大体こういう事を言う奴に限って自衛隊にも入らず普段は運動すらしていない奴が多いんだよなあ。
そもそも誰のための国家か?今の国家がちゃんと国民を守っているのか?マスク2枚でコロナ対策だと考えるような総理大臣がいて、そんな政治家でも有難がるのが「国家を守る」などと考えているようでは国は滅ぶ。記事の中でも「冷静に分析してみて、「父母ニ孝ニ兄弟ニ友ニ夫婦相和シ朋友相信シ」などという箇所を否定するのは異常である。仮にこれを否定するのならば、両親に反逆し、兄弟で憎み合い、夫婦で憎悪し合い、友達を裏切り合う人間関係が正当ということになる。」(リンク先引用)とあるが、この解釈も無茶苦茶である。そもそも両親が親らしいことをしているのか?浅草で自分の子供に何処を飲ませて殺したり国会議員が不倫して謝罪したり、政倫審では同じ派閥で問題を押し付け合ったり。親が親としての立場を果たさず、兄弟が兄弟としての絆を失い、夫婦が家庭を顧みず、親友が相手を利用する事しか考えないのはそもそも親であれば子供が尽くすのは当たり前、兄弟であれば仲良くするのが当たり前、夫婦であれば家庭があるのが当たり前、友人であれば助け合うのが当たり前、という甘えの構造を教育勅語が追認しそれを強要しているだけでは無いのか?右翼は何かにつけて常識だの国家だのと抽象的に押し付けるが、その常識とやらを明確な理屈で説明する努力も無ければ説明できる知性も無い。国家となれば殊更である。アメリカを見れば判る事だが、今やアメリカのITやバイオといった先端産業を支えているのはインド人なんかの移民が多い。その分野の経済力がアメリカにとってどれだけの価値を生み出しているか。しかしその移民を排斥しアメリカの富を奪おうとしているのは白人の貧困層だったりする。となると「古い白人層」が今や「侵略者」というパラドックスが発生するわけで、同じ事を日本に当てはめれば知性も教養も無い保守言論こそが日本社会における言論界への「侵略者」になっているのだから右翼は排撃されるべきでは無いのか?大体、天皇を敬うといいながら散々利用し天皇そのものまで貶めた歴史への反省も無い右翼が天皇や国家を語る資格は無い。そもそも侵略者の影も形も見た事の無い人間が「侵略者のレッテル貼り」に勤しむ事の方が国家の危機なのだが。