英単語のつづりと発音の不一致: フォニックスと「つづり字改革案」

分割ダイグラフ不使用。ダイグラフ・トライグラフ、OUGH,AUGHなどの不規則是正。二重子音字も接尾辞も維持。

裏設定・裏話など、そして作品での登場人物の一覧

2024年09月29日 | 異世界で英語正書法改革~テンプルフロンティア~

文字がカタカナしか存在しない異世界。だが、地球出身者の頭の中には、ラテン文字の知識があった。

カタカナを日本語専用の文字にもどす。異世界での英語カタカナ正書法の普及を阻止。そして、英語にはラテン文字での正書法をあてがう。ただし、地球世界の英語の正書法をそのままつかうのではなく、サウンドスペルのルールを緩和して普及させたい。

もともと、テンプルフロンティアの名前は、「寺」と「拓」をもとにしたものであった。

突然の「転生」なので、地球世界での「死」をともなう。まさに「寺」との親和性がある。「拓」は、「開拓」を連想させる。

「寺」と「開拓」で「テンプルフロンティア」である。

「寺」なので、「テラフォーミング」である。

「テンプルフロンティア」内の「テンプルスクール」の中心人物の名前を「寺内タクミ」(由来は「寺内タケシ」)からテラナカ・タクヤ(寺中拓弥)へと変更。

ちなみに、実在のテラタク先生もギタリストだったとのこと。(なお、なまえの似た能楽師の寺澤拓海とは無関係の別人である。)

「テンプルスクール」は、カタカナでの英語正書法改革に関係する組織である。

それとは異なる方針の「シルバースクール」は、商人シルバーソウルの資金による組織。異世界でラテン文字による簡易化スペリングをひろめるのが目的。異世界と地球世界で商売をする際、両者の英語の綴りの相違点を最小限にしたい。よって、サウンドスペルをそのままつかうようなことはしない。しかし、あるがままの英語正書法を異世界に持ち込むこともしない。

本家サウンドスペルの中心人物はエドワードだった。地球世界でのエドワードの死後、本家サウンドスペルのルールは、後継者の手によって変更された。

のちに、「テンプルスクール」と「シルバースクール」と「かなもじユニオン」の組織のメンバーが、音楽を通じて交流することになる。そして、歌詞カードには、ひらがな・カタカナ・ラテン文字が つかわれるようになる。「テンプルフロンティア」の カタカナ支配は、いずれ おわる。

「テンプルフロンティア」とは、異世界カイベシア(Kiybessia)の一部である「テラトキア」の別名である。-iy- は、/アイ/ の音をあらわす。



文字がカタカナだけの異世界などありえない
https://kakuyomu.jp/works/16818093084787708253

【キャラ】(2025.2.現在)

☆ロン・ターマ――異世界から来て、潜在的魔力量を持つテツカズをスカウト。父親はカーメリア人。母親はシューラ大陸のカーチュ人。姉はロン・メイ。
☆ヤスイ・テツカズ(安井鉄和)――安全第一の井の中の蛙。自分自身をベースにしてターマに分身をつくってもらい、本人は地球世界にとどまる。のちに、時間的余裕があるときにかぎり、異世界に行くこともある。
☆ヤスイ・トモキ(安井朋来)――テツカズの分身。遠隔自立幽体。本体であるテツカズが生きているかぎり不死身。防御・移動・回復・水の魔法を使う。のちに、シルバーギルドに加入。ロン・トモキを名乗るようになる。
☆ヤスイ・タダノリ(安井忠則)――テツカズの弟。テツカズの不在時に留守番を担当する。
☆テラナカ・タクヤ(寺中拓弥)――テンプルスクールの重要人物。趣味はエレキギター。電撃魔法を使う。
☆ヒラガ・ナナカ(平賀七香)――かなもじユニオンの重要人物。趣味は音楽。電撃魔法と空中浮遊を使う。
☆ロン・メイ――トモキがテラトキアの図書館で出くわした人物。父親がテラトキア人。母親はカーチュ人。妹はロン・ターマ。
☆シルバーソウル――交易商人。シルバースクールとシルバーギルドの重鎮。
☆ルル・ピエカロ――ネイティブカイベシアン。地球出身者がカイベシアに持ち込んだ「共通語」をいぶかしく思っている。ユウエセイ思想に毒された幼馴染に暗殺され、のちに転生賢者のブンタとなる。
☆ホシノ・ケンジ(星野賢治)――ブンタが人間に転生したときの名前。魔法アイテムの店をまかされている。
☆オッペンバービー――北カーメリア大陸の独裁者。ブルーヘキサゴンも大量移民も容認している。
☆キリフ・ダンプ――北カーメリア大陸の独裁者。ブルーヘキサゴンを黙認しつつ、大量移民は歓迎しない。
☆イミーブン――どこかの企業のトップ。英語カタカナ正書法を忌み嫌い、テラトキアを恩知らずだと認識している。
☆コペルシュタイン――なぞの科学者。