英単語のつづりと発音の不一致: フォニックスと「つづり字改革案」

地球世界との交易のため、異世界英語を正書法改革。分割ダイグラフをつかわない。表音主義をさける。二重子音字も接尾辞も維持。

はつおん と もじ を むすびつけよう

2009年06月17日 | はつおん と もじ を むすびつけよう

はつおん きごう(発音記号)は ローマ字の よう な もの です。じしょ(辞書)に よって たしょう(多少)の ちがい は あるにせよ、おなじ きごう は おなじ よみかた です。(ここでいう「はつおん きごう」は 英和辞典で いっぱんてきに つかわれている IPAを さすものとします。)

しかし、英語の つづり は ちがいます。おなじ もじ でも 単語に よって よみかた が ことなります。そのために はつおん きごう で 単語ごとに よみかたを かくにん します。この 単語 は こう 書く、発音 は はつおん きごう で こう よむ、と いった ぐあい に。

 しかし、はつおん きごう が よめても 英語の つづり と むすびつかないのでは こまります。

よみかたを しっている 単語を てがかり に して はつおん きごう の よみかたを りかい し、はつおん きごう と はつおん が むすびついたのなら、それでよし と せずに、はつおんを つづり(もじ表記)と むすびつける ひつよう が あります

おと が きこえたら、はつおん きごう を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する つづりを おもいうかべた ほう が、単語 が おもいだしやすい でしょう。しらない 単語の ばあい でも つづり が すいそく しやすく なります。(おと だけ で いみ が りかい できる ばあい は、こんなことを する ひつよう は ありません。)

「エイ」と いう おと が きこえたら、発音記号の /eɪ/を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する a, ai, ay などの つづりを おもいうかべます。ときには ei, ey です。

「イー」と いう おと が きこえたら、発音記号の /i:/を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する e, ea, ee などの つづりを おもいうかべます。ときには -ie, -y です。

「アイ」と いう おと が きこえたら、発音記号の /aɪ/を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する i, -ie, -y, -ye, -igh などの つづりを おもいうかべます。buy, guy, eye, aye などは、まるあんき です。

「オウ」と いう おと が きこえたら、発音記号の /oʊ/を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する o, oa, -oe などの つづりを おもいうかべます。ときには ow, oh です。

「ユー」と いう おと が きこえたら、発音記号の /ju:/を おもいうかべるのではなく、その おと に たいおう する u, -ue, eu, ew などの つづりを おもいうかべます。

ただし、つづり と はつおん の かんけい が 変則的な 単語 の ばあい には、うえ に かいた よう な こと は つうよう しません。