やっている事が中国と一緒で、逆に言えば中国で起きている事の結果も良く分かる。
中国も災害が起きたり事故が起きると隠したがる。その結果はほとんど報道されていないが能登半島の惨状を見れば結果は分かるだろう。それと同じ事を自民党がやったわけで何でこうなったかははっきりしている。全部自民党が自分達で蒔いた種だ。岸田が現場視察を避けたのは天候が原因では無い。民主党政権下で菅直人がすぐにヘリで視察に行ったのを自民党と公明党は「現場の邪魔になった」と散々喚き散らしたのだから自分達が政権を取った時にそれをやる事ができなくなってしまったのだ。自分で作ったデマが自分達を苦しめているのだ。更に安倍政権で政府主導で何でもやる政治を進めていたせいで民間がボランティアで入るのを嫌がる空気が与党内でできてしまったしメディアも政府御用の人間はそれに対して右に倣えで大本営発表をするもんだからこのザマである。大体、東日本大震災の時にボランティアが現場で問題を起こした話ばかり誇張して民主党政権の誹謗中傷をネット右翼がやっていて、その時の右翼が自民党の支持層だったり、そういう中から自民党議員が出ているのだから自民党と公明党はボランティアへの偏見を持っているんじゃなかろうか?さらに言えば千葉で台風被害が問題になった時に野党議員がビニールシートを用意して屋根が飛ばされた家の支援をやって話題になった事もある。ああいう動きがまた話題になるのを政権が嫌がったのではなかろうか。しかし消防はともかく警察と自衛隊はボランティア無き災害現場で全部を背負わされる事がどれだけ大変か思い知ったのではなかろうか。道路の寸断なんかも上記の記事では誇張されていて実際は通れるところが多数あったという話もあるようで原発周辺の道はガラガラというのは実に分かりやすい(苦笑)。民主党政権時代、野党だった自民党は民主党政権の対応が遅いと具体的な例も上げずにひたすら喚いていた。恐らく立憲民主党が同じ事をやったらネット右翼を使って「ただ騒いでいるだけ」と野党への誹謗中傷をやるだろう。そうならないためにも現場の情報が欲しいわけだが、それをさせないために野党への牽制としてボランティアさえ入れなかったのだろう。その結果がこのザマである。能登は自民党と公明党の生き残りのために見捨てられたのだ。もっともそういう状況を作った政治家も石川では自民党議員ばかりなのだが。