Four Season Colors

現代詩とスポーツ、エンタメ、時事など雑文を掲載
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病みつきアディクティヴ

2024-06-27 | 
始まりの台詞を口にして

見慣れたオープニングの

メロディに身を委ねれば

必ず約束された裏切りに

いつもあんぐり口をあけ

前後に揺れてうなり声で

終わりが気に入らないと

数度目のエンディングも

飽きもせず口をとがらす

望みやしないアンサーが

病みつきアディクティヴ

百英雄伝ークリア後の感想3ー

2024-06-24 | 雑文
(つづき)そして、幻想水滸伝でいう紋章と
協力攻撃である、ルーンと英雄コンボもまた、
よろしくない。

百英雄伝のルーンは、属性魔法を中心にそれ
なりに種類は揃えてはいるが、揃えているだ
けになってしまっている。

属性魔法は、回復魔法は使うにしても、その
他の攻撃系、補助系ともに使わなくてもなん
ら問題がないし、単に弱いしMPもない。

回復魔法に至っても、別にアイテムで十分で
あるし、行動順が遅くなる場合には、むしろ
アイテムの方がよくなってしまう。

というよりも、魔法攻撃力が強いキャラは、
ほんの一部を除いて、HPと防御力が低すぎ
て、理不尽な戦闘不能が頻発する。

幻想水滸伝にあった、合体魔法というステキ
なシステムがないのも残念だった。

特殊攻撃系のルーンも使えるものが少なすぎ
るし、ステータスアップは当然に付けるだけ
で、それにより個性にはならない。

更に悪いのは、キャラクター固有のルーンが、
これまた本当に魅力がないし、多くは大して
使えないし面白味もない。

そして、協力攻撃もとい英雄コンボによる複
数キャラ攻撃も、行動順の遅延を考慮すると、
個別に攻撃した方が良いことすら多い。

適正レベルであれば、ボス戦はわりと頻繁に
(自分は)回復も必要であり、複数人で攻撃
する機会は、進めるほどに減る。

ともなれば、結局、物理攻撃と物理防御の高
いキャラクターの物理攻撃と回復アイテムに
よる戦いが楽になる。

さらに戦闘関連で一番の、最大の問題は、群
雄劇、戦闘プレイアブルキャラクターの数が
売りのゲームでの、キャラクター縛り。

あろうことか、メインシナリオで頻繁にパー
ティ強制のキャラクターが多く、しかも、同
じキャラクターが何度も強制される。

酷い時には、6人中5人が強制キャラクター
になることもあり、そのキャラクターの性能
バランスも恐ろしく悪い。(つづき)

エルブアブ

2024-06-20 | 
ハーブ畑の小高い丘で

小さな編込みかご抱え

小口で少しつまみ食い

上白糖入り小さな瓶と

季節を届ける小さな葉

曲がりくねった小径を

小さな運動ぐつ履いて

小走り坂を駆け下りる

上機嫌な小さな帽子と

季節よ届けて小さな葉

百英雄伝ークリア後の感想2ー

2024-06-17 | 雑文
(つづき)そもそも、世界観も、地理も、ル
ーンやレンズの設定も何ら説明もなく、最初
から当然のように頻出し、進行する。

そのうち分かるのだろうなと思って進めるも、
そのままエンディングに至り、結局この世界
のことはよく分からないまま、没入もできず。

きっちり勧善懲悪は好みの分かれるところで
あるが、敵キャラクターがあまり魅力のない
ことも、少ないこと寂しくあった。

さて、大問題のシステムについては、もう、
本当に良いところがない。

UIはもっさりとしていて、操作性もよろし
くなく、反応も芳しくないが、これは自身が
中年かつ、PS4版だからの可能性あり。

しかし、言い逃れのできないのは、やはりロ
ード時間が頻繁に長すぎること。

プレイ直後の感想では、慣れで気にしなくは
なる(ならない、ではない)などど書いたが、
完全なる誤りで。

確かに、最初の方はゲームそのものが新鮮で
もあり、経験回数も少ないから、許容できた。

が、町で建物に入る度に超絶ロードが入れば、
まず、建物に入ることを躊躇しはじめる。

戦闘の度の超絶ロードも、序盤はまだ戦闘が
楽しいし、ダンジョンも簡易であるから、許
容できた。

が、途中からは不要な戦闘を避ける(逃げる)
だけでも超絶ロードが入り、ダンジョンもギ
ミック並行での超絶ロードになる。

エンカウントを避ければと言うかもしれない
が、それはユーザーが負うことではない。

それでも、戦闘が楽しければ、本当に多少は
マシだったかもしれないが、残念ながら戦闘
もそれほど楽しいものではない。

バランスもよろしくなく、ハードモードとは
いえ、キャラクターの防ぎようのない理不尽
な戦闘不能がそれなりに起こる。

主に集中攻撃による現象であるが、問題は防
ぎようがないことによるストレス。(つづく)

島渡

2024-06-13 | 
白いカモメが島へ渡る

晴れた日に見える島へ

淀みない波の隔つ島へ

日焼け笑顔の輝く島へ

白いカモメが島へ渡る

沈んだ日の隠れる島へ

眠らない波の響く島へ

日焼け寝顔の満つ島へ

白いカモメが島へ渡る