付き合いしてきましたが、もう書かないで済んだらどんなに素晴らしいことでしょうか。
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橋下市長は本当にいま100%政治家を引退するつもりだが、3条件がそろえば政治の世界に復活する。
ほんとにギリギリ住民投票で勝ち切った皆さん。最後のダブル選で味噌をつけられたと感じているかもしれませんが、素晴らしい成果だったんですよ。
とにかく、まず、政界復帰をさせないこと。
そのためにも各種裁判で追い詰めるのが大事です。
彼が日本の政治最大の災厄の一つだということを忘れないで。
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本書は、構想の設計書である「協定書」を徹底的に読みこみ、「都構想とは大阪市解体案」「賛成多数でも大阪府のまま」「二重行政解消の財政効果はほぼゼロ」「東京23区は実は特別区に反対」といった驚きの事実を明らかにする。
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大阪市解体それでいいのですか?―大阪都構想 批判と対案― |
冨田 宏治 (編集), 森 裕之 (編集), 梶 哲教 (編集), 中山 徹 (編集) | |
自治体研究社 |
「大阪都構想」なるものが実質的に「大阪市解体・5特別区設置」構想に他ならないこと。
また、その「大阪市解体・5特別区設置」構想をまとめた協定書の作成手続きに、さまざまな問題があったこと。
それゆえ、この協定書の内容に対する賛否を問う住民投票には、それ自体、問題が多いこと。
そして、カジノ推進構想等々、いま提案されている大阪維新の会の諸改革では、ほんとうに関西経済の活性化に至るかどうかあやしいこと。
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新潮45 2015年 05 月号 [雑誌] |
新潮社 |
【特集】「大阪都構想」の大嘘
・市民は「自治」を失い、大阪は破壊される/藤井聡
・これぞ戦後最大の詐欺である/適菜収
・私が「橋下維新」を離れた理由/村上満由
大阪 橋下市長が退任会見「持てる力全部出し切った」

橋下氏は午後1時から大阪市役所で記者会見し、「市民には、5月の住民投票をはじめ選挙を通じて、重要な判断を下していただいた。僕が示した大阪の将来像について前に向かって進もうと考えていただいたことに感謝する」と述べました。
これまでのみずからの行政運営について橋下氏は、「自治体の長の仕事は限られた財源でどのように住民サービスの転換をするかだ。借金を増やすのでなく高齢者に過剰に出ていた補助金を、不足する教育、子育てに回した。ここまで大規模に住民サービスの転換をした自治体はない。持てる力を全部出し切ったし、これ以上は無理だ」と述べました。
大阪府 松井知事「日本に必要な政治家」
そのうえで、松井知事は「功罪でいえば、橋下氏に『罪』はないと思う。話し合いをしないとか、攻撃的だとか言われたが、水面下ではいろいろな交渉をやっていた。しかし、交渉での約束が守られず、正面突破をせざるをえなかった面がある。交渉なしに最初からけんかを売ってたわけではない」と述べました。
そして、橋下氏の今後について、松井知事は「大阪市長は辞めるがいなくなるわけではなく、まだまだ、これからもよろしくというところだ。『おおさか維新の会』の法律政策顧問として、日本のためになる政策を提案してほしいし、法律作りに力を貸してほしい」と述べました。
そのうえで、松井知事は「橋下氏は引退を表明してからも政治的な発言を続けており、政治への興味や関心を失ったわけではない。日本にとって必要な政治家であり、彼の中で燃え上がるものがあれば、また政治の世界で思う存分、暴れてくれると思う」と述べ、橋下氏の政界復帰に強い期待感を示しました。
官房長官「捨て身で仕事に取り組んだ」
そのうえで、菅官房長官は橋下市長の政界引退について、「ご本人の判断だったと思うので、私の立場でコメントは控えたい」と述べました。
2015.12.18 13:55
【橋下市長退任会見】
(1)冒頭から「メディアに文句言いたい」 慰安婦報道では「僕の発言きっかけに朝日が誤報認めた」
退任の会見をする橋下徹大阪市長=18日午後、大阪市北区の大阪市役所(柿平博文撮影)
《18日の大阪市長任期満了をもって「政界引退」を表明している橋下徹市長の退任会見が午後1時すぎ、市役所で始まった。橋下氏が冒頭、自ら語り出したのは「メディアに文句を言いたい」ということだった》
《会見場所となった市役所5階の記者室には、記者クラブ加盟社だけでなくスポーツ紙や出版社、インターネットメディア、共産党機関紙「赤旗」も含め、100人を超える記者やカメラマンが詰めかけ、入室前から静寂の中で緊張に包まれていた》
《橋下氏が入室すると、一斉にカメラのフラッシュがたかれ、まぶしい光の中、橋下氏が硬い表情で口を開いた》
橋下氏「退任会見なんですが、メディアに二、三、文句を言いたい。まず、中央労働委員会の命令の報道に不満がある」
《橋下氏がまず挙げたのは、市役所に職員組合の事務所を置くことを不許可とした橋下氏の処分を不当労働行為と認定した中央労働委員会の命令が出たことに関係した報道についてだった》
橋下氏「平成24年度分は僕の判断が拙速すぎたということで司法でも違法認定を受けたが、25年度以降は職員基本条例に基づいて適法だと認められ、中労委も不当労働行為と認定していない。記事では、年度を明示してほしい」
《市長任期中、職員労働組合との“なれ合い”の見直しにも取り組んだ橋下氏。「裁判はいくつか残っているが、基本的にはほぼ解決したと思っている」と自賛した。さらにメディア批判は、各社の橋下氏退任企画記事に絡んでも続く》
橋下氏「メディアが振り返るのはいいことだが、僕が文化を軽視しているかのような検証になっている。文化を守れなんて誰でも言えるが、じゃあ守るべき文化は何かを誰が決め、いくら出すべきかということが一番の問題意識だった。メディアの検証力の無さだ」
《そして大阪市が「ふるさと納税」制度を活用して5月に導入した芸術団体への寄付制度「なにわの芸術応援募金」を紹介する》
橋下氏「僕が挑戦したのは、役所に税金を払うぐらいなら文化に回すという人のために、税金を払うか文化に寄付するかという新しい制度を作ることだった」
《発言はまだ続く。波紋を呼んだ戦時中の慰安婦をめぐる発言にも、自ら触れた》
橋下氏「(慰安婦の碑または像の設置を支持する市議会決議案をめぐって)僕が公開書簡を送っていたサンフランシスコ市の市教委が、こんな決議をしている。女性の人権問題を子供に学ばせるにあたり、日本の慰安婦問題だけを取り上げて教材にする、と。ほんとにこれでいいんですか、ということですよ。こういうことを知ってほしい」
《橋下氏は平成25年5月、慰安婦について「(先の大戦)当時は世界各国の軍が必要としていた」と発言。世界各国が反省すべきだとして「日本だけが批判を受けるのはアンフェア」と主張した》
橋下氏「各社はあれで僕が失速したというが、朝日新聞はあれをきっかけにその後、『吉田証言』の誤報を認めた。産経新聞もがんばってくれた。問題を矮小化せず、普遍的な人権問題として世界中がきちっと取り組むべきで日本だけの問題ではない、と日本国としても発信していかないといけない。僕は問題提起をしたつもり。歴史戦争になれば、中国の力はすさまじく強いんですから」
(5)えっ、自虐?「僕がやってきたこと…鼻くそみたい」 やはり国の形変えるのは「憲法改正」
退任の会見をする橋下徹大阪市長=18日午後、大阪市北区の大阪市役所(柿平博文撮影)
《橋下徹大阪市長による退任会見開始から約1時間。内容は、橋下氏が政治生命を賭けて臨んだ5月の大阪都構想の住民投票、そして政治理念に移っていく》
--5月17日の記者会見。これだけ世論が割れている中で住民投票に持っていくべきではないとの考えだったが
橋下氏「住民投票に持っていくべきとかじゃなくて、あのタイミングでは負けるところで僕が設定したってのは、僕の政治判断のミスですねと言った。負けた全責任は僕にある。任期中にやろうと言っていたので、それを避けるつもりはない。そりゃ、自分で十何年かけて全部このペースでずっとやり続けられるかっていうのは、できるわけがない。のんべんだらりと毎日、無駄な8年間と言われるようなそんな生活を送ってきたわけじゃない。本気で政治をやろうと思ったらそれだけのエネルギーが必要で、次々次々引き継いで、次またエネルギーのある人に引き継いでもらうしか無理。まあお飾りの首長だったら20年、30年でもやれますけど」
--政治家として、国と地方の関係見直しに取り組んできた。8年間やってきて、できた部分とできなかった部分は
橋下氏「僕がやってきたことなんてしょうもないことですわ。全体で見たら鼻くそみたいなこと。憲法改正で国の意思決定のあり方を変えていかないと無理。個別政策で言えば、関空だって僕の権限ではないが、慰安婦発言と同じように、やっぱり政治家ってのはある意味火を付けていく役割がある。地元自治体の大阪府が伊丹空港廃止を掲げながらいろんなことをやってきたが、最後は伊丹と関空が経営統合をして、コンセッションでオリックスグループが買ってくれた。あれで関空の長年の懸案だった金利負担部分の話がなくなった。そういうのを言い出したらいろんなことをやってきたっていうのはあるが、自分で自慢できるものはない」
--この間、2度の政権交代があった。地方分権は進んだか
橋下氏「進まない。大阪都構想を見てもらっても分かる通り。何で大阪市議会議員があんなに反対するのかというと、大阪市議会議員は、全国の地方議会の中でも最高ステータス。役所がどれだけの権限を持っているかというと、大学も地下鉄も病院もある。そこに乗っかってる議員も自分の力と思ってしまう。国会議員も同じ。地方分権なんかやって、国が持っている権限が地方に移るのは国会議員としては耐えられない。普通のサラリーマンはなるべく仕事を少なくしようとするが、政治家の場合は汗かかずに役人にやらせるわけ。権限と財源を持っていることはプライドや気持ちいいものがある」
「つくづく思ったが、地方分権、国の行政の形を変えようと思ったら、そういうことを本気で思っているメンバーが憲法改正をやるしかない。憲法は統治機構を定める骨格。本当に地方分権をやろうと考えれば、憲法を地方分権型の憲法にしていくのが最大のポイント。それをやっていく政治グループとして、既存政党じゃなくて国政政党おおさか維新。そういう第3のグループが出てきてもいいじゃないですか」
--市長と国政政党の代表を兼ねる取り組み。得られた成果は
橋下氏「めちゃくちゃある。政治なんか最後は政治力。松井(一郎)知事と菅官房長官は、信頼関係はある。国政政党をつくるかどうかじゃなくて、人間的にものすごく波長があって信頼関係がある。その関係を核にしたとしても、国政政党があるのとないのでは政治をやる上で全然違う」
「僕のやり方っていうのは、目標を定めたらありとあらゆる方策を立てる。振り返れば、コメンテーターや評論家が『ジグザグにしている』というのは簡単だが、目標を定めてそこに進もうと思ったらまっすぐにできるわけがない。右に行くことがあれば左に行くこともある。僕の目標は大阪都構想。それに向かって何をすべきかは全部分かっていた。国政政党がなくてもできるかって言ったらできません。最後の住民投票が成立したのは、最終局面での衆院選があったからできた。国政政党がなければここまでは来られなかった」
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「橋下は嘘をついてもかまわない」みたいな傾向を阻止しなければなりません。
「どうせ嘘だと思ったのでしょ? だからそのとおりにやったまででw}みたくへらへら笑って引退撤回するのを断固阻止
松井みたいなのが「すぐに帰ってくる」みたいなことを言う度
「えっ! それじゃあ橋下さんはまるで平気でい言ったことを覆す最低の人間みたいじゃありませんか!?
貴方は橋下さんのことを、そのような嘘つきのクズだと思っているのですか?」と大げさなリアクションを返すようにしましょう。
気絶しますね・・・
一度裏切る奴は、二度三度って・・・
いい加減に、性懲りも無く騙されるのはやめたいです・・
もし橋下徹の治家引退が嘘になったとしても、相手方の候補者や支持者がそれにこだわり過ぎればマイナスに働く可能性もあるでしょうね。
その時の選挙がないことを祈りますが、もしその時があったとしても非難よりは政策を訴える比重が高い選挙であって欲しいものです。
卑しき政治屋の権化共が牛耳る日本政府は、もはや官民の垣根もない妖怪金喰い虫のスーパーコロニーさながらですからね。さしずめ橋下氏もご自身のその鋭い触覚で甘い汁を察知しては、お仲間が巣食う百鬼夜行の本丸へ、カサカサホイホイと首尾よく誘き寄せられて行くんじゃないでしょうか。
「持てる力全部出し切った」
という事ならば本当にこれで終わりでしょう
橋下さん8年間お疲れ様でした