プーチンが丸一日、会見できなかった本当の理由はそれだったりして。
ウクライナに責任転嫁をするのなら、そもそもウクライナに攻め込んだ事がテロを引き起こした原因だろう。それで国内の軍隊が空になって、更にウクライナ国内の引き締めのために反体制派の監視業務をやらせる人員を増やせば一般の警備業務に割ける人員が減るのは当然であり、ロシア義勇軍が越境攻撃をやったらしいがロシア国内に入ってしまえば監視が緩いのだろう。今後ロシア国内での引き締めのためにロシア政府が躍起になるだろうが、それをやればやるほどテロリストの思う壺だ。相互不信が疑心暗鬼を呼び何を信じればいいのか判らなくなればテロがテロを生む事になる。そういう社会はいずれ団結できなくなる。今の日本が安倍晋三の死で、特に保守層が昔のような勢いを保てないのはあのコミュニティーが団結できるテーマを失い自分達の行動にも自信を持てなくなっているのと似ている。プーチンも会見を開いたのはいいが「団結を求めるテーマ」が希薄で失敗だったのではないか。911の時にブッシュが会見した時には「強いアメリカ」の姿と団結を求めたのに比べれば情けない会見だった(ただしブッシュに関してはその後の戦争が情けなかったが)。ゼレンスキーも一言言ってやれば良かったのに。丸一日会見ができなかったのは「自分がテロに遭うのが怖かったからじゃないの?」って。