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弁護士・元ロースクール教授宮武嶺の社会派リベラルブログです。

立憲民主党は日本維新の会はもちろん国民民主党とも組むな。自民党と協力して「政治生命を賭けて実現する」と言っていたトリガー条項発動が無理になった以上、玉木雄一郎代表は言葉通り政治家を辞めるべきだ。

2024年02月12日 | 国民民主党に騙されるな

橋下徹氏のネット番組に何度も出演している玉木代表。

『【野党共闘】「前原さんは立憲と…」自民or維新と共闘は?不仲説は本当? 橋下徹×国民民主・玉木雄一郎|NewsBAR橋下』より

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 国民民主党は2024年2月12日、東京都内で党大会を開き、

「政策本位で協力できる政党とは与野党を問わず連携するが、『正直な政治』が大前提」

とする2024年度活動方針を決めました。

 

 

 正直な政治が大前提というのは、自民党の裏金作り問題が明るみに出て自民党に逆風が吹き荒れているので、活動方針に

「裏金問題は政治への信頼を根底から揺るがす大問題であり、看過できない」

と入れて、自民党にすり寄る方針を一部見直すという意味です。

 それで自民党と立憲民主党を両にらみということのようですが、現有勢力でも地力でも自民が立民を圧倒しているのは明らか。

 なので国民民主党の玉木雄一郎代表は自民・公明の政権与党入りに未練たっぷりで、立憲民主党とともに政権を担う可能性については

「内閣を構成するなら、基本となる政策、安全保障やエネルギー、憲法で一致しないとバラバラになる。

 現在の立憲民主党がそれを満たしているかというと満たしておらず、人によって言うことが違う」

と指摘して否定しています。

これが党大会の最後。なんか軽くて恥ずかしい政党。

 

だって党代表選挙でこのポーズだからw
第3自民党の国民民主党代表選挙が超恥ずかしい。玉木代表は「政策本位で与野党を超えて連携する」=自民・第2自民党の維新と連携、前原代表代行は「非自民・非共産の野党協力」=維新と連携、とどっちもどっち。
泉健太立民代表は維新と組みたくて仕方なく、維新と国民民主は自民党しか見ていない。

立憲民主党の泉健太代表が日本維新の会と国民民主党に「政治改革政権」をと連立を呼びかけるも両党は無視w 国民も関心なく不発ww 立民単独で政権を狙う気概もなく政治センスゼロの泉代表は離党して維新へ逝け

 

最新の政治ニュース【随時更新】 - 維新・国民 改憲に向け機運の醸成へ シンポジウム開催 (ニュース) | 無料動画・見逃し配信を見るなら |  ABEMA

改憲、特に緊急事態条項創設に関しては日本維新の会以上に熱心な玉木代表と国民民主党。

第3自民党の国民民主党代表選挙が超恥ずかしい。玉木代表は「政策本位で与野党を超えて連携する」=自民・第2自民党の維新と連携、前原代表代行は「非自民・非共産の野党協力」=維新と連携、とどっちもどっち。

第2自民党の日本維新の会と第3自民党の国民民主党が憲法「改正」シンポジウムを開催。9条改悪だけではなく「現代の戒厳令」緊急事態条項を提案しながら「立憲主義を回復するために必要だ」と強弁(笑)。

 

 

 これは立憲民主党にとってはいいことです。

 岡田克也幹事長は国民民主党に対して上から目線で

「考え方を改めて、野党はまとまっていくべきと考えるなら、懐深く対応したい」

と手を差し伸べる発言をしました。

 しかし、立民の獅子身中の虫である泉健太代表が象徴しているように、希望の党や国民民主出身の国会議員は日本維新の会との連携をしつこく追求しつづけているように、立民に対する期待を裏切る存在で、本来数合わせで彼らをどんどん立民に引き入れたから、軒先を貸して母屋を乗っ取られる状況になっているのです。

 まして、いまだに国民民主党に残っている玉木氏らと協力しても、立民支持者も無党派層のリベラル左派も立民にますます愛想をつかすだけです。

国民民主党も統一教会と癒着。

自民党・公明党の被害者による自力救済を前提にしたナンセンスな統一教会法案に国民民主党が助け舟。第二自民党の維新でさえ財産保全法案を用意しているのに、第三自民党の国民民主党は自民党に合併してもらえ。

 

 

 玉木氏はガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」を実現することに政治生命を賭けるといい、前原誠司氏との代表戦も戦いました。

 しかし、岸田首相側から5月にトリガー条項を発動するのは無理とはっきり言われて、与党との協議から離脱せざるを得なくなったのです。

 政治生命を賭けるとは失敗したら代表を辞めるどころか政治家を辞めるという約束だったはず。

 そのことが党大会で全く問題にもならない国民民主党は政党の体をなしていませんし、玉木氏と国民民主党が自民党にトリガー条項のはしごを外されたからといって他の野党と共闘したいと急に言い出しても信用できるものではありません。

 本音ではゆ党どころか自公両党に加えてもらって手っ取り早く与党になりたくてしかたない玉木雄一郎代表と国民民主党。

 こんな政党と協力してもたいして選挙の足しになりませんし、もともとの立民支持者にますます呆れられるだけです。

 立民は泉代表を切って、むしろリベラル・中道・左派純化路線に活路を見出すべきです。

画像

この人たちが組むと碌なことにならん。

統一教会癒着疑惑の芳野友子連合会長が立憲民主党の候補者に「共産との連携があれば推薦できない」。kojitakenさん「芳野が公然と野党の選挙を妨害していることくらいは正しく認識しておいた方が良い」。

 

 

参考記事 kojitakenの日記さんより

立民・泉健太代表が「基本政策一致」不要論 維新や国民民主との内閣構想(産経)

国民民主、衆院東京15区補選に擁立表明 元フリーアナの高橋茉莉氏(朝日)

立憲が「4月選挙」で須藤元気氏を擁立か(宮原健太, 現代ビジネス2/11)

 

 

市民と野党の共闘 未完の課題と希望

児玉勇二、梓澤和幸、内山新吾 | 2022/4/4
 
 
 
 
五十嵐仁 (著), 小林節 (著), 高田健 (著), 竹信三恵子 (著), 前川喜平 (著)

 

 

自民党と組んで与党に入りたいけれど、今だけ自民党が調子悪いから距離を置いて見せる。

そんな不正直・不誠実な玉木代表と国民民主党が

「『正直な政治』が大前提」

と言い張ること自体が笑止千万です。

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国民民主党の玉木代表は、立憲民主党とともに政権を担う可能性について、憲法や安全保障など基本的な政策が一致していないとして、否定的な考えを示しました。

立憲民主党の泉代表は、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」をめぐり、国民民主党の玉木代表と今週中にも会談することを明らかにしました。

これについて玉木氏は、党大会のあとの記者会見で「どのような形で行うか決まっていないが、政策的に一致する政党とは協力していく方針なので、それに基づいて取り組んでいきたい」と述べ、前向きに対応する考えを示しました。

そのうえで、立憲民主党とともに政権を担う可能性について、「内閣を構成するなら、基本となる政策、安全保障やエネルギー、憲法で一致しないとバラバラになる。現在の立憲民主党がそれを満たしているかというと満たしておらず、人によって言うことが違う」と指摘し、否定的な考えを示しました。

一方、国民民主党との連携について、立憲民主党の岡田幹事長が10日に「考え方を改めて、野党はまとまっていくべきと考えるなら、懐深く対応したい」と述べたことについて、「ああいう発言があると、ますます難しくなる。われわれの仲間の思いに、もう少し理解と配慮をいただきたい」と述べました。

 

 

国民民主党の党大会が開かれ、玉木代表は、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、「看過できない。自民党はいま政策の推進力を失っている」と指摘し、岸田政権に厳しく対応していく考えを示しました。大会では、国政選挙ごとに得票を2割増やしていくことなどを盛り込んだ、活動方針を決定しました。

国民民主党の党大会は12日午後、東京都内のホールで開かれました。

この中で、玉木代表は、ガソリン税の上乗せ部分の課税を停止する「トリガー条項」をめぐる与党との協議から離脱したことについて、「岸田総理大臣は、残念ながら『検討』に終始し、政治決断をしなかった。政策ごとに一致するほかの党と連携しながら、政府に実現を求めていく」と述べました。

その上で、自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について、「看過できない。自民党はいま、政策の推進力を失っている。私たちは『対決より解決』の姿勢で、政策本位で取り組むが、正直な政治が貫かれていることが大前提だ。脱税まがいの会計処理を放置するような、庶民感覚から離れた政治を変える」と指摘し、岸田政権に厳しく対応していく考えを示しました。

国民民主党はこれまで、野党でありながら、政策実現のため与党との協調を排除しない姿勢をとってきましたが、事実上、転換しました。

このあと大会では、持続的な賃上げを実現することや、比例代表を念頭に国政選挙ごとに得票を2割増やしていくことなどを盛り込んだ、活動方針を決定しました。

 

 

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2 コメント

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まさに「アン・ポン・タン」(画像)ばかり(呆) (津木野宇佐儀)
2024-02-13 02:09:15
冒頭の画像、一瞬写し鏡に見えました(笑)
でも、右のほうのは、一見、「潔白さ」を装って、実はその汚さと邪悪さを顕著に端的に表している優秀作品ですね(笑)
(昔の茶髪じゃないから余計にそう思わされる(爆)
ISHIN-10 oska株はマスクとゴーグルでは絶対に防げません。
むしろ、耳栓と目隠しが有効です!
罹患してしまうと、医療機関でも手に負えない感染症です!
しかも強い依存性があり、個々の感染者は苦痛もなく(むしろスカッとする)、死に至る可能性は少ないですが、いずれ社会全体を死に至らしめるという猛毒を有しています。
防疫には、感染源であり、かつ猛威を振るわせる元凶の在版TV局をまず封鎖・解体することが変異株ISHIN-16 jp株の日本におけるパンデミック阻止には有効かと思われます。
関連項目:ワライタケ トランプ Coike-17 (名古屋のはアホらしすぎて割愛します)

冗談はさておき(?)
どの画像も「おぬしも悪よのう」の場面としか見えません…
蜂の巣を突いたような今の「ジミン」じゃなくて、自分が突かれなくてよかった、ホッ、とか思っているかも?(実は尻に火がついているのに?)
そんな輩たちですね

ニホンの政治状況(←個々の志のある政治家や政治を志す人たちのことでは決してないです)がマシな状況なら、この手の輩は網にもかからない雑魚なんですがね…
(魚類の皆様、こんな奴らの譬えに使ってすみません…m(_ _)m)
(ニホンで「マシ」な政治状況があったのか?とも思いますが…)

>立民は泉代表を切って、むしろリベラル・中道・左派純化路線に活路を見出すべきです。
私は政治的には中道左派(でも根っこはアナーキスト)なので、次の国政選挙も比例代表は死票を投ずるか…と
でも、これまでも国政選挙は「死票」が多いですが、国・地方両方ともジミンに投票してこなかったことに聊かながら誇りを感じています(キッパリ)
(って、選挙行ったら「アナーキスト」じゃないだろ、って?(^^;)
返信する
全く信用できない玉木 (the hang man)
2024-02-13 18:36:12
そもそも泉も玉木も小池百合子に真っ先に擦り寄った希望の党の連中。

玉木はもうその頃から維新と一緒にやりたいと言ってましたよ。
とにかく、支離滅裂、姑息を絵にかいたような男。

その全く信用できない玉木や維新の連中にいまだに秋波?を送る懲りない泉。

腐りきった自民に辟易している今この時期に何で立憲の代表がよりによって泉なのか。

ほんとにもったいないなと思いますね。
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