英単語のつづりと発音の不一致: フォニックスと「つづり字改革案」

分割ダイグラフ不使用。ダイグラフ・トライグラフ、OUGH,AUGHなどの不規則是正。二重子音字も接尾辞も維持。

分割ダイグラフなしの英語つづり字改革案

2024年05月25日 | 理想的な英語つづり字改革案への道

ダイグラフとは、2つの文字で1つの音をあらわすつづりのパターンのこと。
eat, tree, lie, toe, road, cue, new, feud, autumn, coin, toy, out, now, moon.

分割ダイグラフとは、〔母音字+子音字+e〕で、母音字が /エイ・イー・アイ・オウ・ユー/ を あらわすパターンのこと。1つの音をあらわす2つの文字のあいだに子音字が割って入るので分割ダイグラフ。
make, scene, nice, rose, cute.





morning と mourning の くべつ

2023年08月23日 | 理想的な英語つづり字改革案への道

"Traditional Spelling Revised"(TSR) は、for と fore の 区別が できる。four は、不規則だが維持。

規則化英語の場合、for, fore は そのままで、four は "foar" に なるらしい。

だとすれば、pour は "poar" に なるだろう。

そして、morning と mourning の区別が できることになる。

mourning を "moarning" と 書けば 規則的になる。

このような区別は、いまのところ、TSR には ないのではないか?

同音異義語の区別を重視する 穏健派の英語つづり字改革案 なのであれば、or, ore, oar の区別は、できたほうがいい。


英語つづり字改革案ルール変更(TSR)

2023年08月08日 | 理想的な英語つづり字改革案への道

英語つづり字改革案 "Traditional Spelling Revised" に ついて。

2023年6月に、ルールが かわったらしい。(そのあと、8月に みてみたら、また すこし かわっていた。)

2023.4.
https://web.archive.org/web/20230420202846/https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrfullguidance0622-misc.pdf

2023.8.
http://spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrfullguidance0622-misc.pdf

変更点については、つぎのリンクさき の さいごのページに のせてあった。

ANNEX D 
SUMMARY OF MAIN CHANGES SINCE EDITION OF JUNE 2022 

eye と super の つづりを そのままにすることになった。それまでは、不規則な eye の つづりを どのように なおすべきか はっきり きまっていなかった。super は、"sooper" に なってしまうかもしれなかった。

-ange- の a (ex. change)を そのままにしておく。ただし、 flange は <flandge> に、anger は "angger" に、かわる。

-ore の e を そのままにする。for と fore の 区別を みとめるように なった。or と ore の 区別も できる。

-ive の e を そのままにする。(ただし、形容詞の live を そのままにして、動詞の live は "livv" に する らしい。)

theory を the-ory のようにハイフンをつかっていたが、eo は e と o をわけて発音するので、つかわなくてもよいということになった。

2023.10.【ツケタシ】
https://www.spellingsociety.org/uploaded_iesc/tsrcompleteguidanceoct23-misc.pdf

-ive の e については、すぐまえの母音のよみかたが「みじかい」ときは、カットします。かつてのルールに もどりました。

 

くわしくは、ウェブで。もとい、リンクさき にて。

 


でだし の よまない もじ を のこしてほしい

2023年08月07日 | 理想的な英語つづり字改革案への道

英語つづり字改革案 "Traditional Spelling Revised" に ついて。




hour, knight, knot, wring, write を
'our, 'night, 'not, 'ring, 'rite と かいて、
 our,  night,  not,  ring,  rite と 区別する なんて、
正気の沙汰ではない。

hour と our
knight と night
knot と not
wring と ring
write と rite

でだし の よまない もじ を のこした まま、つづり の くべつ を しよう。

TSR は、穏健派 の つづり字改革案 だった はず なの だから。


bear, wear を bair, wair に

2023年08月06日 | 理想的な英語つづり字改革案への道

dear, fear, gear, hear, near, shear などをそのままにして、

bear, wear を bair, wair に かえてしまえばいい。

英語つづり字改革案 "Traditional Spelling Revised" では、そのようにするはず。

 

だが、pear を pair とは書けないだろうし、pare とも書けないだろう。"peir" が いい か?

tear は、tear「なみだ」をそのままにして、tear「ひきさく」を "tair" に?