親露派トランプ氏のウクライナ戦争即時停戦論が判明。現在の前線を非武装地帯にしてロシアの占領地を固定化。ウクライナはNATOに加盟せず中立化。「ロシアのプーチン大統領の和平案のようだ」(NYタイムズ)。
また、トランプ氏はロシアとウクライナの双方が「メンツを保つかたちで解決策を見出したいと考えている」と述べ、占領地域のウクライナ人はそこがロシア領になっても構わないと思っているとの見方を示したということです。
米大統領選で共和党の副大統領候補に指名されたJ・D・バンス上院議員が、トランプ前大統領のウクライナ政策を明らかにしました。
トランプ氏が大統領に返り咲いた暁には、ウクライナ領内に非武装地帯を設けるとし、ウクライナのの北大西洋条約機構(NATO)への加盟は否定しました。
バンス氏は2024年9月11日に米海軍の元特殊部隊員を名乗る男性のポッドキャスト「ザ・ショーン・ライアン・ショー」でインタビューに応じて、ウクライナ戦争終結の方法を話したというのですが。
仮にもトランプ氏とコンビを組んで大統領選挙を戦っているのに、こんなメディア?でトランプ政権の重要な外交方針を話すというのがもうイカレてます。
そしてその中身はこの後見るように、ロシアが国連憲章に違反してウクライナを侵略しているということ、そして占領地で戦争犯罪を繰り返しているということを全く度外視。
さすが遵法精神欠如のトランプ一派です。
トランプ氏も自分の劣化版みたいな副大統領候補しかいなかったのか?
トランプ氏同様のトンデモ副大統領候補バンス氏が「この国のすべての子どもたちに投票権を与えよう。その投票権は子どもたちの親に委ねよう」と、日本維新の会の吉村府知事の「0歳児投票権」とクリソツ発言(笑)。
米大統領選討論会でハリス氏がトランプ氏を圧倒!テイラー・スウィフトさんもハリス支持を正式表明。親露派のトランプ候補はウクライナ戦争についてロシア軍の撤退ではなくウクライナに即時停戦を求めた(呆)。
とにかく、バンス氏はこのインタビューの中で
「トランプ氏はロシア、ウクライナ、欧州と話し合い、平和的解決とはどのようなものか考える必要がある、と伝えるだろう」
「おそらく現在のロシアとウクライナの境界が非武装地帯のようなものになる。ロシアが二度と侵攻しないように厳重に要塞化される」
と説明し、ロシアがウクライナの国土の約2割を占領している現状を維持し続けることが前提の即時停戦論を展開しました。
米紙ワシントン・ポストは9月13日にこのバンス氏の発言について、ウクライナがロシアに実効支配された領土の奪還を断念することにつながると報じましたが、この案って、日本の「今こそ停戦を」派の伊勢崎賢治東外大名誉教授が通販生活で披露した停戦論とそっくりです。
違うのは、この非武装地帯を維持するのがバンス氏は要塞、伊勢崎氏は国連平和維持軍だというだけの違い。
まさに伊勢崎氏らが言い続けてきた「たかが領土」論(ウクライナは人命尊重のためにたかが領土は諦めろ)はトランプ・バンス構想そのまんまです。
伊勢崎風のふざけた表紙について、ウクライナ大使館と日本の市民から猛批判を受けて全面謝罪に追い込まれた通販生活。
イスラエル・パレスチナ戦争から見えてくるウクライナ戦争の真実。「たかが領土」ではなくイスラエル政府の強制入植もロシア政府の4州併合も違法。侵略しているロシアに対して即時撤退を要求するのは当たり前だ。
2016年に大統領選挙に当選したときからプーチン政権の支援を受け、今回の選挙でも受けていると言われているトランプ氏はバイデン政権によるウクライナへの巨額支援を繰り返し批判し、自分であれば戦争を24時間以内に終わらせられると断言する一方、具体策は明かしてきませんでした。
民主党のカマラ・ハリス候補との9月10日のテレビ討論では、トランプ氏は司会者に
「ウクライナの勝利は米国の最善の国益か」
と問われた際に
「この戦争を終わらせることが米国の最善の利益だ」
と答えるにとどめ、ウクライナの勝利にこだわらない考えを示していました。
その方法はというと、
「わたしはゼレンスキー大統領をよく知っているし、プーチン大統領もよく知っている。いい関係にある。そして彼らはわたしに敬意を持っている。わたしが選挙に勝てば、就任する前に終結させる。一方と話し、他方とも話して、彼らを仲介する。戦争を終わらせることがアメリカにとっての利益だ」
とポエムみたいなことしか言えなかったトランプ大統領候補。
そこで、ロシアが侵略して得たウクライナ領土をそのまま保持するという、トランプ氏が討論会では言えないことをバンス氏がポッドキャストで言った形です。
まあ、プーチン大統領が公言出来ないことをメドベージェフ前ロシア大統領が代弁するのと同じですね。
ロシアの代弁者トランプ氏の即時停戦論。実際、戦争を「即時」に停戦するにはこれしかない。
バンス氏はまた、
「ウクライナは独立主権を維持する」
とする一方、
「ロシアはウクライナから中立の保証を得る。NATOや同盟機関には加盟しない」
と述べました。
そもそも、ウクライナが独立主権を得ると言いながら、NATOには加盟できないというのがすでに独立国の主権制限だということがちっともわかっていません。
それはウクライナ人が決めることです。
良しあしは別にしてNATOという軍事同盟にウクライナが入るべきなのかどうかもウクライナの国家主権の問題であり、国民主権原理からは加盟するもしないもそれはウクライナ人民が決めることだということが、トランプ氏やバンス氏には全く分かっていません。
それにバンス氏や伊勢崎氏は、ウクライナがNATOには入らず、しかし今絶賛侵略中のロシアがウクライナ全土を占領しようとしない保証は「非武装地帯」の存在だけだというのですが、それでウクライナ人が安心できるとでも思っているのでしょうか。
ロシアの代弁者としてNATO諸国に圧力をかけ続けてきたトランプ氏。
ドナルド・トランプ大統領候補がロシアがNATO加盟国に攻撃してきても米国は支援せず、むしろ「好きに振る舞うようロシアをけしかけてやる」。プーチン大統領に戦争へのゴーサインを出すトランプ氏は最悪だ。
米紙ニューヨーク・タイムズはこのようなバンス氏の案を
「プーチン大統領の政策と酷似している」
と評しましたが、プーチン政権がウクライナとの停戦協議の条件としているのはバンス氏が述べた
1 ロシアによるウクライナ占領地の保持
2 ウクライナの中立化=NATO非加盟
だけではなく、従来から
3 ウクライナの非軍事化=ウクライナ軍の武装解除
4 ウクライナのネオナチ化=ゼレンスキー政権の打倒
も含んでおり、さらに2024年になって
5 ウクライナ軍がロシアが強制併合宣言した東南4州から即時撤退
することまで要求しています。
つまりはウクライナが無条件降伏すれば24時間どころか1時間でウクライナ戦争は終わるわけですが、それはまさにロシアの思うつぼ。
ロシアの好きなようにさせてやる、それこそがトランプ氏と「今こそ停戦を」派の即時停戦論です。
プーチン大統領がウクライナとの停戦について、ロシアが国際法に違反して強制併合したウクライナ4州からウクライナ軍が撤退することが前提と演説。即時停戦論者はウクライナの領土放棄が前提になることを認めよ。
ウクライナ戦争犯罪裁判 ― 正義・人権・国防の相克
この戦争に停戦は必要。
— 伊勢崎賢治 (@isezakikenji) August 27, 2024
あの戦争に停戦は不必要。
そんな区別があっていいわけがありません。
無辜な市民の命を一人でも多く救うために。
戦争犯罪者の訴追と証拠の保護を確定するために。
そして復興を一日でも早く始めるために。
即時停戦を求める意思は常に正義なのです。https://t.co/1ydMPXd7DY
伊勢崎氏の邪悪なところは、憲法9条に自衛隊を明記せよという改憲派のくせに「9条の心」を説いたり、一見もっともらしいことを言うけど常に裏があるところ。
そもそもこの人は反米をこじらせすぎて、国際刑事裁判所(ICC)によるプーチン大統領への逮捕状発令にも反対しているのに、なにが「戦争犯罪者の訴追と証拠の保護を確定するために」即時停戦をか。おためごかしもはなはだしい。
そして、ウクライナの主権者たるウクライナ人こそが自分たちの命を守るためにこそ停戦か戦争継続かを決める唯一の権利を持っているのに、とうとう「即時停戦を求める意思は常に正義なのです。」と自分こそが絶対的正義だと言い出した(-_-;)。
ロシアの思うつぼのことを言っておきながら、発想は自分が嫌いなはずのアメリカそっくりやん。
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インタビュー動画がユーチューブのポッドキャストで公開された。
ウクライナはNATO早期加盟、領土奪還を掲げており、バンス氏の案は受け入れ難い内容。米紙ニューヨーク・タイムズは「ロシアのプーチン大統領の和平案のようだ」と批判的に伝えた。
バンス氏は「ロシア、ウクライナ、欧州は戦争を終わらせたいと考えている」と主張。バイデン政権は「(戦争に)資金を投じて、ウクライナの軍事的な勝利を願っている。ウクライナでさえ、勝利は得られないと言っているのに」と述べた。(共同)
2024年9月14日 3:12 [会員限定記事]
【ワシントン=坂口幸裕】共和党の副大統領候補であるJ・D・バンス上院議員はロシアによる侵略が続くウクライナを巡り、11月の大統領選でトランプ前大統領が返り咲いた場合の和平計画を説明した。ウクライナがめざす北大西洋条約機構(NATO)加盟を認めず、中立国になるべきだと提唱した。
12日のポッドキャスト番組のインタビューで語った。トランプ氏は10日、民主党のハリス副大統領との討論会で「次期大統領になれば、ウクライナとロシアの戦争を大統領になる前に終わらせる」と述べた。ただ、これまで道筋については示していない。
バンス氏は7月にトランプ氏の副大統領候補に指名された。12日のインタビューでトランプ氏が返り咲けば「交渉の席につき、ロシア、ウクライナ、欧州の人に『平和的解決とはどのようなものか、あなた方が考える必要がある』と言うだろう」と訴えた。
和平案に関しては「ロシアとウクライナの間の現在の境界線を非武装地帯にするだろう」と話した。米紙ワシントン・ポストは13日、バンス氏の発言を巡ってウクライナがロシアに実効支配された領土の奪還を断念することにつながると伝えた。
ウクライナは和平の条件に、ロシアが実効支配しているすべての領土の返還を要求してきた。バンス氏の主張はウクライナのゼレンスキー政権や同国の軍事支援を続ける米国の方針と真っ向から対立する。
ウクライナはNATOや欧州連合(EU)への加盟をめざしている。バンス氏は「NATOや同盟機関には加盟しない」と明言。ウクライナが独立国家として主権を維持する代わりに、米欧とロシアのどちらの陣営にも加わらない永世中立国になるべきだとの認識を示した。
NATOは「門戸開放」政策をとり、全加盟国の同意を前提に「いかなる欧州の国」も各国の判断で加盟できる方針を掲げる。ロシアのプーチン氏がウクライナ侵略を決断した背景にはウクライナの加盟を含むNATOの東方拡大への反発も一因になった。
バンス氏は世界最大のウクライナ支援国として「米国の納税者はウクライナに寛容だ」と指摘。「欧州はこの戦争に十分な資金を提供していない。エネルギー価格の高騰を受け、この戦争を終わらせたいのだろう」と批判し、ドイツなどがウクライナの復興資金を拠出すべきだと促した。
台湾問題にも触れた。「中国が台湾に侵攻する瀬戸際にある。そうならないことを願うが、数年内に起こる可能性が高い」との見方を示した。米政府がウクライナへの軍事支援を優先し「台湾をひどい状況に追い込んでしまった」と唱えた。台湾への武器供与の一部遅れが念頭にある。
バンス氏はウクライナ、中東、台湾を挙げ「世界には少なくとも3つの危険な地域がある。それぞれが世界的な大規模紛争に発展する可能性を秘めている」と警鐘を鳴らした。
通信販売カタログ誌「通販生活」で掲載されたウクライナ侵攻に関する内容について、発行する株式会社カタログハウスは10月30日夜、公式ホームページで謝罪文と見解を公表した。これを受け、担当編集者に企画の意図や批判への受け止めを取材した。
表紙で「殺せ」「殺されろ」
同誌は23年冬号の巻頭で、8ページにわたってロシアによるウクライナ侵攻を特集。反戦を訴えた内容ではあるものの、表紙で「殺せ」「殺されろ」といった言葉を使ったり戦争を「猫どうしのケンカ」に例えたりしたことや、国際紛争処理の専門家・伊勢崎賢治氏(東京外国語大名誉教授)による「停戦案」を掲載した(※詳細は後述)ことで、疑問や批判の声が強まっていた。
SNSでは、「戦争反対を唱えるのは構わないが、これはウクライナの人々を愚弄しているようにしか見えない」「いわば殺人被害者の遺族に『憎しみは何も生まないんだよ?だから今までのことは忘れて仲直りし』と説教するような感じになっちゃうと思う」といった声が上がった。
同社は30日にホームページで見解を公表。「『殺せ』『殺されろ』の主語は決して『ウクライナの人びと』ではなく、戦争の本質を表現したつもりです」とし、「つたない表現で誤解を招いてしまったことをお詫びします」とした。また「ウクライナの皆様の祖国防衛の戦いを『ケンカ』という不適切な言葉で表現したこと」を謝罪する書面を在日ウクライナ大使館に持参したことも明らかにした。
編集責任者「表現至らない部分あった」
騒動について、どのように受け止めているのか。通販生活編集部の責任者の男性が取材に応じた。
特集ページで停戦案を掲載したこと自体に、大使館が抗議の意を表明した。これについては「ウクライナの方が停戦に関して『とんでもない』とおっしゃるのは当然かと思う」としつつ「これまでの歴史でもそうだが第三国なり国連なり当事国以外が入って、戦争をどうやって終わらせていくかを考えていく必要がある」「ウクライナの立場とは異なっても、私たち日本人が停戦案を提案してはいけない、というわけではないと思う」とした。
また、伊勢崎氏による停戦案を紹介した後、4人の識者による寄稿を掲載しているが、その中には停戦案への反対意見も含まれており「あくまで伊勢崎氏の意見をたたき台にして、どうやったら今の状況というものを1日も早く止められるのかを考える内容にしたかった」と説明した。
「通販生活」23年冬号の内容
表紙には、銃を構える兵士が映るテレビ画面と、それを眺める猫をレイアウト。そして猫のせりふと思しき言葉として以下の言葉が続く。
「プーチンの侵略に断じて屈しないウクライナの人びと。がんばれ、がんばれ、がんばれ。守れ、守れ、守れ。殺せ、殺せ、殺せ。殺されろ、殺されろ、殺されろ。人間のケンカは「守れ」が「殺し合い」になってしまうのか。ボクたちのケンカはせいぜい怪我くらいで停戦するけど。見習ってください。停戦してください。」
また巻頭に特集「いますぐ戦争をやめさせないと」を掲載。ウクライナ侵攻による死傷者数などのほか、伊勢崎賢治氏による「停戦案」を図解付きで紹介。「停戦」と「講和」はイコールではないと定義し、「とにかく『戦闘をやめること』で、領土の帰属などはその後の長い政治的交渉を通じて決めていくものです」として、段階を踏んでウクライナ東部のドネツク州バフムトなどを緩衝地帯とする案や、過去の停戦事例などを示した。
続いて、この停戦案への賛成、反対意見を含め、衆議院議員の石破茂氏ら識者4人の見解が掲載されている。
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前のクルックスは殺して口封じしましたが、今度は生かして捕らえたようです
この容疑者がハリスに不利な供述をしても選挙自体には何の影響もありませんが、仮に組織が関与してるんなら性懲りもないなぁと
だから言ったんですよ、共和党もヘイリーにしとけってね
共和党が頼りにしてきたバプティスト系の極右は高齢化で会員減少、代わって新たに選挙権年齢に達した3200万人の若者層は政治信条がそれらとは真逆
ヘイリーならこれらの若年票の大半をハリスから奪えたでしょう
でも共和党は「ダメオヤジが好き」病からリハビリできないんで後の祭りですね
これからやろうとしていることは、まるでイスラエルがやってきたこと。
三人全員の子分だたのが、Sin 安倍氏。