何がどうなった？

　普通は逆じゃないか？

【参院選】自民・尾辻秀久議員の三女・朋実氏(43)立候補を表明し立憲が推薦へ　自民県議外薗氏（73）無所属出馬の意思固める

　普通は立憲民主党の議員が自民党に引き抜かれたりするものなのだが今回はその逆。何をどうやったらそうなった？全く理解不能な事が起きている。もっとも自民党の公認候補は選挙にはあんまり強くないのに公認されているのが気に入らなかったのか？とはいえ尾辻秀久の娘がまさか立憲民主党から立候補するとは思わなかった。今度の参議院選挙では鹿児島選挙区が相当荒れるんじゃなかろうか。果たして最後に勝つのは誰かねえ？

マル経の人じゃなかったの？

　何か微妙なんだが。

｢移民｣｢外国人｣と聞けば嫌悪感を抱く日本人の本性

　この記事を書いた人はマルクス経済学の学者だと思っていたが「移民」という言葉に嫌悪感を感じないのが驚きだ。今でも少なからずそうだろうが移民というのが「搾取の対象」になっている、あるいは「搾取の製造装置」になっているという事実に関する考察はこの人の文章に一切無いのだ。まず「搾取の対象」というのは説明は不要だろう。技能実習制度なんかでとても考えられないような劣悪な労働を強いられる人達がいて、「システム」という意味での「移民」という言葉に嫌悪感を抱くのは何も保守や右翼だけではあるまい。これを単純にコンプレックスという言葉で説明ができるのか？更に「搾取の製造装置」という意味で考えると特に我々就職氷河期世代は技能実習制度なんかで安く集められた人達と比較されてどれだけ給料を安く抑えられたか。そういう阿漕な商売をやっていた連中に対して悪く言うと論理のすり替えで「移民に対する差別」を主張して自分達のやった事を棚上げにして雇用の皺寄せだけを庶民に押し付ける、こういう時代が続いて今更綺麗事言うなよ、と言いたくなるのは私だけではあるまい。そういう搾取の恩恵を受けて氷河期世代を使い捨てにして大学という象牙の塔の中でぬくぬくと学者ごっこをしてきた自称マルクス主義の学者がまさかこういう記事を書くとは。せめてマルクス主義の振りぐらいすればいいものを。

使えない組織。

　今回の雪で何の仕事をした？

石破首相「防災庁は地方に置くべき」　大臣の国会答弁は「霞が関全てが答弁しなければならないわけでない」

　今も日本海側では雪が降っているようだが防災庁は具体的にどんな仕事をしたのだろうか？組織を作っても実際に活かされていないのでは意味が無い。しかも良く判らないのが作ったばかりの組織を地方に持って行くという話が出ている事だ。東京にあっても活かせていない組織が地方に動いたらただの左遷場所にしかならない。今回の豪雪被害に何の実績も出せていない組織が何の役に立つのかねえ？大体防災庁設立を公約に掲げてやった選挙で少数与党に転落する程の敗北を喫しているのに、支持を得られなかった公約を押し通して防災庁を作ってしまう神経がどうかしている。今回の豪雪災害でも役に立たなかったんだから早く損切りするべきだと思うが。

景気のいい話で。

　景気が悪いから景気付け？

ソ連崩壊前にそっくり…「呑まなきゃやってられない」酒におぼれるロシア人を大量に生み出したプーチンの限界

　しかしラトビアがロシアに酒を売る抜け道になっていて儲かっているという話は面白い。バルト三国で一番貧しいラトビアが酒の販売でロシア経済を圧迫するのは天晴れである。しかしプーチンもせっかくエリツィン時代の最悪な状況から復興させたのにまたその時代に逆戻りというのでは情けない限りだ。しかも公務員が酒を飲みながら仕事をしているという話は凄い話だ。どちらにしても酒を飲もうが飲むまいがロシア経済はウクライナとの戦争で崩壊一直線という状況は確定している。ロシア軍自体が取り返しのつかない損害を受けているし再建のための金も人も無い。まあトランプがこの戦争を止めると言っているから本当に止めてみせたらロシア人はやっぱり「乾杯」するのかねえ？日本人なら飲む直前に「よそう、夢になるといけない」と、なるかねえ？