〔母音字+子音字1つ+無音の-e〕の場合、ストレスのある母音字は「長音」(=「アルファベット読み」)です。
fake, mete, nice, code, fuse
style の y のような場合は i の「長音」(=「アルファベット読み」)と同じ発音です。
これと同じように、〔母音字+子音字1つ+-le〕のときも、ストレスのある母音字が「長音」(=「アルファベット読み」)になります。
cable, maple, table, rifle, title, cycle, noble, ruble, scruple
〔「イー」+子音字1つ+-le〕のときは、ea や ee を使って、eagle, (measles,) treacle, beetle, needle, steeple, wheedle のように書かれます。
特殊例外としては people があります。フォニックスの観点に立つならば peeple のほうが類推上は好ましい。
(ネット上の発音通りの綴りとしては、読まない o を落としただけの peple もあるようです。)
〔母音字+子音字2つ+-le〕の場合、ストレスのある母音字は「短音」(=「音読み」)です。
battle, cattle,
kettle, pebble,
fiddle, little, kindle,
bottle, throttle,
bubble, muddle, jungle.
例外をルールに合わせて書きなおしてみましょう。
treadle, couple, double, trouble, subtle などのように、読まない文字をふくんでいる場合、その読まない文字を削除して、-le の前の子音字を二重にします。直前の母音字が「短音」であることを明示するためです。
treadle ≫ treddle
couple ≫ cupple
double ≫ dubble
subtle ≫ suttle
jostle ≫ jossle
そういえば、treble と triple は、-le の直前の子音字がひとつなのに、ストレスのある母音字は「短音」です。このような場合は、trebble, tripple のように書いたほうが、よみかた が わかりやすくなります。
triple は、つづり が trifle と にていますが、i の よみかた が ちがいます。