釣られといて何だが、もう釣られる人間も減っているんじゃないのかねえ?
相変わらずの詭弁を繰り返しているが給料がゼロの人間が減ったという事は本来なら年金暮らしで悠々自適の生活を送れた人間も労働を強いられる社会にしたという事でもある。つまり竹中平蔵が平穏な老後を迎えようとしていた人間の生活をブチ壊したと白状しているようなものだ。そもそも竹中に企業経営が判っているのだろうか?人件費は燃料代などと同じコストだ。事業を継続するためにコストをかけるのは当然であり、燃料代が高騰した時に石油会社に「燃料代を高くするのは間違っている」と抗議に行くのだろうか?そんな事をすれば契約を切られるのがオチだろう。市場の価格が上がれば何の経費だろうがコストがかさむのは当然であり人口が減っている日本で労働力という「供給」が減り、企業側の「需要」がそのままならコストである「賃金」が上がるのは当然の事。経済学の基本中の基本中の基本だ。そもそも「本当の金持ち」は「必要なコストをケチらない」のが「本当の金持ち」であって「賃金」を削る会社は「卑しい人間」しか集まらない。そんな企業からは「本当の金持ち」は生まれない。そもそも日本で成功した人間がここ数年の間に出たか?みんな海外に流れて行ってしまう。それは日本という市場が小さくて金にならないからであり、何故市場が小さいかというと国民が金を持っていないのと先行き不安でお金が使えない国民が多いからであり、それを解消して国民が金を持って好きなものを買える社会にしなければ新たな商品開発も生まれないし当然「成功者」も出てこないのだ。大体、経済学者なのに「国民心理の問題」ってどんな経済学だよ?何時から経済学が「心理学」の話をやるようになったのだろうか?アメリカだって足の引っ張り合いはある。イーロン・マスクなんか他人の足を引っ張ったり引っ張られたりしながら大金持ちになっている。それに耐えられない奴はそもそも「本当の金持ち」では無い。竹中平蔵の語る「本当の金持ち」は「本当の金持ち」では無い。あまりにぬる過ぎる金持ち像であり、そんな金持ちはいないだろう。幻想の金持ち像を作っていない存在の足を引っ張っていると騒ぎ続ける、亡霊には足が無い事も知らないのかねえ?