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英単語のつづりと発音の不一致: フォニックスと「つづり字改革案」

分割ダイグラフ不使用。ダイグラフ・トライグラフ、OUGH,AUGHなどの不規則是正。二重子音字も接尾辞も維持。

よまない もじ も やくにたつことがある

2023年08月03日 | はつおんどおり も ほどほどに

よまない もじ を ふくむ たんご が ならんでいる。



hour と our の ちがい、match と mach の ちがい、knew と new の ちがい、knight と night の ちがい、knot と not の ちがい、two と to の ちがい、whole と hole の ちがい、wrap と rap の ちがい、などなど。

英語は、音の明晰さをうしなっているので、よまないもじをつかって いみ の ちがいを くべつ したりすること も ある。

soften の t も、soft とのつながりをしめすためには、のこしておいたほうがいいのかもしれない。

often の t は、発音することもあるし、oft とのつながりをしめすのもあるし、のこしておいたほうがいいだろう。


lightening と lightning の つづり と いみ の ちがい

2023年08月02日 | はつおんどおり も ほどほどに

この2つは、発音は おなじ。でも、つづり も いみ も ちがう。



lightening の ほう は、lighten に -ing が ついている。
enlightenment と むすびつけておぼえるのが いい と おもう。


https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/lighten/

https://dictionary.goo.ne.jp/word/en/enlightenment/

 


hymn, autumn, column の "n"

2023年07月08日 | はつおんどおり も ほどほどに

hymn, autumn, column の "n" は 発音しないが、うしろに 接尾辞が つくと "n" を発音する。





つづりを「め」で みて チェック

2023年07月05日 | はつおんどおり も ほどほどに


つづり の ちがい が いみ の ちがい を あらわす。

そのような ばあい も たしかに ある。


英語の国名は「チェキア」に、チェコ政府が声明
2016年4月15日 15:58 発信地:プラハ/チェコ [ ヨーロッパ チェコ ]
https://www.afpbb.com/articles/-/3084108

【4月15日 AFP】中欧のチェコ政府は14日、外国語での国名呼称について、正式名称ではあるが長々しい「チェコ共和国(Czech Republic)」に代わって「チェキア(Czechia)」を用いてほしいと要請する声明を出した。

 


つづり だけ で くべつ される おなじ発音の単語

2023年07月04日 | はつおんどおり も ほどほどに


soft C とか、ps- の サイレントp とか、/k/ をあらわすつづりのパターンとか、のこしつつ、つづりと発音の不一致を緩和する方法は ないものだろうか。

つづり字改革案SR1の5つのルールなら、もしかしたら。


cynophobia, Sinophobia

2023年07月03日 | はつおんどおり も ほどほどに

Sino- と syn- は よみかた が ことなるが、cyno- と Sino- は おなじ よみかた。




foul と fowl の つづり の くべつ など

2014年01月23日 | はつおんどおり も ほどほどに

英語の つづり は、書くときに とまどうことも すくなくない。

たとえば、cloud では "ou" なのに crowd では "ow" だったり、
noun では "ou" なのに renown では "ow" だったりする。

書きかたを もっと 単純に できないか。

しかし、それをやってしまうと、foul と fowl の くべつ が できなくなってしまう。

この両者の つづり の くべつ は 有用であると おもうが、たいていの (表音主義 の) つづり字改革案 では おなじ つづり に なってしまう。

たとえば、表音主義 寄り の "SoundSpel"「サウンドスペル」の 場合 を みてみる。

aloud は そのまま、allowed は "alowd" に なる。

だが、foul と fowl は、ともに "foul" に なるのだ。

(ところが、flower と flour の つづり の ちがい は そのまま たもたれる。)


chowder を chouder に 変えると?

2014年01月22日 | はつおんどおり も ほどほどに

一日一語 の 綴り字改革運動 の サイト へ 行ってきた。

http://simplerspelling.tripod.com/index.html
http://simplerspelling.tripod.com/arc14-1Q.html

ひとつ 引用する。

Friday, January 17, 2014: "chouder" for "chowder"

This Food Friday, let's fix the name of a popular soup. OW is ambiguous, sometimes being pronounced as long-O ("know", "stow", "grow") and equally commonly as the OU-sound ("now", "plow", "scow"). The pronunciation in today's word is the one in "louder" and "prouder", so let's spell it that way: "chouder".

OW よりも、OU のほうが 読みかた が わかりやすいと?

d の まえに かぎって いえば、"ow" も "ou" も「アウ」/au/ と 読むのが ふつう で ある。

つまり、chowder を chouder に 変えても、読みかた が わかりやすくなるとは かんがえにくい。

ふつうに かんがえたら、"ow" は 「アウ」/au/ と「オウ」/ou/ の 2しゅるい の 読みかた が あり、knowledge のような 特殊例外は ごく わずか で ある。(そして、bow や sow のように それぞれ おなじ つづり で 読みかた が ことなる べつの 単語が ある 場合 も ある。)

それと くらべて、"ou" は、south, southern, sought, soul, soup, should など、読みかた が いろいろ ある。

あいまいさ と いうことで いえば、ow よりも ou の ほう が よほど あいまい な はず だ。



"I don't no." と いう 書きかた

2013年11月12日 | はつおんどおり も ほどほどに

先月の下旬、どこかの 民放テレビ局が、"I don't know." と すべきところを 
あやまって "I don't no." のように 字幕で 表示してしまったという 話題が あった。

(フジテレビがテロップで「I don't no」)

たしかに 正式な英語 ではないが、実際に つかわれることも あるようだ。

この場合は、don't の 直後に no が あるので、すぐに know だと わかる。意味を とりちがえることは ない。

だから、I don't know. を I don't no. と 書く人は かなり いる。

だが、I know ... を I no ... と 書く人は、あまり おおくは ない だろう。

know と no が おなじ つづりに なってしまうと、本当に 読みにくくなる。

しかし、よぶんな 文字は 書かない と いう ルールの もとに、know を かならず "no" と 書くような 英語つづり字改革案が あったとしたら どうだろうか。

じつは、そのような つづり字改革案も すでに 存在 する。あるいは 存在 した。e-speec.com が そうだった。

そして、「改革案もどき」である スペリングソサエティーの 「ハウススタイル」も そうなのである。

まだ "kno" は ゆるせる。すぐに know の ことだと わかるし、no との くべつ も できる。

しかし、know を no と 書くのは 読みにくいだけだ。

このような つづり字改革案 や 改革案もどきを 支持する 人たちは、「文脈で 判断できる」とか 「そもそも 会話では つづり の くべつ など なくても 意思疎通が 可能ではないか」 などと 言ってのける。back, bar, if などは 意味が いくつも あるのに おなじ つづり で もんだい ないではないか、などと 言われると ことばを うしなう。

meter と metre の つづり の くべつ は なくてもいいと おもう。

tire と tyre の つづり の くべつ も べつに なくても かまわない。

しかし、no と know の くべつ は ひつよう で ある。

表音主義の「サウンドスペル」でさえ、"no" と "noe"(know) のように つづりを くべつ している ほど だ。

だが、この 方法 では night と knight の くべつ が できなくなってしまう。
white night と white knight の くべつ は すてがたい。
やはり、k の ある・なし に よって くべつ できた ほう が いい。

英単語 の でだし の 読まない文字 には 存在意義 が あるのだ。


こういうのも 発音どおり の つづり字 の うちに ふくまれるのか

2012年02月20日 | はつおんどおり も ほどほどに

先日、"to rite down" で 検索 したら、つぎのような 文を みつけました。

http://help.com/post/423854-hii-think-i-am-sepost-to-rite-down

hi,i think i am sepost to rite down my problems…

 

.so i have a problem with girls in my class they are very bossy what shall I 
do for make them stop beeng so bossy , they act like if they are 16 but 
they are just 13!!!! what can you soggest me to doo for make them stop 
thinking to be better than anyone else? they think they are so cool but 
for school trips whear my class sleeps in a hotel they miss thear mummy 
so much and they are on the telephone all the time with their mummy!!!
in that point they are so little because pretending to be bigger and jump 
your real age for me it make ’s your very little they don’t know that i am 
better than them they just woulden’t belive things i did in my life…. 
please help me because it’s 8 ears they are in my life what shall i do?


上記で つかわれた つづり 辞書に のっている つづり
"sepost" supposed
"rite" write
"beeng" being
"soggest" suggest
"doo" do
"whear" where
"thear" their
"woulden't" wouldn't
"belive" believe
"ears" years

一応、こういうのも 発音どおり の つづり字 と いうことに なってしまうのでしょうか?

もしかしたら、発音どおり の つづり字 と いう かんがえかた に 対して 拒否反応を しめす 人は、こういうのを おもいうかべるのかもしれません。


シカゴ・トリビューンの "sane" spelling list

2012年02月18日 | はつおんどおり も ほどほどに

もう だいぶ まえ の こと ですが、『國弘流英語の話しかた』(1999 たちばな出版) を 読んでいた とき に、

英語の綴りと発音の関係は本国人にとっても難しく、だからこそ様々な綴り字改革運動があるのです、と いう ふう な 内容 の 文 が あって、シカゴ・トリビューン の こと に ついて 言及してあったのですが、Wikipedia を 見ても、サイト に 行っても、つづり字 に ついて の 説明 は ありませんでした。

 

ところが、つい先日、こういうの を みつけました。

 

Don't be agast (or even aghast)! Tribune once trifled with standard spelling Burocrat, iland and frater all had limited staying power
http://articles.chicagotribune.com/2012-01-29/site/ct-per-flash-simplespelling-0229-20120129_1_spelling-texting-tribune
January 29, 2012|By Stephan Benzkofer
For more than 40 years, the Tribune crusaded against an "unspeakable offense," a "monster cruelty": English spelling.
From Jan. 28, 1934, to Sept. 28, 1975, the newspaper adopted a system of simplified spelling, a cause dearly felt by publisher Col. Robert McCormick.

 

シカゴ・トリビューン が 単純化 した 綴り字 を 使用 していたのが 1934年 から 1975年 だ と いう こと が わかりました。そして、当時 つかわれていた つづり が どのような もの で あった か に ついて、ごくごく わずか ですが 単語表 らしき もの が ありました。

 

More examples from Tribune's "sane" spelling list

Advertisment (for advertisement)

Agast (for aghast)

Aile (for aisle)

Bailif, sherif, staf, tarif (for bailiff, sheriff, staff, tariff)

Bazar (for bazaar)

Controled (for controlled)

Controler (for controller)

Criscross (for crisscross)

Distaf (for distaff)

Extoled (for extolled)

Fantom (for phantom)

Frate (for freight)

Frater (for freighter)

Gally (for galley)

Genuinly (for genuinely)

Hammoc (for hammock)

Hassoc (for hassock)

Hefer (for heifer)

Hemloc (for hemlock)

Indefinitly (for indefinitely)

Instalment (for installment)

Lacrimal (for lachrymal)

Lacrimose (for lachrymose)

Missil (for missile)

Monolog (for monologue)

Pully (for pulley)

Rifraf (for riffraff)

Rime (for rhyme)

Subpena (for subpoena)

Warant (for warrant)

 

二重子音字 が 二重 で なくなって いたり、読まない 文字 を 省略 して いたり、ph が f に なったり、マジック e に よる 単純化 が あったり、語末 の e の 省略 など、いろいろ です。